月別アーカイブ: 2018年11月

遊休農地の活用(5)道普請と古瓦のリサイクル

今春から新たに管理することになった畑(約3畝半)は自宅から少し離れているため(400m程度)、草刈りなどを行うときは軽トラに刈払機など積んで行くようにしています。

そして、畑に隣接する道は未舗装で、しかも私がここで軽トラを方向転換をさせるため、雨が降ると道がぬかるんで酷いことになります。
自転車やバイクだと乾燥後に残る轍にハンドルを取られかねませんので、酷くなる前に手当しておいたほうが良さそうです。

こうした道普請は地域の共同作業で砂利を置いたりしているのですが、面積が広いため水田のほうを優先せざるを得ず、畑のほうまでは時間的にできない状況になっています(今年は有志で後日実施)。
今回の場所は私にも責任がありますので、自宅から砂利を運んで轍を埋めておくことにします。

砂利は昨年、排水路を整備した際の残土をネットに入れて雨晒しにしてあるものがあります。

雨で土が流れ、ネット内に砂利だけが残るだろうと言う目論見です。

ところが、現地に運んで敷き均してみると、目論見は外れて土が混ざったままです。

このため、降雨後には元の木阿弥に・・・。

砂利は買わなければありませんし、何か身近にある材料を使えないかと思いついたのが古瓦です。
古瓦を細かく砕けば、砂利の代わりになりそうです。

今回使った古瓦は自宅敷地に長年放置されていたもので、おそらく昔の納屋に使われていたものだと思います。
納屋が建てられた当時(明治or大正)は町内で瓦の製造が行われていましたので、この古瓦の原料である粘土も町内で採土されたものであるはずです。
今回、道普請用の材料として使えば、再び町内の土として還してあげられることになります。

軽トラで運び、敷き均します。

軽トラはダンプ仕様なのですが、こうした場合に便利です。

降雨後に確認すると、今度はしっかり締め固まって良い感じです。

せっかく畑まで来ましたので、ひと作業してから帰ることに。
今春、山側から畑に侵入していた笹を刈りましたが、再び成長しているため低い位置で刈っておきます(3年程度続けると後退するはずです)。

刈払機を用いるため邪魔になる枯れ枝は前もって1箇所に集めておきました。

これもそのままにしておけば来夏には蔓草が絡みついて厄介なことになってしまいますので、持ち帰ってボイラー(ATOウッドボイラー)の燃料として焚くことにします。

瓦を土地に返しに行ったら、その代わりに柴を貰って帰ってきたと言ったところでしょうか。

庭木の剪定(27)マキの剪定と播種

前回、裏庭にある大きなアオギリを思い切って寸胴切りし、小さく仕立て直しました。

10月初めから始めた庭木の剪定も今シーズンはこれで完了です。
アオギリを別にすると(落葉を待って剪定)10月中には剪定を終えていましたので、剪定に要した時間は1日1時間(朝活)として計30時間程度になります。
4、5年前はこの倍程度の時間がかかっていましたので(植木屋さんに頼んでいたときで6〜7人工×8h)、以前に比べて相当縮減できたことになります。
その要因は、やはり庭木の伐採により本数が減ったことが一番大きいです。

自分のことだけを考えれば楽になって万々歳なのですが、その一方で伐採した樹木1本1本が果たしていた役割(地球環境から敷地のまで)はとてつもなく大きかったはずです。
このため、伐採した以上に新たに植樹したいと思っているのですが、植えたものを庭木として仕立てれば、いずれ剪定に四苦八苦してしまうことになります。
そこで、植樹は無剪定を前提にして畑や山に行うことにするつもりです(果樹を含む)。
屋敷内(庭を含む)については全く無剪定とはいきませんので、手間を要さず、木にとっても負担の小さい刈り込みにより剪定できるものを考えています。

その候補のひとつが(イヌ)マキです。
マキは既に生垣としてあり、年2回(春&秋)刈り込みにより剪定を行っています。

延長がある割には手間がかからず、剪定により畑のマルチ材(枝葉)が大量に得られるのも良いと思っています。

ところで、このマキ垣の剪定は10月下旬に行ったのですが、そのとき女木(雌雄異株)に果実がついているのを見つけました。

下写真のとおり緑と赤の団子状になっていて、緑色のほうが種子になります(右はハナミズキの果実)。

これを播いておけば来春に発芽し、いずれ苗木として植樹できるかもしれません。

ちなみに、春には剪定した枝葉を使って挿し木を行ないました。
現在の状態が下写真(朱色矢印は無関係)で、枯れてはいないものの活着するか微妙なところです。

マキの挿し木は難しいような感じで、おそらく植木屋さんは実生で苗木を栽培しているのかもしれません。

と言うことで実生でもチャレンジすべく、女木の近くに落ちている種子を拾ってきました。

とりあえず育苗ポットに播種しておきます(来春発芽するようならば竹製ポットに移植するつもり)。


(奥側はハナミズキ)

今年も夏の草刈り、そして秋の剪定をなんとか乗り切り、ヤレヤレと言った今日この頃です。
あとはマキやハナミズキが発芽してくれるのを春まで寝て待つことにしましょう(^_^)

庭木の剪定(26)アオギリのずん胴切り剪定

前回、マキやモッコクを低く仕立て直しました。
ほかの庭木も剪定を進め(昨年までと同様のためブログは省略)、前庭については無事完了しました。

前庭は完了したものの、我が家には裏庭もあります・・・。
せめてもの救いは、裏庭で秋に剪定しなければならないのは下写真の大きなアオギリだけだと言うことです(これまでに伐採による萌芽更新を行ったり、剪定時期を春に分散させました)。

ちょうど紅葉していますが、アオギリの紅葉期間は短くて直ぐに葉を落とします。

以前、このアオギリは主屋(上写真で右側)と近接していたのですが、3年前の改修工事において主屋を減築して1間(1.8m)控えたことで主屋との間にスペースができ、剪定もしやすくなりました。
しかし、植木用三脚で届く高さではないため、木に登って剪定しているような状況です(安全帯着用)。

また、このアオギリは1本の太い幹が直立する樹形をしていますが、3年ほど前、幹の途中から胴吹きし、そのままにしておいたところ大きくなってきました(下写真で朱色矢印)。


(壁塗り時に撮影したもので、室内側から撮影)

この胴吹き枝を生かし、幹のほうを思い切って低く切り詰めることができれば、剪定時に高いところに登る必要もなくなります。
しかし、ずん胴切り(下枝がない状態で幹を切る)に近い剪定になり、木に大きな負担を掛けてしまいます。

ところで、アオギリと言えば、広島で被爆したにも関わらず翌春に芽吹き、現在も生育していると言う「被爆アオギリ」が思い浮びます。
アオギリは原爆にも耐えられるほど生命力の強い木なのでしょう。
その生命力の強さに期待し、思い切って、ずん胴切り(に近い)剪定を行なうことにします。

主屋やほかの庭木が近接しているため、先に枝を切り落としておきます。

胴吹き枝の直上をチェーンソーで切り込んで伐倒。

切り口の年輪を数えてみます。

年輪が詰まっていて数えにくいですが90年はあるようです。
ひょっとすると主屋(1911年築、107年)を建てたときに植樹したものなのかも?
しかし、こんなに近接しては植えないでしょうから、主屋よりも古いのかもしれません。

いずれにしても長い年月をかけて成長してきたものですから、伐ったものも大切に使わねばなりません。
幹は薪や丸太椅子にするため玉切り(DIY製材には太過ぎました)。

葉は畑のマルチ材とし、枝は焚き付け材とします。

ちなみに、アオギリの樹皮は上写真のとおり緑色をしています(枝でも光合成)。
樹皮が青く、葉っぱがキリの葉に似ているため、アオ+ギリと名付けられたのでしょうね(キリとアオギリは別物)。