月別アーカイブ: 2017年11月

竹ボイラーの導入(10)掘削と架橋ポリエチレン管

前回、パイプを地中埋設する箇所の土間コンをハツって撤去しました。

土間コンを撤去できましたので、パイプを敷設する深さまで地面を掘ることにします。
パイプは下図(断面図)のとおり敷設しますので、底が土間コンの天端より250mm下になるようにします。


(左:4条並列区間、右:ボイラー付近の2条並列×2区間)

4条並列区間は屋外で土が適度に湿っているため容易に掘れます。

続いてボイラー付近の2条並列区間ですが、こちらは屋内で土(粘性土)が乾いてカチカチのため大苦戦。

倉庫の基礎コンクリートの下は、横から鉄の棒で突きながらトンネル状に掘りました。

これでパイプを敷設できる状態になりました。
ここで、敷設するパイプの種類(管種)について簡単に触れておきたいと思います。
パイプには多種多様のものがありますが、DIYで馴染みが深いのは何と言っても塩ビ管です。
昨年、井戸ポンプを設置した際も塩ビ管(VP20A)を用いましたし、この井戸配管から先般、ボイラー向けの給水管として取り出したのも塩ビ管です。
塩ビ管は安価で施工も容易なため、今回も塩ビ管を使いたいところです。
しかし、塩ビ管は耐熱性で劣るため、ボイラーの配管としては使うには問題があるのです。
給湯に使うだけであれば(ミキシングバルブで温度の上限設定)、塩ビ管でも耐熱性のあるもの(HT管)を使えるのですが、今回は暖房用に温水を循環させることからHT管でも不十分です。


注:素人の私がまとめたもので、思い込みや誤りがある可能性「大」です。

耐熱性では塩ビ管などの樹脂製のものよりも金属管が優位になります。
実際、給湯用の配管に銅管を使うことは珍しくありません。
しかし、銅管は比較的高価であるだけでなく、今回のように地中埋設する場合には防食の検討を要することからハードルが高いです(ボイラー周りは銅管を使用します)。

そこで、耐熱性に優れ、かつ比較的安価なものとして浮上するのが架橋ポリエチレン管です。
架橋ポリエチレン管は現在、宅内配管で主流になっていることもあり、入手も容易です。
また、架橋ポリエチレン管は床暖房の熱交換器として使用されることもあり、耐熱性が期待できます。
このため、架橋ポリエチレン管を採用することにしますが、問題はDIYでの施工事例がネット上に皆無なこと。
訳のわからぬまま協会の設計(施工)要領を片手に作成したのが下図です。

設計のポイントは、架橋ポリエチレン管は可撓性を有する(ある程度曲がる)ため、基本的にエルボ(曲管)を使わず配管します(結果、途中に継手を設けないため、施工ミスによる漏水の防止に繋がります)。
このため、上図の配管ルートで方向を変えるところは円弧状の曲がりとしています(設計要領に基づき曲げ半径R=450mm)。

また、地中埋設箇所から立ち上げて土台を伏せ越しする箇所についても、下図のとおり緩やかな曲げ配管になるようにしています。

従って、今回の場合は架橋ポリエチレン管4本を敷設するだけで済み、それぞれの起終点に既設管やバルブを接続できるようにネジ式のアダプターを取り付けることになります。

<続きます>

竹ボイラーの導入(9)土間コン撤去とリサイクル

前回、既設の井戸配管からボイラー向けに給水管を取り出しました。

引き続き配管していきますが、倉庫(ボイラーの設置場所)と主屋との間については土間コンが打たれているため、ここにパイプを敷設するためには、まず土間コンを撤去する必要があります。

そこで土間コンを撤去することにしますが、配管後に土間コンを復旧することを考えると撤去範囲は最小限に抑えたいところです。
この区間にはパイプを4条(水、湯、暖房往路、暖房復路)敷設しますので、各パイプ(口径は15Aを想定、サヤ管でφ28mm程度)を芯々で50mm間隔で並列させるとして掘削断面を描くと下図のとおりになります。

上図より掘削幅が250mmとなりますので、その両側にカッターを入れます。
では、ディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを装着して土間コンを切断します。

凄まじい粉塵が発生し、周囲が真っ白になってしまいました(ゴーグル&防塵マスク着用)。
土間コンの切断も最初はなかなか真っ直ぐに切ることができなかったのですが、慣れると私のような素人でもソコソコ綺麗に切れるようになるものです(定規等は使っていません)。

主屋側は手前で立ち上げて配管する計画ですので、カッターの位置は手前に控えてます。

土間コンを切断できましたので、いよいよハツリます。
先日のブログ記事のとおり、ハツリに用いる電動ハンマーはグリスの交換など事前にメンテナンスを行なっています。

メンテの甲斐もあって無事ハツリが完了。

土間コンは無筋で厚さは30mm程度でしたので、比較的容易にハツれました。
ただ、下写真の緑色点線箇所だけは厚さが150mm程度あって苦戦しました。

そう言えば以前は主屋の下屋が張り出していて、そこに風呂があったのですが、その壁(ブロック積み)の基礎コンのようです。
その風呂は、私が幼少時(昭和50年代)に地元の左官屋さんが作ったものですが、浴室にタイルを組み合わせて花の絵を描いてもらったことを覚えています。
その点、今のユニットバスは画一的で寂しいものです。

さて、コンクリートをハツって困るのがコンクリート殻の処分です。
砕石などとして再利用(自家製RC-40!?)できるように、なるべく細かくハツるようにしたのですが、粒径の大きさで分別すると下写真のようになりました。

このうちの「中」(粒径40mm以下)は、基礎の砕石やコンクリートの骨材として利用できそうです。
「大」については今のところ使い途を思いつきませんが、とりあえず仮置きしておくつもりです(当市の処分場では一輪車1杯程度であれば無料で引き取ってくれるのですが、自己責任として敷地内で再利用するつもりです)。

最も粒径の小さいものは土と混ざっていますので、網袋に入れ、しばらく雨にあてて土を流したうえ再利用しようと思っています。

<続きます>

シイタケの収穫と植菌

今の時期、雨後には裏山に入ってシイタケのホダ木を確認するようにしています。
下写真は3年前にカシの木を伐採して植菌したものですが、昨秋からシイタケがあがるようになっています。

今年は昨年ほどの勢いはありませんが、それでも雨毎にこんな感じであがってきてくれます。

ホダ木は、昨年は収穫時期(秋と春の年2回)だけ自宅まで引き上げてきていたのですが、今年は裏山への小径を設けたことから裏山に置きっぱなしにしています。

幹の太いところは短く玉切りして、木口にも種駒を打っています。
あがり方は少ないものの、木口からもあがるようです。

以上は3年前に伐採・植菌したホダ木になりますが、2年前に庭の老木(シラカシ)をホダ木にしたものは下写真のような現状です。

とてもシイタケは期待できそうにありません。
このホダ木は薪用に玉切りしたものを使いましたので、事前に葉枯らし(原木の水分を抜く)をしていなかったのがダメだったのでしょうか。
まあ、樹齢100年以上で衰弱していましたので、その影響のほうが大きいかもしれません。

昨冬はホダ木を作りませんでしたので、今冬は作るつもりでいたところ、9月の台風21号襲来時に裏山のカシの木が倒れました。


(台風直後に撮影)

危うく、昨冬に植えつけたクリの苗木を巻き込んでしまうところでした。

倒れたカシの木の根元を見ると幹が畑側に前傾していたことがわかりますので、台風の風に耐えきれず折れてしまったようです。

根元からはひこばえが成長していますので、次はこれが大きくなってくれることでしょう(それでも真横にツバキと竹が2本ずつあって密集状態ですが・・・)。

倒れてから約2ヶ月が経過し、現在、下写真のように葉が枯れた状態になっています。

シイタケ栽培で葉枯らしの期間は1〜2ヶ月程度とされていますので、玉切りして植菌することにします。

幹の直径は10cm前後でシイタケのホダ木にするにはちょうど良いぐらいです。

長さ90cmの原木が5本取れました。

植菌用のドリルビットを使って穴をあけて、ゴムハンマーで種駒を打ち込んでいきます。

種駒は100個入り(500円弱)のものをホームセンターで購入してきましたので、原木1本当たり約20個です(標準はφ10cm×90cmの原木で25個)。
ちなみにホームセンターには種駒だけでなく原木まで売っていました(植菌していないもので1本1,000円!)。

全ての種駒を打ち込みました。

裏山に戻して仮伏せ(本伏せ)とします。

ところで、ホダ木にした幹部分以外も有効活用します。
枯れ葉は畑のマルチ材(肥料)として利用。

枝は薪ストーブの焚き付けやボイラー(導入予定)の燃料とします。

台風のお陰と言えばお陰で、いち早くホダ木を作れました。