月別アーカイブ: 2018年12月

里山再生:今シーズン開始と門松作製

5年ほど前から冬の週末には里山の整備を行っています。
例年、この時期に門松用の竹を伐採するのに合わせて作業をスタートしており、今シーズンも同様に竹の間伐から始めることにします。

既に坪1本程度の密度になっているため、今春に筍を成長させた本数相当分を間伐して現状を維持します。

上写真では竹が密集しているように見えますが、上空を仰ぎ見ると下写真のとおり疎らな感じになっています。

そして、間伐した竹を利用して門松を作ります。
詳しい作り方は一昨年にブログ記事にしていますので、今回は手順を示すに留めたいと思います。

  • 大:φ90mm、L=1,200mm
  • 中:φ80mm、L=880mm
  • 小:φ60mm、L=650mm

門松のサイズは下図のとおりとし、元と末の太さの違いを利用して大・中・小のサイズ(後で切り揃える分を見込んで長め)に切り出します。

上部をバンドソー(帯鋸盤)と治具を使って斜めに切ります。

このとき節を挟むようにして切ると、断面が笑顔のように見えるようになります。
上写真のような治具を使うと、前もって切断の始・終点を掴め、容易に節を挟んで切ることができます。

切断完了。

我が家は1対分あれば良いのですが、年々、近所の方などから作ってほしい(竹を組むところまで)と頼まれることが増え、この本数に。

長さが同じになるように切り揃えます。

水拭きして汚れを取り除いたうえ、表面に油(亜麻仁油など)を補います。

油分を補うことで、少し古いためでも青竹らしい色艶が復活します。

大・中・小を組みます。

下部は鉢の中に入って見えなくなりますので、竹に切り込みを入れて紐でキツく縛っています。

ここまで出来たところで、白紙を背にして記念撮影!?

来年の年賀状をまだ作っていないので、この門松の写真を素材にして作ろうかと思っています。

さて、組んだものを鉢に立て、山砂を入れて固定します。

竹に添える松の枝がないため、ハランの葉で代用します。

あと、葉牡丹などの飾り付けや、鉢の周りを藁コモで巻けば完成です。
ただ、藁コモが野良猫の寝床になってしまうため、残りは年末に行うことにします。

下写真は今年の正月のもので、こんな感じに仕上げるつもりです。

ところで、先日、近所のホームセンターに寄ったところ、完成品の門松が売られていました。

わざわざ山から竹を伐り出してきて手間を掛けて作らなくても、こうして完成品を買える時代なのです。
ただ、値段を見ると我が家の懐事情には厳しい感じです・・・。

竹ボイラーの導入(38)フレキパイプによる配管

前回、ユニットバス内に水栓を設置するための金具(ユニット取出し金具)を取り付けました。

今回は、このユニット取出し金具から配管し(下図で朱色線)、本管(床下点検口で分岐)と繋ぐことにします。

給水管(下図で水色)・給湯管(下図で朱色)にあわせて排水管(下図で緑色)も配管することにしており、まずは排水管から。

排水管には塩ビ管(VP13A)を用います。
少し複雑な配管形状になるため、エルボ(90°)などの役物を組み合わせ、現物あわせで寸法を決めます。

(壁内配管部)
(床下配管部)

継手を接着剤(塩ビ管用)を使って接合する前に仮組みして問題がないことを確認します。

浴室への取出し口には補強&化粧用として給水座金(SUS)を挟み込んでおきます。

給水座金とユニットバスの壁(樹脂製、t=3mm)を挟み込む形で継手(バルブソケット)を接合します。

壁の反対側(脱衣室側)も継手(エルボ)で壁を挟み込んでおり、こうして排水管を固定しています。

次に給水管と給湯管を配管します。
これらにも塩ビ管を使えると良いのですが、通常の塩ビ管(VP管)は耐熱性がないため給湯管に用いることができません。
塩ビ管にも耐熱性のあるもの(HTVP管)があるものの、形状は同じで先に排水管を配管したとおり継手箇所(漏水が生じやすい)が多く発生します。
今回は一部区間を床下に配管することになり、この区間では点検やメンテを行うことができないことから、漏水が生じやすい継手を設けたくありません。
本管と同じ架橋ポリエチレン管であれば耐熱性もあり、継手も無くせる一方、施工が難しく、今回の場所だとユニットバスを解体しないことには配管できないように思います。
こうしたことから、ステンレス製(SUS304)の蛇腹管で自在な曲げ配管が可能なフレキパイプ(13A、外径φ16)を用いることにします。

フレキパイプは巻きフレキを必要長さで切断し(チューブカッター使用)、両端をツバ出し加工します(フレキパイプ用ツバ出し工具使用)。
一般的にはこの後、配管ルートにあわせて手で曲げて配管すれば良いのですが、今回は床下や壁内に配管するためフレキパイプに断熱材(給水管:結露防止、給湯管:保温)を施す必要があります。
給水管のほうは断熱材として一般的なパイプカバーを取り付けることができます。
しかし、パイプカバーはポリエチレンフォーム製で耐熱性がないため、フレキパイプに直接取り付けることができません(耐熱性のあるパイプカバーは硬質で自在に曲げられない)。
そこで、耐熱性のある保温テープをフレキパイプに巻いたうえ、パイプカバーを取り付けることにします。

さらにパイプカバーのうえにビニールキャンバス(下写真で黒色のもの)を巻いて養生しておきます(床下や壁内で紫外線に晒されないため必要性は小)。

上写真で断熱材を取り付けていない範囲は浴室内になるところです。

断熱材を施したフレキパイプを壁内に配管します。

続いて、浴室内を配管。

浴室内は万が一漏水しても影響は小さいため、ここに継手(ニップル)を1箇所設けています(点検やメンテを考慮)。

そして、床下に配管し、本管(チーズで分岐)と繋げば配管完了です


ところで、このブログはレンタルサーバにWordPress(CMS)をインストールして運営しています。
このWordPressの大幅なバージョンアップ(Ver.5.0)が先日あったのですが、これによって記事の投稿画面(エディタ)が「Gutenberg」と呼ばれる新しいものに置き換えられました。
慣れの問題でしょうが、これがなんとも使いにくく、四苦八苦・・・。
それで、記事の投稿頻度が落ちているような状況です。
また、WordPress自体の動作も遅くなっているような感じで、これを機会に思い切ってサーバを移行(PHPモジュールモードが使えるところ)しようとも考えています。
このため、一時的に本ブログが無くなるときがあるかもしれません(ドメインも移行するため、移行後もアドレスに変更はありません)。

竹ボイラーの導入(37)ユニット取出し金具と補強板

前回、ユニットバスの壁の構造を実際に確認し、その結果を踏まえて下図のとおり配管することにしました。

壁内に配管し、それを浴室側に取り出したところに水栓を取り付けます。
以前、仮設の水栓を設置したときは下写真のとおりソケットを利用して取り付けました。

この方法だと安価(数百円)にできるため良いのですが、ユニットバスの場合、壁板が薄い(3mm)ことや配管スペースに制約(最大60mm)があることから、この方法は使えません。
そこで、何か良い方法がないものかと水道資材のカタログを見るとユニット取出し金具なるものが掲載されており、それを使うと良さげです。
このユニット取出し金具には固定用のナットが付いており、それを締めて壁板を挟み込むことで固定させるわけです。

壁の挟み込み厚さや管用ねじの種類によって幾種類かあり、今回は次のものを購入(2個で約3,500円と高価)。

  • 挟み込み厚さ:最大13mm(壁材厚3mm)
  • 水栓側ねじ:1/2Rpめねじ(これに繋ぐ水栓は1/2PJおねじ)
  • ハイプ側ネジ:1/2Gおねじ(これに繋ぐフレキパイプは1/2Gめねじ)

このユニット取出し金具を、前回調べた壁の断面図に書き加えると下図のとおりになります。

配管スペースは壁の厚さから最大60mmなのに対してギリギリ収まります。
しかし、パイプには断熱材を施す予定で、そうすると浴室ドアのほうへはみ出してドアの開閉ができなくなってしまいます・・・。
一方、ユニット取出し金具で挟み込む壁板(化粧材、合成樹脂製)の厚さは3mmしかないため、水栓に力が加われば壁板が割れるおそれがあります。

そこで、下図のとおり壁板の前(浴室側)に厚さが5mm程度の板を取り付け、壁板を補強するとともに、ドアとのクリアランスも確保することにします。

この補強板は浴室内に取り付けるため耐水性が求められます。
また、入浴時に触れることを考えると樹脂製にするのが良さそうです。
このような樹脂板として塩ビ板やアクリル板、PET板が思い浮かびますが、今回はPET板を使うことにします(特に理由はなく、初めてのPET板を扱ってみたかっただけです。価格はいずれも大きく異なりません)。

通販サイト(Monotaro)で裁断サイズ(5.0×300×100)を指定して購入(約800円)。
PET板もホームセンターで購入できますが、欲しいサイズに限って在庫が無かったりするもので、その点、通販サイトは助かります。

上写真で赤みがかかっているのは保護用フィルムの色で、実際には無色透明です。

この補強板にユニット取出し金具を通す穴(φ22mm)を200mm間隔であけます(ドリル+ホールソー使用)。

浴室内に取り付けますので、角を面取りしておきます。

面取りにはMonotaroサイトのレビュー欄を参考にしてカンナ(替え刃式)を使ったところ上手い具合にできました。

補強板にあけた穴と同じ寸法(φ22mm)・間隔(@200mm)で、ユニットバスの壁板(化粧材)にも穿孔することになりますが、これはやり直しがききません。
図面を描いて間違いがないか再確認します。

上図で朱色が給湯管、水色が給水管になります。
これらを配管するのにあわせて排水管(上図で緑色)も設置しておきたいと考えています。

上図の位置に穿孔(6箇所、ドリル+ホールソー使用)。

(浴室側)
(脱衣室側)

先に準備した補強板を当て、ユニット取出し金具で壁板とともに挟み込む形で取り付けます。

(浴室側)

(脱衣室側)

遊休農地の活用(6)ヒラタケの植菌と丸太椅子

9月に襲来した台風(21号)により、山との境いにある大きなエノキの幹の一本が折れました。

折れた幹は薪ストーブの燃料にするために既に玉切り・薪割りしてあります(実際に使うのは2年乾燥させた後)。

薪だけにするのは勿体ないように感じ、直径10cm程度のところはキノコのホダ木として使えるように長め(約1m)に玉切りし、そのまま畑に置いた状態になっています(下写真で手前側のもの)。

そして先日、ホームセンターに行ったところ、各種キノコの種駒が販売され始めていました。
ここ数年、この時期にシイタケの種駒1箱(100駒入、原木3〜4本分)を購入して植菌しており、今年もシイタケの種駒を購入するつもりでいたところ・・・。
種駒のパッケージに記載されている樹種別の対応表を確認すると、なんとエノキは「−」で不適となっています。
見た感じはいかにもシイタケが上がりそうに感じていましたので意外です。
では、エノキに適したキノコは何かと確認すると、ヒラタケが「◎」で最適となっています(ほかにはエノキやクリタケが適)。
そこで、ヒラタケの種駒を1箱(100駒入、500円弱)購入。

ヒラタケの植菌について、この畑の近くで耕作されている方と話しをするなかで、ヒラタケは小口からも上がるため、下写真の太いところを輪切りしてホダ木にしたら良いのではないかと教えていただいました。

先に玉切り・薪割りが終わっているようなことを書きましたが、実は根元に近い太いところは倒した状態のままで放ってあるのです。
太いところは薪割りするのが大変なため、この冬の間にでも時間をかけて玉切り・薪割りすれば良いと思っていたのです。

ホダ木にするならチェーンソーで玉切りするだけで済みますので、割るのに苦労しそうなところを20cm程度の厚さで玉切り。

次に植菌用のドリルビットを使って小口面と樹皮面に穿孔し、種駒をハンマーで打ち込みます。

このような太径短木の場合、小口面に直径(35cm)の半数(15個)、樹皮面に直径の同数(30個)程度を植菌できるとのこと。
よって、太径短木2本と小径長木1本に植菌しました。

植菌後は、シイタケの場合と同様、すぐに仮伏せすることになりますが、太径短木の場合は植菌した小口面を重ねて2〜4段程度重ねて積むそうです(上写真の状態)。
そして、保温・保湿のためダンボールなどで包んでおきます(梅雨前の本伏せに移行するまで)。

こうしてホダ木に使っても原木はまだ残っています。
そう言えば、近くで耕作されている方が、「夏場、大きなエノキが木陰になって一休み(お喋り)するのに丁度良い」と話されてみえたことを思い出しました。
そこで、一番太い部分(50cm程度)を座るのに良い高さに玉切りし、丸太椅子を設置しておいてあげましょう。

下写真は上写真と同じ場所を今春に撮影したもので、当時は笹薮と化してエノキに近づくことすらできなかったのですが、それがエノキの木陰で一休みできる空間となりました。

最後に残った原木(それでも軽トラ1車分)は持ち帰り、薪とすることにします。

庭の整備(48)ヒメツルソバによるグランドカバー

今夏、排水路沿いに散水栓を設置しました。

その場所は現在、下写真のとおりピンク色の花で一面覆われています。

このピンク色の花を咲かせる植物はヒメツルソバ(タデ科)です。
同じタデ科のミゾソバなどのように水辺で旺盛に生育するようです。

元々はヒマラヤ原産の園芸植物のようですが、水路沿いなどで見掛けることがあるとおり野草化しやすく、上写真も野草化したものです。
野生化したものと言っても、雑草が生えやすい土水路にヒメツルソバが一面に広がってグランドカバーの役割を果たしてくれています(ほとんど除草を行わずに済んでいます)。

下写真は散水栓の施工時のものですが、施工に伴い石積みを一旦撤去したため、その部分だけヒメツルソバが無くなっています。

しかし、そんなのは一時のことで、すぐに元どおりに復活。

このように成長力が旺盛でワイルドな感じもしますので、ひとによっては雑草が蔓延って酷い状態だと感じるかもしれません。
しかし、土がグライ化(酸素不足による還元状態)しやすい水路において、通気性を確保して土中環境を改善するには植物の働きが欠かせないように思います。
また、我が家では井戸水を使っていることもあって、排水路は速やかに雨水を排出させるだけではなく、地中に浸透させて地下水を涵養する役割も期待しています。
さらには地下水の量だけではなく質的な向上も見込めるとなれば、以前は雑草としか目に映らなかったヒメツルソバがかけがえのないものに思えてきます。

ヒメツルソバも自生のものですが、下写真のモミジもこの場所に自生したものです。

地生えしたのちも無剪定で、この樹形です。
ほかの庭木を苦労して剪定しているのがバカバカしくなります(かと言って、これまで剪定していたものを放任すると無茶苦茶になってしまいます)。
庭木もグランドカバーも自然に任せるのが一番良いのかもしれませんね。

竹ボイラーの導入(36)ユニットバスへの配管方法

前回、風呂への給湯方法について検討し、下写真に示すとおりユニットバスの壁内に配管する案を考えました。

ユニットバスの壁の中には断熱材が入っており、それを取り除けば配管スペースを確保できるのではないかと思います。
そこで、壁の中の状態を確認すべく壁の分解を試みるもうまくいきません・・・。

分解方法が分かる資料がないものかと思っていると、ドア下にメーカー名や型式などが記載されたシールを発見。

このユニットバスはノーリツ製でXUB-F1616 Aと言う型式のようです。
この型式をノーリツ社のサイトで検索すると施工手順などが記載された工事書を入手できました。
20年近く前のものにも関わらずちゃんと掲載しているとは、アフターサービスのしっかりしたメーカーなのでしょうね。

入手した工事書を一通りザッと読むと、こうしたユニットバスは現場で専用の部材を指定の手順で組み立てて設置することになっています。
従って、壁部分のみを分解しようと思っても、組み立て時の手順の逆、つまり天井から順に解体しないことにはできないようです。

今晩も風呂は使いますし、さすがに天井から解体などしていられません。
こうなると、壁の背面側(脱衣室側)から切って確認するしかなさそうです。
そこで、壁内に配管する前提で開口範囲を罫書きます。

ジグソーを使って切断。

切断後の写真を撮り忘れていたため、上写真は少し後のものになります。
壁の背面側は複合素材(鋼板+発泡材)の板(厚3mm)で、ジグソーで容易に切断できました。

開口部から壁の構造を調べると下図のとおりです。

(断面図)

断熱材を取り除いて配管スペースを確保するとして奥行きは最大60mmです。
微妙なところですが、なんとか配管できるでしょう。

一方、壁の下側に目をやると、ユニットバス(防水パン)の構造部分が行く手を遮っています・・・。


(床下側から撮影)

床下から壁内にパイプを引き込むには、これに貫通孔を設ける必要がありますが、さすがに構造部分に穴をあけるのはマズいです。

これは弱りました。
何か良い方法が見つからないものかと浴室側からも確認することにし、浴槽のエプロンを外します。

浴室側を見ると、防水(浴槽)パンの一角に一段高くなっている箇所があります。
これは何用のものかと、先に入手した工事書を確認すると「配管貫通部」とあります。
つまり、ここに穴をあけて床下から浴室内にパイプを引き込めるようになっているのです。
本来は浴室暖房の配管用のようですが、ちょうどこれを使うことができます。

そこで、少し配管が複雑になりますが、この配管貫通部でパイプを浴室内に引き込んだうえ、一旦壁内に配管して水栓設置位置でパイプを取り出すことにしたいと思います。

(縦断図)

竹ボイラーの導入(35)風呂への給湯方法

昨冬、ATOウッドボイラー(暖房及び給湯の熱源)を導入しました。
昨冬は暖房部分を優先して整備したため、給湯については倉庫内の仮設給湯栓(下写真)でしか使えない状態です。

今冬からは風呂などでも使えるように主屋(古民家)へ給湯し始めたいと考えています。
ボイラー(倉庫内に設置)から主屋への配管については、今夏に散水栓などを整備するのにあわせて既にパイプ(給水管&給湯管の2条)を引き込んであります。

パイプには床下点検口において分岐箇所を設けてあります。

このため、あとは風呂などの設備に接続すればボイラーのお湯が使えるようになるのですが・・・。

ところで、風呂などではもちろん今でもお湯が使えるのですが、これは既存の配管系統(水源:上水道、熱源:ガス給湯器)から給湯されているためです。
これを新たな配管系統に切り替えることについて、ハード面では問題なくできそうです。
しかし、水源(上水道→井戸)や熱源(ガス→木質資源)が変わることからソフト面での問題が生じるように思います。
水源が上水道であれば、まさに湯水のごとく使えますが、同じ調子で井戸を使えば枯渇してしまうかもしれません。
また、熱源がガス給湯器の場合はスイッチひとつでお湯が沸きますが、ウッドボイラーでは手間を掛けて薪を焚く必要があります。
現代の便利なライフスタイルにどっぷり浸かっているなか、いきなり井戸と薪の生活に切り替えるのは無理があるのではないかと思います。
このため、当面はどちらも使えるように配管系統は完全に分けて整備しています。
風呂などの設備はさすがに二つ設けると言うわけにいきませんので、水栓(蛇口)を二つ設ける考えです。

さて、ボイラーの給湯先とする①流し台、②洗面・洗濯、③風呂のうち、今年は風呂への給湯を実現したいと思います。
風呂も、先に書いたとおり既存の水栓とは別のものを新設する考えです。
しかし、風呂はユニットバス(ノーリツ製)で水栓を二つも設けるような設計になっていないため、試行錯誤しながら進めることになりそうです。

まずは、水栓の設置場所を検討します。
既存の水栓はドアの対面の壁に設置されていますが、その近くにはスペース的に設置できそうにありません。
ドアの横の壁であれば設置スペースがあり、本管の分岐箇所からも近くて配管しやすそうです。

上図のとおり設置すれば、浴槽に直接お湯を張ることができ、吐水口の向きを変えれば洗い場でも使えます。

水栓の取り付け方法などを確認するため、資材カタログから浴室用のめぼしい水栓を選びます。

上写真のものはリクシル(INAX)社のサーモスタット付シャワーバス水栓(BF-WM145TSG)です。
希望小売価格は4万円ほどしますが、売りっぱなし(メーカー保障のみ)のネット店舗だと1万円以内で購入できそうですので、これを候補として仕様図を確認します。

上図から給水管と給湯管の配置を水平方向に200mm間隔とし、1/2BサイズのRpめねじ(水栓のPJおねじと接合)で取り出しておけば水栓を取り付けられるようです。

給水管と給湯管の取り出し位置は決まりましたが、問題はユニットバスの壁からどうやって配管を取り出すかです。
壁を横から見ると厚さがあります。

壁の中には断熱材が入っているのでしょうから、断熱材を取り除けば壁内に配管するスペースを確保できるかもしれません。
もし、壁内に配管できるのであれば、上図のとおり床下点検口内の分岐箇所から床下を配管し、壁下でパイプを立ち上げて壁内に引き込めば良さそうです。
こうすればパイプが露出することなく見栄えも良いですが、果たしてそんなに上手い具合にいくものでしょうか?