月別アーカイブ: 2018年4月

庭の整備(26)進入路の植栽(第二期)②

進入路の三角隅切り部(下図で朱色着色箇所)を植栽すべく、前回、盛り土するところまでできました。

土を落ち着かせるため、この状態で雨に当てることに。

その後、雨天の日があったため排水状況についても確認しておきます。

三角隅切り部は盛り土の傾斜に従って排水されています。
ただ、その上流側に水溜まり箇所が残っていますので、その延長(L=1.8m)を測っておきます。

翌週末、上記の1.8m区間にも盛り土をして水が溜まらないようにします。

客土する山土には肥料分が含まれていないため、盛り土する際に牛糞と草木灰を若干加えています。

均して盛り土完了。

これで植栽する準備が整いましたが、問題は「この三角隅切り部をどのような感じに植栽するか?」です。
ここは我が家へのアプローチになりますので、花壇のようにすると良いかもしれません。
しかし、ズボラな私に花の世話は無理です・・・。
それとコンクリート擁壁のキワでもあることから、以前と同様、日陰に強いタマリュウを植え付けるのが無難そうです。
全面にタマリュウを植え付けるには数が必要になりますので、周囲をタマリュウで囲み、その中はコケを植えることにします。

周囲の延長を測り、ポット苗の必要個数を算出します。
@150mmピッチで植え付けるとし、60個のポット苗を市内の石黒植物園さまで購入(昨秋と同じ)。

鈴鹿市はタマリュウの産地として有名なのですが、実はこのことを知ったのは恥ずかしながら最近のことです。
それどころか、そのことを叔父と話していたら、なんと叔父の実家もタマリュウを栽培されていたのでした(他にサツキやシバザクラなども)。

昨秋に植え付けたもの(下写真で上側)を、今回購入したもの(下写真で下側)と比べると・・・

昨秋に植え付けて冬の間はほとんど成長していないと思っていましたが、意外にも大きくなっています。
これなら@150mmピッチより広く植え付けても大丈夫そうですので、倍の@300mmピッチに変更することにします(残るものは他の場所に使用)。

三角隅切り部の周囲に@300mmピッチで植え付け。
この植え付けが最も楽しい作業ですね(^_^)

タマリュウで囲まれた中はコケを植えるつもりですが、改めて観察すると擁壁の影に入っているのは一部で、大半は日当たり良好です・・・。
今の時期(春)でこれですので、太陽の高度(仰角)が高くなる夏にはさらに日陰が狭くなります。
この環境はコケには厳しすぎますので、コケはやめて中もタマリュウで植栽することにします(タマリュウは日向もOK)。

これで全ての植え付け完了。
順調に生育して緑の絨毯で覆われた三角隅切り部ができますように。

土がある程度締まるまではネットと竹を使って野良猫が侵入しないようにしておきます。

その後、再び降雨があり、その時の様子が下写真です。

写真では分かりづらいですが、水溜りが生じることもなく、うまく排水できています。

<続きます>

庭の整備(25)進入路の植栽(第二期)①

昨秋、雑草対策(草は草でもって制す)として、進入路の擁壁沿いにタマリュウを植栽しました。

その後、タマリュウは冬を無事越えて順調に生育しています。


(2018年3月)

葉の色艶も良くて土地に合っているようですので、植栽範囲を広げることにします(植え付け時期は春と秋)。
昨秋に植栽したのは下図で緑色着色箇所で、今回はその上流側の三角隅切り部(下図で朱色着色箇所)になります。

現況は下写真のとおりで、三角隅切り部にはドクダミや笹と言った根を張る雑草が蔓延っています。

ドクダミが繁茂しているとおり、ここは凹地となっていて年中湿気っているのです。
上写真のとおり隣接する進入路が砂利敷きになっていますが、長年に渡って砂利を補充し続けたことで路面が高くなり、その結果、凹地が生じたわけです。
ちなみに砂利は4年前にも全面的に補充しているのですが、既にタイヤが通るところを中心に土が現れてきています。
砂利(砕石ビリ)を補足するのに1回3万円以上かかりますし、こうした排水不良の原因にもなりかねませんので、今後は違った舗装方法(Co.やAs.は論外)を検討していきたいと思っています。

さて、この三角隅切り部の排水性を改善するためには、路面を元の高さに下げれば良いことになりますが、今更そうするには大掛かりなことになってしまいます。
そこで、逆に三角隅切り部を路面より高くするようにし、下写真のとおり客土すれば良さそうです。

方針が決まったところで、作業に掛かります。
軽く除草したうえ耕起します。

わざわざ耕起したのは地中に蔓延っている笹の根(一部)を除去するためです。

笹やドクダミが多いのは以前、除草剤を使用していた影響だと思います。
除草剤は表面的には効果てきめんですが、その裏では笹やドクダミと言った根を張るものだけが勢いを増し、結局は厄介なことになるのかもしれません。

三角隅切り部は先述のとおり勾配をつけるため、その縁に土の流出防止の目的で土留めを設置します。
土留めには、敷地内に転がっているゴロタ石を使います。
タイヤの軌跡(下写真で朱色破線)を確認し、その外側に平面的に弧を描くように設置します。

一方、縦断的には石の天端が下流側(下写真で左側)に向かって低くなるようにします。
また、石の天端高は、緊急時にはタイヤを乗り上げられるように路面から30mm以内にします。

緻密に施工しているかのような書きぶりですが、実際には曲線のため水糸を張るわけにもいかず感覚頼りです・・・。

土留め石を設置できたところで、客土用の山砂を近くの建材屋さんで購入。

軽トラ1車(積載量350kg)で千円程度(配達ではなく直接購入)。

奥に向かって勾配がつくように盛り土。

この状態で一旦、雨に当てて落ち着かせることにします。

このままでは野良猫の格好の糞場になってしまいますので、ネットを被せておきます。

<続きます>

耕作放棄地の再生(23)雑木林

前回までで、水田の北側(下写真で正面)についてはとりあえずのところ整備を終えることができました(ここまでに3シーズンを要す)。

今後は少なくとも現状を維持し、隣地に迷惑を掛けないようにしていく考えです。
また、余裕があれば山の奥側に向かって竹を後退させつつ、雑木林に移行できればと思っています。

あとは、水田を挟んで反対の南側(下写真)です。
こちらは昨シーズンから整備を始め、昨シーズンは水田にせり出している樹木の伐採や笹刈りを行いました。


(2017年4月)

竹(モウソウチク)は侵入しておらず雑木林の状態とは言え、中は蔓がはびこって下写真の状態です。

蔓に巻きつかれて枯れている木もあり、それらを整理するつもりで昨シーズン、蔓の根元を切っておきました。
1年後の現在、蔓の枯死とともに枯れ木が倒壊しています。

これらの枯れ木を玉切りし、邪魔にならないところに積んで腐るのを待ちます。

本来なら持ち帰って薪にするなり、畑に置いて堆肥化したいところですが、なかなかできないものです。

続いて、生きている木に巻きついている蔓も整理していきます。

上写真で中央付近に直立しているのが木(カシ?)で、その他はすべて蔓です・・・。

既に枯死している蔓(昨シーズンに根元を切断)が多く、意外と作業が捗ります。
蔓を整理し、笹を刈ると一気に雑木林らしくなってきます。

昔、夏になると里山でカブト虫などを採ったことを思い出しますが、当時(昭和50年代)はまだこんな感じで中へ入っていけるところがあったものです。

木立の間からは対面の山や水田を見通せるようになりました。

田面側から見ても下写真のとおりスッキリしたように感じます。

まだ一部しか整備できていませんが、暖かくなり、そろそろマムシが活動し始めますので、今シーズンはここまでとします(ブログ記事は遡って書いており、実際には3月下旬のこと)。
来シーズンは薪用に樹木を伐採しつつ整備を続けたいと考えています。

最後に、昨年に見つかった進入路跡の笹刈りをして完了
(と言っても、これからの季節は田面の草刈りが待っています・・・)。

<続きます>

庭木の剪定(21)サカキの鉢上げ

前回、サカキの取り木を行いました。

サカキは神事に用いられ、我が家でも神前にお供えしています。
我が家の主屋は古民家と言うこともあり、神棚が3箇所(①天照大神・氏神様、②大黒・恵比寿様、③荒神様)もあります。
それぞれに1対の榊立てを置いていますので、結構な数のサカキが必要になります。
サカキ自体は庭にも里山にもあるため、月(半月)ごとに取り替えることもできるのですが、枯れるまで供え続けるようにしているため、取り替えは1年に1回もありません(水は毎週替えています)。
つまり1年以上もつわけです。
サカキは水揚げが良いとは言え、これほど長持ちするのは井戸水を使っているためなのかもしれません。
塩素滅菌されていないことに加え、井戸水には微量の栄養素も含まれていそうです。

ところで、このように長持ちするサカキのなかには発根しているものがあります。

昨年のお正月前に摘んできたものが、春から夏にかけて発根し、1年以上経過後の現在でも葉の青さを保っています。
本当にすごい生命力です。

これなら根付くかもしれませんので鉢上げすることにします。
うまく活着すれば、わざわざ取り木をしなくても、これを近所の方に差し上げられます。
そこで、先日作った竹製のポットを使うことにします。

ポットに植えて水やりをし、乾燥を防ぐため木陰に置いておきます。

竹筒に生けてあるかのようで良い感じです。

ついでに、自宅敷地内に自生していたスギとビワの幼木も竹製ポットに移植しておきます。


(スギ:実生2年)


(ビワ:実生2年)

これなら移植する際に掘り起こす必要がありませんね。

<続きます>

薪ストーブの導入(58)薪割り完了

薪ストーブは4月に入って1度焚いたきりで、今シーズンは実質終了しています。
薪ストーブのシーズンは終わっても、来シーズン以降に使う薪の準備が待っています。

今冬も里山や耕作放棄地の整備において樹木を伐採しましたが、そのうち広葉樹(雑木)については伐採毎に玉切り、薪割りを済ませています。

針葉樹(スギ)については乾燥が進んでも割りやすいため、後回しにしてありましたので、これを片付けることにします。
太いものでも楔を使って分割しておけば、あとは斧で容易に割れます。

こうして今冬に伐採したものは全て割ることができましたが、実はまだ残っているものがあるのです。
と言うのは、昨年は5月頃から割り始めたのですが、既に乾燥が進んでおり、薪割りに苦戦して半分程度が玉切りの状態で残っているのです。


(2017年4月:1年前の状態)

上写真の状態で雨ざらしにしておけば、割りやすくなるだろうと1年間放置。

そして現在、下写真のように大きな割れが生じています。

ここまで来れば再び割りやすくなっているはず?と薪割りすることにします。

硬かったり繊維が絡んでいて割りづらいところもあるものの、斧だけで割ることができました。

そして、全ての薪割りが完了したため、とりあえず馬小屋跡に棚積みしておきます(今年薪棚を作るか、梅雨明け後に倉庫に移す予定)。

これで2シーズン分の薪になります(2年乾燥させて使用)。
1列が約0.6m3として、それが17列あるためトータルで10.2m3(針葉樹と広葉樹の混合)のボリュームになります。

ところで以前、我が家での1シーズンの薪必要量を実績から算出したことがありますが、その結果は次のとおりでした。

  • 全て針葉樹の場合7m3/シーズン
  • 全て広葉樹の場合3m3/シーズン

今回のように針葉樹と広葉樹の混合の場合、単純平均の5m3/シーズンとし、2シーズン分で10m3となります。
現在、棚積みされているのが10.2m3のため、これで2シーズン分を賄えることになります(1シーズンに半分を使い、使った分を補う)。

1月から3月にかけて里山整備を行うなかで支障木を伐採すれば、ちょうど1シーズンに必要な薪(5m3)が手に入るような感じです。
一方、これ以上の薪を準備するのは、個人で週末作業する場合には時間的にも限界のように感じます(無駄に伐採する必要もありませんが)。

樹木の伐採に伴い、薪だけではなく、太めの枝もたくさん溜まりました。

これらは焚き付けやボイラーの燃料に使うつもりですが、早くも草に覆われつつあります・・・(草刈りの支障にもなることから、梅雨明けにはフレコンバッグにでも詰めて倉庫に入れようかとも思っています)。

里山整備や薪作りではチェーンソーが活躍しましたが、今後は刈払機へとバトンタッチしていくことになります。
そこで、酷使したチェーンソーに感謝の気持ちを込めて清掃することにします(ブラシとエアーガンを使用)。

エアーフィルターも綺麗にしておきます。

近い内に使うことになるかもしれませんが、燃料も抜き取って清掃完了。

<続きます>

耕作放棄地の再生(22)竹と蔓と筍

前回、樹木(スギ、ヒノキ)の背後に迫っていた竹(モウソウチク)を田面から5m控えるように伐採しました。

竹が密集して薄気味悪い感じでしたが、光と風が入るようなって我がことのようにスッキリ感じます。

このように整備したところは下写真で青色矢印で示す区間になります。
上流側から作業を進めた関係でこの区間を先行しましたが、その下流の隣地との境界付近(下写真で朱色矢印)こそ整備しなければならないのです。

遠目には特に問題ないようにも見えますが、近づくと下写真の有り様です。

竹や樹木に蔓が絡まった状態で田面側に倒れてきています。

倒れてきているものを全て伐採したうえ、ここも田面から5m控えるようにします。
蔓が絡みついているもの全てを根元で伐って田面に倒します。

写真では伝わりづらいですが、太いモウソウチクどうしで相当な力がかかってため、かかり木の伐倒と同様に危険な作業です。
下手をするとチェーンソーを跳ね飛ばされかねませんので、力のかかり具合によっては手鋸を使って様子を窺いながら切るようにしています。

全部倒せたかのようですが、実はモウソウチクの1本が蔓に絡まって宙吊りになっています。

重たいモウソウチクを吊り上げられるほどですので、蔓も腕ぐらいの太さがあります(フジ?)。

自宅裏の里山には大根足レベルの蔓がありましたので、それに比べるとまだカワイイものなのかも(^^;

伐倒するのも大変ですれが、それ以上に大変なのがその後のバラシ作業です。
ひとまずチェーンソーで玉切りし、蔓を解いたうえで枝を払っていきます。

ボイラーの燃料用と思いながら棚積みします(使うよりも朽ちるほうが早いでしょうが)。

竹に巻き込まれて倒れていた樹木はカシの木でしたので、薪用に玉切りして持ち帰ることにします。

結構な太さがあるのですが、モウソウチクの太さに比べると焚き付け程度に見えます。
上写真で右側に写っているチェーンソーに至ってはオモチャのようです。

何にせよ、これで水田の隣接箇所(5m幅)は全て伐採が完了しました。

今後は定期的な草刈り等により現状を維持すれば、隣地に迷惑を掛けることもないでしょう。

水田の隣接箇所はとりあえず整備できたものの、その奥は言うと・・・

モウソウチクが密集しているだけでなく、直径60cmを超える大木が倒れています。
大木と言えどもモウソウチクの勢いには敵わなかったのでしょう。

作業時に近くの道を地元の長老が通っていかれ、このモウソウチクについても話を伺うことができました。
今回竹を伐採したところの奥に平坦な場所があり、そこは以前、畑として使われていたとのこと。
山にも竹は生えていなかったが、畑を耕作されていた方が畑の片隅にモウソウチクを植えたのが始まりだとか(昭和30年代から40年代)。
その後の耕作放棄とともに竹の勢いは凄まじく、ひと山全体に広がってしまったそうです。

ところで、このブログ記事は遡って書いており、実際には今回の作業を含めて3月末までに終えています。
先週末、その後の状況を確認しがてらタケノコを収穫しに行きました。

4月14日の状況です。

田面が緑の絨毯で覆われています(5月下旬に1回目の草刈りを予定)。

今年はタケノコの生り年のようで、至るところに上がっています。
大きいものは勿体ないですが根元をノコギリで切って放置。

小さいものを中心に持ち帰ったものだけでも、これだけの量になります。

<続きます>

里山再生:竹製のポット&名札の作製

自宅敷地に隣接する里山について、この冬も竹の間伐を中心として整備を行ってきましたが、無事終了しました(ブログ記事は遡って書いており、実際には3月末までの作業)。

上写真のエリアは竹(マダケ)の密度が坪1本程度になるように間伐してあります。

一方、下写真のエリアは最終的に竹を無くすべく段階的に減らしており、現在、雑木の間に竹が点在しているような状態になっています。

間伐により発生する伐採竹のほとんどは林内に棚積みしてありますが、直径が7分〜1寸程度のもの(枝が付いていない部分)は使い勝手が良いため、自宅敷地まで引き上げてきてあります。

最終的には倉庫内で保管しますが、しばらく倉庫に立てかけて雨露を払います。

今では珍しい竹屋さんの店頭に、このような感じで立てかけてあるのを見ますが、なかなか良いものです。
ちゃんと並べれば、ヨシズのように夏場の日よけになるかもしれません。

2年前、同様に里山から引き上げてきた竹は既に竹天井の部材として使われています。

今シーズンのものはまだ使う当てが決まっていません。
書きながら思い付いたのですが、土蔵の2F床(1Fの天井)を板から竹に変え、夏季の寝床にすれば面白いかも(^_^)

そんなことはさて置き、春の到来に伴い種播きや移植などを行うことが多くなりました。
そこで、伐採した竹を使って大きめのポットを作ることにします。

里山内に棚積みしてある竹から、ある程度太く(直径3寸程度)、既に乾燥して軽くなっているものを選んで玉切り。

節を底にして深さ25cm程度になるようにしています(後日、実際に使ってみると少し深すぎたため20cm程度に短くしました)。

節部分(ポットの底)に排水用の穴をあけます(10mmドリルを使用)。

9個分のポットが完成。

何を播種したのか分かるように名札もあると便利ですので、これも竹を使って作ります。
鉈を使って適当な幅で割ったうえ、先端を尖らせます。

竹の表皮は油を含んでいますので、油性ペンを使って記名できるか試してみます。

問題なく書け、視認性も良いです。

作製した名札は竹筒に収納し、いつでも使えるようにしておきます。

プラ製のものを買ってくるのに比べると手間は掛かりますが(製造から廃棄までのトータルでみれば最も手間要らずのはずですが)、自然素材だからこそ使い終わればそのまま畑に放置できる(いずれは肥料)と言う点が何より良いですね。