里山古民家 のすべての投稿

庭の整備(53)播き芝と縁石の修正

5月連休に植え付けたは元気よく生育しており、葉が水面全体を覆うようになってきました。

メダカが見えにくくなりましたが、メダカにとってはこれぐらい葉があったほうが落ち着くことでしょう。

ところで、この水鉢を設置する際、芝を剥がしました(1m2強)。

剥がした芝はとりあえず仮置きした状態になっています。

乾燥に強い芝でも、このまま置いておけば枯れてしまいます。
ちょうど今(5月)は芝張りの適期ですので、これを使って芝生箇所を拡張することにします。
その場所は下写真のアプローチ(現状は敷き砂利)です。

ここは昨春に施工した敷石(石畳)を延長する予定で、その敷石の両サイドを張り芝にしたいと考えています。
敷石については石材店に依頼することがあるため(延べ石を敷石と再利用)、芝張りを先行することになりますが、芝張りは敷石の計画位置を踏まえて行う必要があります。
そこで、敷石の位置を決めるため昨春敷設した敷石のラインを真っ直ぐに延長します(上写真で朱色点線)。
ところが、そうすると進むにつれて庭に近づいていってしまうのです(庭との離隔:80cm→50cm)。

実は、このことは昨春に敷石を敷設する際に気付いており、逆にアプローチと庭との境界(縁石)のラインを伸ばす形で敷石を敷設すると玄関から外れてしまうのです(下図で水色線)。

そこで、止むなく上図で朱色線のとおり敷石を敷設したのです。

このため、敷石の線形は途中で折れ点が入ってしまいますが、延伸する敷石の計画位置を下写真に示すとおり設定します。

この敷石の両サイドを張り芝にするのですが、上写真で向かって右側は井戸の整備(パイプ等の埋設)が絡んでくるため、今春は左側に芝を張ることにします。

まずは敷き砂利の撤去から行います。

最初ツルハシで挑むも長年の転圧(昔は自動車を乗り入れていました)によりカチカチに締め固まっていて手に負えません。
そこで、コンクリートのハツリに使う電動ハンマー(上写真で先端が棒状の工具)を引っ張り出してきて使うと余裕でほぐしていきます。
電動ハンマー(ヤフオクの中古)を買った当初は電動ハンマーなんて使う機会が無いだろうと思っていましたが、意外にも出番があるものです(それでも年1、2回)。

ほぐしたものはフルイを用いて砂利を取り除きます(砂利は車道部で砂利が少なくっているところに補足して再利用)。

砂利を除去した分だけボリュームが減っていますので、山砂を投入するとともに、これに肥料分として木灰(薪ストーブやボイラーから出たもの)を混ぜます。

ここに昨春行った「播き芝(まき芝)」の方法で芝を張っていきます。

目土(山砂)を被せて転圧。
そして、たっぷり水やりして芝張りの完了です。

サラサラの山砂の状態では野良猫の糞場になってしまいますので、芝が根付くまでネットを被せて養生しておきます。

この反対側(上写真で向かって右側)については早ければ今秋に芝張りしたいと思っています。
その右側の縁石のラインですが、敷石の計画ラインと平行でないため途中でボトルネック部が生じてスッキリしません。

この機会に平行になるように修正しておくことにします(下図で朱色線→水色線)

こうするとアプローチの幅員が2.3mに広がります。
ここを自動車が通ることは基本的にありませんが、こうしておけば将来、建物の工事等で重機が入ることになった場合にも都合良いことでしょう。

ちなみに、道路を通行できる車の車両制限(幅)は2.5mです。
しかし、我が家で制限レベルの車両を必要とするような工事はまずないはずです。
4年前の改修工事で大きなラフター(ラフテレーンクレーン、下写真で左側の白と赤のブーム)がやってきてましたが、このレベルが最大と考えても良さそうです。

ラフター(16t)の幅をネットで調べると2.2m前後ですので、2.3m確保しておけばなんとかなるでしょう。

アプローチの幅員と言えば、昔はさらに狭くて2m未満だったのですが、20年程前に離れを新築する際、重機が入れなかったため下写真の井戸の流しを移設したと言う経緯があります。

この流しが元々あった場所には基礎として使われていたと思われる石が乱雑に残っています。
将来的には井戸周りも整備したいと考えていますので、この際に撤去しておくことにします。

撤去した石の周りにあった苔は縁石の修正後に植え直せるように剥がして仮置き。

それでは、縁石の位置を修正していきます。
敷石の計画ラインに平行になるように水糸を張ります(下写真ではまだ水糸を張っていません)。

水糸(位置と高さ)にあわせて縁石を据え直していきます。

井戸がある場所より先は井戸(井桁)に平行(主屋に直交)になるように線形を変えます。

この線形に沿って据えて行くも、途中で庭木(カイヅカイブキ)の根が行く手を阻みます。

それほど太くない(5cm程度)ため切除する手もありますが、ここは樹木を優先し、縁石を飛ばして配置することにします。

また、この井戸周りは将来的に整備する際、井戸水を使えるようにパイプを埋設配管する考えです。
その際に配管しやすいように縁石(のサイズ)を合わせておきます。

縁石の据付完了。

元々、流しの基礎として使われていた石(上写真で左側)を撤去したため、その分、土のボリュームが減っています。

山砂を補足し、井戸に近づくにつれ高くなるように勾配をつけます(雨水により井桁周りが崩れないようにするため)。

仮置きしてあった苔を移植して完了です。

井戸は昭和30年代に簡易水道が供用されて以来、使われなくなったこともあり、数年前まで周囲は笹などに覆われて近寄りがたい感じでした。

井戸(1号井)の再利用に向け、これまで少しずつ整備を進めてきましたが、今回の整備で弾みがついたように感じています。

庭の整備(52)表札の自作

一昨年の秋、庭木のチャボヒバ(ヒノキ科)1本を伐採しました。
伐採したものは玉切りして薪にするつもりが、薪にして燃やすだけでは勿体ないように感じ、昨秋、一部分を板に製材しました(バンドソー使用)。

同じ頃(昨秋)、郵便受けを設置したのですが、その下にスペースがあるため、この板を使って表札を作って取り付ければ良いのではないかと考えたのです。

製材してから半年(伐採後一年半)が経ちましたので、そろそろ表札の作製に取り掛かることにします。
まずは表面をカンナ掛け(自動カンナ盤使用)。

この面に彫刻刀を使って文字を彫るわけですが、その下書きをどうするか?
ワープロの文字を印刷し、それをトレースする手があるものの、わざわざ表札を自作するのにそれでは面白くありません。
また、我が家のようなボロ屋には悪筆の自筆のほうが釣り合いが取れて良いかもしれません。

自筆するとしても太い筆を持っていないため、筆ペンを使ってなぐり書き。

悪筆に加え、「書は人なり」と言われるように性格の歪みが文字にも現れています・・・。
これではあんまりですし、彫刻刀で掘りにくいためパソコンに取り入れて傾き等を補正します。

文字だけでは寂しい感じだったため、左側に竹(稈の部分)の図柄を入れてあります。
家紋は「笹竜胆」なのですが、彫るのが大変なため「笹竜胆」→「笹」→「竹」と易きに流れた結果です。

これを実寸大で印刷し、輪郭を板に転写します。

あとは根気よく彫刻刀を使って彫っていきます。

文字全体を彫るのは大変ですので、輪郭付近だけを彫って中心を盛り上げる「カマボコ彫り」としています。

ただ、この彫り方の場合に厄介なのが小さい文字です。

慎重に彫ってはいるものの、私の力ではどうしても粗が目立ってしまいます。

出来は別にして全て彫り終えました。

文字と図柄部分には墨入れするため、その滲み止めとして「との粉」を塗布します。

余分なとの粉を拭き取って下地の完成。

問題はどのような塗料を使って文字や図柄の墨入れを行うかです。
以前、同様にして温・湿度計を作ったことがあります。

このときは屋内使用のためベンガラ(朱色)を柿渋で溶いたものを使って墨入れしました。
柿渋は塗膜(タンニン成分)を形成するため、ある程度の防水機能は期待できるものの、それでも長期に渡る屋外使用は厳しいものがあります。

止むなく化学製品に頼ることして、その場合、まず考えつくのが次の方法です。

  1. 文字と図柄部分(着色):墨(黒色)や水性塗料(緑色)を塗布
  2. 全面(防水):ニスを塗布

ニスで保護するのは一般的ですが、そもそもニスは透明色の合成樹脂塗料でしかありません。
このため、耐候性に劣り、屋外使用の環境では早晩、塗膜が剥離してきそうです。
個別には耐候性を謳う商品もありそうですが、それでも塗り替えが前提になるかと思います。
塗り替えるのであれば、全面にニスを塗布するのは避け、文字と図柄部分にだけ合成樹脂塗料を塗布して着色するほうが良さそうです。

と言うわけで、文字と図柄部分に合成樹脂塗料(今回は水性のアクリルエマルジョン系塗料。ダイソーで1缶100円)を塗布。

これにニスを塗布することはないとしても、板自体が長持ちするように浸透性(オイルステイン)の木材保護塗料(XyladecorやOSMOが有名)を塗布しておくと良さそうです。
しかし、Xyladecorや手元にあるVATON(大谷塗料)には有機溶剤が配合されているため、先に塗布した合成樹脂塗料(プラスティックのようなもの)に悪影響を及ぼしかねません。
有機溶剤が配合されていない水性の木材浸透保護塗料がないものかとホームセンターで探したところ、そうしたものがありました(下写真。日本ペイント社製)。
安価(1缶500円)だったこともあり、それを購入して全面(表・裏・側面)に塗布。

木材浸透保護塗料と言っても、この塗料の樹脂成分は合成樹脂です(OSMOやVATONは天然樹脂)。
こんなことなら耐候性は劣るとしても亜麻仁油を全面に塗っておく程度で良かったかもしれません。
いずれにしても私のような素人にとって塗装の組み立ては難問です。
このような場合、看板屋さんはどのような塗料を選択していているのでしょうかね。

塗料の乾燥後、いよいよ取り付けです。
以前、郵便受けを設置したときと同様に配管用のサドルバンド(SUS)を用いて取り付けます。

正面から見るとこんな感じです。

これで、郵便配達員の方が代わっても迷うことはないでしょう(郵便受けの名前シールは安っぽいため、これまで貼ってありませんでした)。

庭の整備(51)蓮の植え付けとメダカ

前回、睡蓮鉢(昔の米搗き臼を再利用)を設置しました。

睡蓮鉢と言う名称から「睡蓮」を植えるものと思っていたのですが、ブログのコメント欄で海子さん(ハンドルネーム)から「蓮」も同様にして育てることができると教えていただきました。
しかも、蓮の葉は仏壇やお墓に供えることができるとのこと(蓮は仏花)。
我が家は仏教ですし、主屋の古民家にも蓮のほうが合いそうです(睡蓮→モネの絵画→洋風!?)。
そういうわけで、睡蓮から蓮を栽培することに変更!

時期的(5月連休時分)に蓮の苗(レンコン)を入手したいと思っていると、叔父から「浄土真宗高田派の本山(近くにあります)に蓮の会があり、その会員になると苗(株分け)を頒けてもらえる」と言う情報を入手。
しかし、調べてみると年会費が1万円と高額のため(どうりで豪華絢爛な寺院が建つはずです)、フリマで千円の苗を調達。

蓮と言っても園芸用のもの(花蓮)で、出品者によると品種は「小舞妃」とのことです。

「泥中の蓮」と言われるように、蓮の苗は泥のなかに植え付けます。
ちょうど草刈りのために田圃に行くことがあるため(五月連休前後)、そのときに田土を採ってくることにします。

草刈り後、バケツ1杯分の土を採取。

土を採取する際、実はなんとなく土が汚いように感じて最初スコップを使っていたのですが、そのうち直に触れるようになると田土の感触はなんとも心地良いもので、汚いと思う気持ちも吹き飛びました。
私自身、ブログに書いているとおり比較的自然と接することが多いものの、それでも随分と自然から離れたところに来ているものだと思わざるを得ませんでした。

さて、採取した田土は睡蓮鉢に直接入れても良いのですが、今後の管理や株分けを行いやすいように別の鉢に入れ、この鉢を睡蓮鉢の中に沈めることにします。
睡蓮鉢の中に入るサイズの植木鉢を用意し、底に田土を敷いて蓮の苗を据えます。

そして、鉢の上部まで埋めます。

この植木鉢を10cm程度浸水させるようにしたいのですが、このまま睡蓮鉢に入れては水深が深くなりすぎるため適当な高さの植木鉢を入れて上げ底します。

蓮の苗を植え付けた鉢を据えて水を張れば植え付け完了です。

ただ、このままでは夏にボウフラの温床になること間違い無しです。
ボウフラ予防のためにメダカを入れるとしても、近所の川や水路からメダカが消えて久しいです。
ホームセンターに行ってみると売ってはいるものの、なんと1匹500円(改良メダカ)もします!
15匹程度入れるとしてメダカに1万円近くかけるのもどうかと思っていると、たまたま近くにメダカを飼育されている方がみえて頒けてもらえることになりました。

上写真が頒けていただいたメダカで、全部で15匹程度います。
全て改良メダカで、楊貴妃(朱色のもの)、三色、ミユキ(銀色のもの)と呼ばれる種類のものだそうです。

これらのメダカを睡蓮鉢の中に放します。

写真では伝わりにくいですが、メダカが泳ぎ回っている様子は、なんとも良いもので見飽きません。
上写真は蓮の苗を植え付けてから約1週後のもので、早くも芽が伸びて葉が開いています。
とは言え、まだまだ小さくてメダカの隠れ場所として不十分なためホテイ草(ホテイアオイの園芸種)を入れてあります。

そして、現在の様子が下写真です(苗の植え付け後、約ひと月経過)。

蓮の葉が増えて大きくなってきました。
まだ浮き葉のため現状では睡蓮のように見えますが、これから蓮らしい立ち葉が出てくるそうです。

ちなみに、今回設置した睡蓮鉢を少し離れたところから眺めると下写真のような感じになっています。

敷石(昨春に再生)を挟んで右手に祖父が整備した坪庭、そして左手に私が整備した睡蓮鉢が並ぶ形になっています。
坪庭に比べて睡蓮鉢がショボく感じますが、蓮の花が咲けば見栄えがすることでしょう。

庭の整備(50)睡蓮鉢とタマリュウ

前回、竹の筧を更新しました。

ところで、この筧の右隣には盆栽棚があります。
この盆栽棚を設置する際、昔の石臼を有効活用して鉢植えの台(下写真で朱色矢印。写真は昨夏撮影)も設けたのですが、これが芝刈りの邪魔になるのです。

芝生の端部にあるのであれば芝刈りの支障になることはないのですが、島状に配置すると厄介です。
しかも、北側の影になるところは芝の生育も悪くなると言うオマケ付きです(写真では分かりにくいです)。
そこで、この鉢植えの台は無くすことにし、基礎の石臼も撤去することにします。

石臼の撤去跡には、前回、筧を更新する際に剥がした芝を流用して張っておきます。

芝生内に島状に配置したものと言えば、昨秋に設置した睡蓮鉢(下写真:昨秋撮影、米搗き臼を転用)もそうです。
そろそろ睡蓮の植え付け時期が近づいていますが、このままでは芝刈りの邪魔になること必至です。

ところで、芝庭を整備する際、排水路を設けるため境界にレンガを設けたのですが、それが良い具合に芝刈りの邪魔にならないのです。

写真は電動式の芝刈機。現在は刈払機を使用

そこで、睡蓮鉢の周囲も同様にレンガを使って縁石(芝の根止め)を設けることにします。
また、この機会に睡蓮鉢の設置場所を玄関前に変更します。

玄関の左手には坪庭(広さ1坪)があり、昨年に再生した敷石(石畳)を挟む形で玄関の右手に配置しようと言う考えです。

坪庭は祖父の代に造られたものですが、それに負けないものを造らねばなりませんね!

レンガの縁石は睡蓮鉢の形状に合わせて(半)円形(R=540mm)にすることにし、図を描いてレンガの配置方法を検討します。

レンガをカットして繋げることで擬似的な円形を作るわけですが、コンピュータ(CAD)によると2辺をそれぞれ約18mmで斜切りすれば良いとのこと(私の算数能力では算出不能・・・)。

コンピュータの指示寸法通り、ディスクグラインダー(ダイヤモンドホイール装着)を使って両面から切り込みを入れます。

切り込み箇所にレンガ用タガネを打ち込んで切断します。

同寸法で9個の加工完了。

これが本当に円形になるのか、設置場所に仮置きして確認してみます。

設計寸法で組み上がりました。
当たり前とは言え、コンピュータもなかなかやるものです。

こうして配置したレンガの外周で芝を切り、内側の芝を剥がします。

この箇所の芝張りは表層の砂利だけを撤去し、まき芝により行ったところです。
このため、土中から出てくる砂利をフルイ分けておきます。

芝自体は、束にして販売されているものと同じような状態で剥がれてきます。

このように芝の根は非常に浅く、このため芝張り時においては表層部の土壌改良だけでも問題ないわけです。
このことは逆に見れば、芝生では深層部への土壌改良の効果は期待できないと言うことになります。
欧米では見渡す限り芝生だけが広がっているになっているようなところがありますが、絵葉書的に美しいものの土壌としては貧しいのではないかと思います。

閑話休題。

芝を剥いだところに、まずは睡蓮鉢を据えることにします。
しかし、睡蓮鉢は昔、米搗き臼(陶製)として使われていたもので、側面にある亀裂から水が滲み出るのです。

この半年の間に鉢内の水が減るようなことはなく、漏水量は僅かなのですが、亀裂部は常に水分が補給されるため苔が生えてきています。

これが石製の睡蓮鉢なら風情があって良いと喜ぶところですが、陶製のため亀裂の拡大などの悪影響を及ぼしかねません。
そこで、据え付ける前に一旦、水を空にして止水しておくことにします。
こうした用途に用いる止水材にはいろいろあるようですが、今回は一般的なシリコンシーリング材を使うことにします。
シリコンシーリング材は外壁や浴室にも使うように水密製・耐候性を有しており、この程度の亀裂であれば最適の止水材なのではないかと思います(あくまでも素人考え。変性シリコンシーリング材は水密性が劣るようです)。

睡蓮鉢の内側から亀裂部分にシーリング。

昨秋に睡蓮鉢を設置した際は、石臼の石を基礎にし、その上に据えました。

しかし、これだと見た目にも安定感がありません。
それでは、米搗き臼として使われていたときはどうなっていたのかと言うと、下写真のとおり土中に埋められていたようです。

これにならって下部(1/3程度)を土中に埋めて据え付けることにします。
睡蓮鉢の据付場所に穴を掘り、その底に砂利(先にフルイ分けしたもの)を敷き詰めます。

レベルで水平を確認しながら据え付けます。

続いて、境界部にレンガを据え付けます(コンクリート等は不使用)。

さて、睡蓮鉢とレンガとの間のスペースをどうするか?
少し綺麗目の小石を敷き詰める案が思い浮かびますが、やはりここはタマリュウで植栽することにします(馬鹿のひとつ覚え!)。

芝を剥がした分だけ土が減っているため、これを補足する山砂を建材屋さんで購入(軽トラ1.5車分。今回はこの一部使用)。

山砂を投入、敷き均します。

タマリュウは先日、シバザクラを植栽したときにポット苗(10ポット)を一緒に購入してありますので、それを植え付けます。

ケチってポット苗の数が少ないため隙間があいています・・・。
2〜3年もすれば埋まるでしょうし、その成長過程を見るのもまた楽しみです(実際には雑草取りに追われることになります)。

庭の整備(49)竹の筧の更新(改良)

前回、シバザクラの植栽箇所を拡張しました。

ところで、上写真の朱色矢印で示す箇所に竹の筧が写っていますが、倒れて手水鉢に寄り掛かった状態になっています・・・。
この筧や手水鉢は、3年半前に外便所を解体・撤去した際、その跡地に設けたものです。
そして、3年半の間に竹製の筧が劣化したわけです。

筧を新しく作りかえることにし、古いものを撤去します。

根元を直接、地面に埋めてあったため、埋設部分が腐朽しています。
この部分さえ問題なかったならば、見た目は悪いものの後1〜2年は使えたのではないかと思います。
竹を腐朽しにくくするには、地面に直接、接しないようにすれば良く、そうすれば5年はもつようなりそうです。
そこで、コンクリートの基礎を設け、その上に竹を立てる構造とします。

基礎には竹を固定するための支柱をあらかじめ設けておくことにします。
支柱には塩ビ管を用いることにし、手元にある塩ビ管と竹を実際に組み合わせて適当なサイズの塩ビ管を選定します。

VU40A(外径48mm)に竹を挿すようにすると、ちょうど良い塩梅です。
塩ビ管(支柱)を含む基礎は恒久物になりますので、次回、筧を更新する際は、内径が48mm強の竹を伐り出してくれば良いことになります。

VU40A(外径48mm)だと、ちょうど建築ブロックの空洞内(約50mm×約80mm)に収まりますので、廃材の建築ブロックを再利用して基礎を作ります(型枠を使わずに済みます)。

建築ブロックと塩ビ管との隙間にモルタルを詰めます。

この基礎は、天端が地面より少し高くなるように設置しますので(雨水が溜まらないようにするため)、地上部の面積が少しでも少なくなるように天端の角をハツっておきます(芝刈りに刈払機を使用するため)。

続いて、筧本体を作っていきます。
既設のものは丸竹をそのまま使用したのですが、加工や、稈のなかにホースを通すのに苦労しました。
苦労してもいずれは乾燥により割れてしまいますので、最初から割って使うことにします。
そうすれば節を取るのも簡単です(玄翁を使用)。

ただ、割って使う場合、上端の節による止水が期待できなくなりますので、柱部分よりも一回り太い竹を使って天蓋を設けます(止水だけでなく、割った竹の固定にもなります)。

口部分は一回り細い竹(約30mm)を用い、それを柱部分に固定できるようにホールソー(φ30mm)を使って穿孔します。

口部分は丸竹のまま使うため、中を水が通るように節を鉄筋など(今回はロープ固定金具を使用)を使って打ち抜いてあります。

あとは柱部分にビニールホース(散水用)を通して組み立てるだけですが、ホースを無理に曲げると力が掛かってしまうため、柱部分と口部分との接続箇所にエルボ(下写真で朱色矢印)を使うことにします。

下写真のとおりホースを通します。

柱部分をシュロ縄で結ぶとともに天蓋を被せて組み立てます。

筧の設置箇所に基礎を据え付けます。

基礎の天端が地面より高く、芝より低くなるようにしています。
また、基礎(支柱)の鉛直がとれていないと筧本体も傾いてしまいますので、レベルを使って調整しています。

支柱に筧本体を立て、ホースを散水栓に繋げば完成です。

蛇口を開けると井戸水が出てきました!

新しい竹の筧から澄んだ水が流れ出てくるのは、なんとも清々しいものです。

この筧や手水鉢は、ちょっとした手洗い用に使おうと考えて設けたのですが、八割方は小鳥や野良猫の水呑場として使われているような状況です。

庭の整備(48)シバザクラの株分けと挿し芽

下写真は、先月(4月)中旬に撮影した我が家の畑の様子です。

大根や菜の花が咲いて春爛漫と言った感じです。
畑の耕作は自然農により行なっており、基本的に無除草のため、ともすれば荒れ放題に見られてしまいがちです。
こうした場合でも、縁が締まっていれば見た目が良くなるのではないかと思い、昨年()、駐車場(上写真で手前側)との隣接部にシバザクラ(ピンク色の花)を植栽しました。

今春、植栽後初めての花期を迎えたのですが、ビッシリと花をつけて花の絨毯のようです。
また、野菜の花が白や黄色が多いところにシバザクラのピンク色が加わって一層華やかに感じます。

シバザクラはこのように花が美しいですが、それ以上に驚いているのが旺盛な成長力です。
1年で植栽時にあった隙間はほとんど埋まり、ササやスギナ、ドクダミのような宿根草でさえ抑える勢いです(グランドカバープランツとして適)。

そこで、シバザクラの植栽箇所をさらに延長して今回、新たに苗を植え付けることにします(下写真で朱色矢印の範囲)。

苗は、これまでと同じ生産農場(市内の石黒植物園さま)で同じ品種(オータムローズ)のものを購入(15ポット)。

今回購入したポット苗を、1年前に植え付けたものと並べてみると下写真のとおりです。

たった1年で10倍程度に広がっており、驚くべき成長力です。

今回苗を植え付ける場所は宿根草(ササやドクダミ、スギナ)や球根植物(キンギョソウ等)が蔓延っている厄介なところです。
シバザクラの成長力に期待するものの、とりあえずは植え付けに際して地上部を刈り取っておきます。

30cm間隔で苗を植え付けます(8ポット)。

来春には大きく成長して花を楽しませてくれることでしょう。

さて、今回8ポットを植え付けたのに対して購入したのは15ポットで、まだ7ポットが残っています。
これらを植え付けたいと考えているのが、アプローチの通路沿いです。

この通路の南側(上写真で左側)には既にタマリュウを植栽してあります(’17年秋’18年春)。
一方の北側(上写真で右側)には槙垣があり、その根元にササが生い茂っています。
アプローチのためササを伸ばし放題にするわけにもいかず、定期的に刈らなければなりません。
そこで、管理が容易で見栄えも良いシバザクラに置き換えたいと考えているのです。
昨春、試験的にササが茂っていないところに植えたもの(3ポット分)が現在、下写真のとおり花を咲かせています。

この場所は長年の除草剤の使用により土が固結し、痩せてもいるため、シバザクラは無理かもしれないと試験的に植えたのですが、枯れることなく成長して花が咲きました(槇垣の南側に位置して日当たりは良好)。

下写真で下側に置いてあるポット苗が購入時の大きさになりますので、1年で5倍程度に成長したことになります。
畑(約10倍に成長)に比べると成長力は劣りますが、この場所でも問題ない感じですので、通路北側の全区間にシバザクラを植栽していくことにします。

とは言え、現状においてはササが蔓延っていて植え付けられそうにありません。
今年の夏にササを枯らしたうえ(除草剤を使用)、秋に植え付けるのが良さそうです。
秋まで時間がありますので、残っているポット苗(7個)を株分けしておけば秋には元の大きさにまで成長しそうです(購入数を減らして節約しようと言う魂胆です・・・)。
1個のポット苗を3分割し、ひとつずつポットに植え付けます。

7個のポット苗が21個に3倍増!

このことを知人に話したところ、シバザラクは挿し芽でも増やせるとの情報を入手。
通路沿いに植栽するには、さらに多くの苗が必要になるため、挿し芽も行うことにします。
挿し木と同じようにすれば良いのだろうと安易に考え、満開状態のシバザクラから挿し穂を採取。

挿し木の場合、挿し床として鹿沼土を用いることが多いですが、粒径が大きすぎるように感じるため、山砂をメインにして培養土と木灰を混ぜたものを挿し床とします。

適当に挿して24ポット分を作製。

この挿し芽は実際には4月下旬に実施したのですが、それから2週経過後の現状が下写真です。

青々として元気なものがある一方、半分程度が萎れてしまっています。
萎れているのは、いずれも花がついていたものです。
つまり、挿し穂にはこの春に伸びた新芽を用いなければならないと言うことです(基本です・・・)。

新しい挿し穂を採取し、萎れたものと取り替えておきます。

株分けしたもの(下写真で中央のトレイ)の中にも今ひとつ元気がないものがありますが、復活してほしいものです。

里山再生:カシの苗木作り

冬季に行っている山仕事は、4月上旬までに終えました。
山仕事は、これまでは伐採(木や竹)を中心に行ってきましたが、今シーズンからは植樹(クヌギとスギ)も始めることができました。

クヌギ:4本
スギ:11本(+他の場所に6本)

伐採は、個人的には薪ストーブの燃料が入手できることにもなるため嬉しいものの、その反面、生きている木を伐ると言うのは辛いものもあります。
その点、植樹は木の生命力を感じることができて楽しいものです。

植樹を実際に行って感じたのは、植樹自体は容易(穴を掘って苗木を植え付けるだけ)なのに対し、苗木をタイミングよく準備しておくことの難しさです。
今回は、たまたま実験的に畑で育てていたものが移植にちょうど良い大きさになっていたため良かったのですが、計画的に植樹するにはそれを見越して苗木を育てておく必要があるわけです。

と言うことで、2、3年後の植樹を見越して苗木を準備することにします。
今年から5年かけて自宅に隣接する竹林を縮小する計画のため、その後に植える苗木を準備しておくと良さそうです。
苗木の樹種について、竹林の風下には隣家があるため、クヌギやコナラなどの落葉樹だと大量の落ち葉により迷惑をかけてしまうため不適です。
常緑樹で、しかも用材や薪炭材として使えて良いと感じているのがカシやツバキです。

カシであれば、自宅の庭にカシがあり、秋に落ちたドングリからたくさん自生します(苔庭のため、苔がゆりかごになって発芽しやすいようです)。
いつもは草取り時に抜いているのですが、昨年は抜かずにそのままにしておいたところ、冬を越して下写真の状態にまで育っています。

ここで大きくするわけにはいきませんので、山に植樹するまで一旦、竹ポットに移植して育てることにします。
移植ゴテで掘り上げてみると、既に根が深くまで入っているため直根を途中で切ってしまいます。

そこで、掘らずに引っ張ったところ、うまい具合に直根が切れることなく抜けてきます。

その代わり、細根がほとんど取れてしまっています。
今の時期であれば復活するでしょうし、何より掘り上げる必要がないため楽チンです。

草抜きのようにして幼木を採取。

しばらく水に浸けて水揚げさせておきます。

この間に幼木を植え付ける竹ポットを作ります。
竹は、この冬に伐採したものの中から太いもの(真竹、φ○mm程度)を使います。
節が底になるようにレシプロソー(竹用ブレード装着)で切断し(L=○mm)、底に水抜き用の穴を電動ドリルで1箇所(φ10mm)穿孔。

出来上がった竹ポットに幼木を植え付ければ完成です。

ただ、この状態では転倒しかねませんので、これまた竹を利用して固定用の支えを施しておきます。

ポット育苗の場合、畑への地植えの場合と違って水遣りしなければなりませんが、生育状況を観察しやすいのが良いですね。

下写真は昨春に自生えのビワを竹ポットに移植したもので、接ぎ木の台木にするつもりです。

元気よく成長し、台木としてちょうど良い大きさになっています。
接ぎ木することにし、園芸種のビワから穂木を採取して接ぎます。

実は昨春、地生えしているものに直接、接ぎ木したのですが、夏に雑草に埋もれ、草刈りとともに切ってしまいました・・・。
その点、ポット育苗だと安心です。

竹ポットでも問題ないことがわかりましたので、来春にも接ぎ木できるように自生えしているものを竹ポットに移植しておくことにします。

ビワの育苗は、なんとなく少し湿気っているところが良いように感じ、排水路に置いておくことにします。