月別アーカイブ: 2017年3月

果樹園の再生(9)ミカンの植え付け

今冬にモモスモモクリの苗木を植え付けました。
これらの果樹は落葉樹ですが、3月も下旬になりましたので常緑樹の果樹を植えることにします。

常緑樹の果樹と言えばミカンです。
ミカンは昨シーズンに3本(温州、伊予柑、デコポン)植えているのですが、今シーズンさらに2本(宮川早生、デコポン)追加します。

先般、近隣で自家栽培されている方から頒けていただいたミカンが美味しく、その品種が「宮川早生」(早生の温州ミカン)でした。
その方曰く、売り物のような肌ツヤの良いものにするには消毒しないと難しいとのことでしたが、当地の気候にも適しており、自家用なら無消毒でも十分ではないかと感じ「宮川早生」を選びました。

この「宮川早生」を植える場所は下図で38番です。

昨シーズン、この近くに「伊予柑」(32番)、「デコポン」(33番)を植えています。
ミカン同士を近接させていますが、ミカンは自家結実性があるため特段このような配慮は不要かと思います。
この場所は(冬の)風下側にお隣りの住居がありますので、落葉樹を避け、常緑樹のミカンを配置しているわけです。
しかし、風上側に防風林(竹)があるとは言え、風当たりが強いためミカンにとっては余り良い環境ではないのかもしれませんね。

では、穴を掘って苗木を植え付けます。

周囲が、伐採木の枝葉をバラしたもの(来シーズンの薪ストーブ等の焚き付けに使用)で山になっています・・・。
いずれ使って無くなりますし、とりあえず苗木への日当たりに影響はないでしょう。

腐葉土(らしきもの)で埋め戻して植え付け完了。

抑草&乾燥防止を期待して、表面を枯れ葉で覆ってあります。

ところで、上写真で奥に写っているのは、昨シーズンに植えた「デコポン」ですが、葉が黄色くなっています。
実は、早くも結果し、欲どしくも収穫しようとそのまま大きくしたため、果実のほうに栄養がいったようです(既に収穫済)。
栄養補給のため、薪ストーブで生じた灰をふり撒いておくと良さそうですね。

その「デコポン」ですが、オレンジのように甘く、しかも温州みかんのように袋ごと食べられるので大好きです。
そこで、今シーズンも1本追加することにします。

植え付ける場所は下図で39番です。

クローバーが生い茂っているところに植え付け完了。

これで今シーズンの果樹の植え付けは終わりです。
結局、今シーズンはモモ、スモモ、クリ、ミカン×2の計5本の苗木を植え付けました。
一方、カキの老木を中心に4本伐採しましたので、(苗木が枯れることなく成長すれば)トータルでは1本の増となり、多少は樹種の多様化と若返りを図れたように思います。

<続きます>

スイカの種蒔きと春の畑

先日、菜種梅雨に備えて屋根の樋を掃除しました。
菜種梅雨は、ナタネ(冬野菜)などの花が咲く頃に降る長雨のことを言いますが、一方でその頃、旺盛に成長するエンドウなどの春野菜にとってはまさに恵みの雨になります。
さらに、この雨は夏野菜に対しては発芽を促しているようにも思います。

ということで、夏野菜の種を蒔くことにし、今回はスイカを中心にポット蒔きするものを種蒔きします。
なお、キュウリ(地這い)やオクラ、ゴーヤなどは昨年生育していたものが自然生え!?してくれることに期待していますが、様子をみて適当に直播きするつもりです。

ポットに腐葉土(ワラのムシロが腐ったもの)をつめ、種を蒔いて完了。

スイカの種はホームセンターで購入したF1種(黒玉)と、自家採種(大玉)したものです。
購入したF1種はパッケージにたった15粒入って約500円。スイカは高いですね。

ところで、田舎のほとんど家では多かれ少なかれ野菜を栽培していますので、初夏のキュウリなどをご近所にお裾分けしても喜ばれません。
しかし、田舎でもスイカは喜ばれることが多いように感じますので、なんとか実ってほしいものです。
もちろん私もスイカが大好物です(^_^)

上写真には右端にダイコン(冬野菜)が写り込んでいますが、まだトウ立ちしておらず食べられる状態です。

下写真のダイコンはずいぶん太いと思いきや、頭部が3つに分かれています。

ダイコンは根割れ(二股ダイコン)しやすいですが、頭部も分かれるものなのですね。

実は、これらのダイコンはほとんど収穫していません(収穫が面倒!?)。
と言うのも、我が畑のダイコンやニンジン、ゴボウはほとんど自然生えのようなもので、なんの施肥も管理もしておらず、土地をタダで耕してくれる耕運機!?代わりなのです(必要なだけを抜いて食す)。

一方の春野菜(ソラマメ)の生育状況は下写真のとおりです。
春になり、まさにグングンと言った感じで成長しています。

ちなみに、上写真の場所は樹木の枝葉をバラしたものをマルチシート代わりに被せてあるため、雑草が比較的少ない状況です(下写真は今年2月に枝葉で被覆した直後の様子)。

枝葉で被覆していないところは現在、下写真のとおり畝が雑草で覆われていますので、枝葉のマルチシートでも相当な抑草効果が得られるということになりますね。

この畝を覆っている青々とした雑草は春草のカラスノエンドウやスズメノエンドウです。
マメ科の雑草がこれほど勢いがあるということは土壌に肥料分(窒素)が不足しているというなのかもしれません。
「どんどん茂ってタダで肥料を補給してもらうことにしよう!」
なんてことを言っていられるのは今のうちで、これから一雨あるごとに天に達するほどになることでしょう・・・。

マメ科の雑草だけでなく、こちらでは違う雑草が可憐な花を咲かせています。

この群落はヒメオドリコソウですね。
そばにはゴボウが点在していますが、わかるでしょうか。

下写真では、オオイヌノフグリがこれまた可憐な花を咲かせています。

そばにはトウ立ち間近の菜ものと、ソラマメが成長しています。
野菜だけではなくいろんな雑草が一緒に育っているのも案外良いものかもしれません。

雨水対策(1)雨樋の掃除

当地では冬季、北西の季節風(鈴鹿山脈から伊勢湾に吹き抜ける「鈴鹿おろし」)が吹きます。
そして、我が家は西に里山(防風林を兼ねる)があるため、木や竹の枯れ葉が敷地へと吹き飛ばされてきます。

そんな季節風も、過日の春一番のあとは弱まりつつある一方、間もなく「菜種梅雨」の時期を迎えます。
ということで、落ち葉がたまった雨樋を掃除して菜種梅雨に備えることにします。

まずは主屋の大屋根に掛かる軒樋から。
下屋の屋根に登って作業することになります。

主屋は厨子(つし)二階と呼ばれる形式で、通常の本二階に比べ大屋根の高さが低くなっています。
そのため、下屋の屋根に登るだけで容易に樋掃除ができます。

さて、落ち葉のたまり具合は。

上写真で手前が山側(西側)になりますが、やはり山側ほど堆積量が多くなっています。
たくさんたまっているとは言え、これでも里山整備(枯れ竹の除去や間伐)をおこなう前に比べると1/3程度に減っています(今回の樋掃除は今冬初めてですが、以前は2ヶ月も経たないうちにこのような状態になっていました)。

軒樋の落ち葉を取り除き、続いては、たて樋です(下写真は主屋の裏側)。
特に集水器付近がたまりやすく、棒で引っ掻く程度で取り除けるレベルではありませんので、たて樋をバラします。

たて樋は通常、接着剤を使って接合してあるためバラしにくいかと思います。
しかし、我が家は余りにも落ち葉が多いため、一部を接着剤を使わずに接合し、バラしやすいようにしてあります(たて樋は「でんでん」でも固定されているため、勝手に外れてしまうということはないようです)。

で、たて樋の中は。

なんとか雨水が流れる状態ですが、詰まるのも時間の問題ですね。

他にも土蔵や倉庫の樋を掃除して、ゴミ袋一杯分の落ち葉がたまりました。

本当はこれで終わりではなく、樋掃除ができていない建物が残っているのです。
その建物は最も山に近いところにある離れ(下図で左下)です。

上図には樋の位置と向きを矢印で示してありますが、そのうち赤色と黄色が落ち葉がたまりやすいところです。
離れは最も落ち葉がたまり掃除する必要性が高いのですが、実際には15年ほど前に新築して以来、全くできていない状態です・・・。

と言うのは、離れは2階建てで、所有している二連梯子(7m)を掛ければ届く高さなのですが、下図のとおり山の斜面が迫っていて足場を確保できないのです。

上図で梯子は75°の角度で掛けてありますので、もう少し立てればよさそうなものですが、実際には法肩の土が軟弱でとても梯子を支えられるような状態ではありません。

この斜面は昭和30年代に樋(先代の離れ)の故障から崩壊しており、再び崩れたときには離れ自体の倒壊につながりかねません。
そこで、とりあえずは軒下に板を並べて、樋から溢れ出る雨水の落下により地面が削られてしまうのを防いでいます。

これはあくまでも応急措置であり、ちゃんとしたものとして次のような方策を考えています。

  • 樋カバーの設置
  • 恒常的な足場の設置
  • 樋を撤去し、地面に雨水を受ける側溝的なものを設置

いずれにしても、斜面自体の強化(土留め及び植栽)とともに対策を講じていこうと思います。

<続きます>