月別アーカイブ: 2017年4月

雨水対策(3)二連梯子の固定方法

山の斜面崩壊につながる恐れがあるため離れの雨樋を掃除したいのですが、斜面が迫っていて梯子の足場を確保できないことから掃除できずにいます。

とりあえずは軒下に板を並べることで、樋から溢れ出る雨水の落下により地面が削られてしまうのを防いでいるものの・・・。

そして、対応策(恒常的な足場設置など)をいろいろと考えてみるものの、どれも今ひとつ・・・。
二連梯子を掛けるための安定した足場さえ確保できればよいのだけど・・・と思いつつネットで調べていると労災防止のために作成された次のリーフレットが目に入りました。

「墜落災害防止のための移動はしごの使用方法等について」(リンク先にリーフレット)
一般社団法人 全国建設業労災互助会、独立行政法人 労働安全衛生総合研究所発行

このリーフレットには二連梯子を安全に使用する方法(下図イラスト)についても記載されています。

二連梯子は左右へ転倒しやすいため梯子上方をロープで固定するようにはしていましたが、このリーフレットで梯子下方も固定すべきであることを知りました。

このように下方も固定すれば、斜面が近接していても斜面側に滑ることはなく安全に作業できるのではないか。
そして、梯子を掛ける場所を軒先ではなく壁面にすれば(下図で朱色線)、足場を確保できます。

そこで実際に梯子を掛けてみます。
まずは建物の表側(斜面側の反対)でおこなって様子をみます。
杭を打って、梯子の上・下方4箇所とロープで連結します。

【注】上写真の杭の位置は誤りで、本当は建物側に引く位置にすべきです・・・。

梯子に登り、たて樋を掃除します(高所作業のためヘルメット・安全帯着用)。

軒樋については梯子に登って手が届く範囲が片側1m程度ですので、約2mずつ梯子を移動させて掃除することになります。

建物の表側が無事掃除できましたので、いよいよ斜面側です。

<続きます>

雨水対策(2)斜面の現況

前回、春の長雨を前に雨樋の掃除をおこないました。
しかし、2階建ての離れについては、山の斜面が迫っていて梯子の足場を確保できないことから掃除できていません。

約15年前にこの離れを新築してから一度も樋掃除ができていないわけで、堆積した落ち葉で樋が全く機能していない状況にあります。
重量鉄骨造の建物で外壁もトタンですので、樋の詰まりにより雨垂れの跳ね返りがあってもそれほど心配する必要はないのかもしれません。
しかし、昭和30年代にこの場所で同じく樋の故障から斜面崩壊に至った(下図の左下)という過去があるため、特にその心配をしています。

その斜面の断面を簡易的に測量し図示したものが下図になります。

斜面の断面(上図で朱色線)が円弧状になっていますので、樋の故障により流れ出た雨水により、その上部の地面(上図で茶色着色箇所)が円弧状に滑ったのではないかと思います(あくまでも素人考えです)。
しかし、この程度の斜面で、たかが樋の水で地滑りに至るものでしょうか。
おそらく原因は樋の故障だけではなく、昭和30年代に起こった竹の一斉枯死も関係しているように思います。
「地震のときは竹藪に逃げろ」と昔言われていたように竹は根(地下茎)を網目状に張る一方、その根は表層(1m以内)にとどまっています。
その根が竹とともに枯れ、地盤が弱くなったところに樋の故障による水の流れにより地滑りに至ったと考えられそうです。

また、このことから斜面の植生は竹(根が浅い)だけでは十分ではなく、樹木(根が深い)により深層部を固める必要があると言えるかと思います。
現在も竹だけ(+投棄ゴミ!?)の状態ですので、今後、土留め(丸太)とともに樹木を植栽していきたいと思っています。

それはそうと、今この谷に投棄されたゴミの処理に苦慮しているのも元をたどれば樋の故障に行き着きます。

・祖父が亡くなり樋掃除ができず故障(+竹の一斉枯死)
→斜面崩壊
→谷を埋めるため瓦礫を投棄
→瓦礫だけでは足らずゴミを投棄
→ゴミがゴミを呼ぶ事態に・・・

まあ我が家の鬼門(実際に南西角の裏鬼門)とも言え、樋が機能していない状態のままにしておくのはヤバそうです。
さて、どうやって樋に堆積している落ち葉などを取り除くか?

<続きます>

耕作放棄地の再生(15)タケノコ掘り

ひと月程前まで竹の伐採などの作業していた耕作放棄地ですが、このひと月の間に田面はすっかり緑の絨毯で覆われました。

山のほうは特に変わりがないようですが、この山の竹は孟宗竹ですので、そろそろタケノコが上がっていてもよいはずです。
今年はタケノコが不作という話しをチラホラ聞きますが、どのようなものでしょうか。

では、山の中へ。
林縁部の竹を伐採したため山の中に入れるようになったものの、林内は荒れたままです。

行く手を阻む竹に気を取られ、足元のマムシに気づかなかったということがないように用心して進みます(荒れた竹林は特に要注意です)。

タケノコ発見!

タケノコ用の鍬を使って掘り上げます。

10本ほど収穫できました。

孟宗竹だけあって肉厚で美味しそうです。
竹の整理では苦労しましたが、こうして収穫できると嬉しいものです。

まだしばらくの間は孟宗竹のタケノコが上がり、その後、破竹、真竹と続き、6月上旬頃まではタケノコの時期が続くことになります。

そして、タケノコだけではなくシイタケも上がってきました。

2年前に種駒を打ったものですが、昨秋から上がりだしたため一部も収穫しやすいように自宅近くに引き上げてきてあります。

シイタケのそばでアマガエルが休んでいるところを見ると、湿り気があってシイタケの生育にちょうど良いぐらいの環境なのかもしれませんね。

<続きます>

里山整備2017(11)ゴミの回収

里山に投棄されている大量のゴミ(下写真)を、ようやく今シーズンから片付けていくことにしました。

そして、今シーズンは特に状態の悪い箇所として湧水が空き缶などに溜まり異臭を発しているところ(下写真)を片付けます。

その前に、このゴミ投棄箇所とは違う場所になりますが、同様に投棄されている五右衛門風呂の釜を回収します。

この五右衛門風呂は私自身、幼少の頃に入っていたものです。
のちに薪の代わりに合板やプラスチックゴミを燃やすようになり釜の底が抜けてしまいました。
その後、左官屋さんの手による釜焚き風呂を経て、今のユニットバスになっています。
お風呂を焚く手間などのことを考えなければ、五右衛門風呂が最も身体が温まり良かったのかもしれない、とノスタルジックに思ったりします。

長年の間に釜の中から竹や南天が生えていたものの無事回収(上写真にはディスクグラインダーが写っていますが使っていません)。

せっかくなので釜の直径を測ってみると約70cmです。

五右衛門風呂などを撤去したことで、ここから里山へ出入りできるようになりました。

ここなら傾斜も緩く、回収したゴミを抱えて運んでくるのが楽になります。

さて肝心のゴミ回収ですが、3月から早起きして1日1時間程度、ゴミ袋1〜2袋ずつ回収してきました。

そして、このひと月半で回収したゴミが下写真になります。

雨水が入らないように軒下などに置いていますので、まさに「ゴミ屋敷」状態です!
このように置いてあると否が応でもこれらのゴミが目に入り正直嫌なものです。
しかし、これまでも直接に目に触れるところになかっただけで同様に存在していたことに変わりはありません。
今後、市の処分場へ搬出することで我が家はスッキリ片付きますが、決してゴミが無くなるわけでなく単にゴミの場所が変わるに過ぎないわけで、そう思うと複雑に感じます。
もし仮に各人が出したゴミは各自の自宅敷地内に埋め立て処分しなければならず、そしてその敷地は自らの子孫が末代まで引き継ぐことになれば、誰もがゴミを出さない生活を送るようになるのかもしれません。
日本、あるいは地球レベルで考えるならば、国土という庭にゴミを埋め、子孫に残していることに違いないわけですが・・・。

ゴミを回収したことで里山のほうはスッキリしました。

とりあえず、湧水が空き缶などに溜まることはなくなりました。

ゴミを回収したのは湧水が出ているところだけですので、まだまだ投棄ゴミはあります・・・。

しかし、マムシが出る時期になってきましたので、今シーズンのゴミの回収はここまでとします。
回収したゴミは今後、軽トラで市の処分場へ搬出することになります(市の処分場に搬入するための許可申請書が整ったことから先日申請したところです)。

<続きます>

腐葉土と種蒔き(2)

菜種梅雨の晴れ間に夏野菜の種(直蒔き分)を蒔いています。
前回は新たに作った畝に種を蒔きましたが、今回は既存の畝に蒔いていきます。

既存の畝の現状は下写真のとおりです。

手前に桃の花が咲いているほかは一面緑の絨毯で、畝がどこにあるのかも分からない有様です。
この生い茂っている草はマメ科のカラスノエンドウやスズメノエンドウですが、実はこんな中でも野菜が育っているのです。

こちらはソラマメ。
カラスノエンドウの勢いに負けていません。

しかも、ソラマメの天敵とされるアブラムシが全く付いていません。
ソラマメ栽培においてはアブラムシを寄せ付けないためにカラスノエンドウなどを駆除するのが常識ですが、意外なことにカラスノエンドウに囲まれていても問題ないようです。

この畑にアブラムシがいないわけではなく、何箇所かアブラムシが密集しているところがあります。

上写真ではカラスノエンドウにびっしりとアブラムシ(黒い点)が付いています。
アブラムシはソラマメよりも雑草のカラスノエンドウのほうがお好みなのでしょうか。
アブラムシが全てのカラスノエンドウを食い尽くせばソラマメにやってくるのかもしれませんが、これだけあれば心配無用でしょう。

こちらはタマネギ。

2年ほど前に種を採取するために畑に戻したものが、野草化しているようです。

こちらも野草化しているニンニクです。

こうして見るとカラスノエンドウが、か弱い植物に見えます。

下写真のニンニクの根本にはニンジンが密集しています。

これらのニンジンは昨秋に種をいろんなところにバラまいておいたものですが、これまで一度も収穫していません。

試しに引き抜いてみると・・・

形はイビツながら意外にも大きいです。

ほかにも引き抜いてみると・・・

形や大きさはバラバラです。
肝心の味はどうだろうかと井戸水で簡単に洗ってかじってみると驚いたことに甘いです(大げさに言えばフルーツみたい!?)。

このようなニンジンが畑に100本、200本は生えているはずです。
売るレベルのものを作ろうとすれば大変ですが、自家消費用にこのレベルのもので良いとなればニンジンも野草化できるということです。
収穫しなくとも、ニンジンはタダで土を耕してくれますし、夏にはレース状の涼しげな花を楽しませてくれる最高の野菜かもしれません(^_^)

さて、肝心の夏野菜の種蒔きです。
種を蒔くところだけカラスノエンドウなどを刈って、幾種類かの種(キュウリ、スイカ、オクラ等)を蒔きます。

最後に刈り取ったカラスノエンドウを畝に被せています。

こんなことで夏野菜が発芽して成長するものなのかわかりませんが、手間もお金も掛けていませんので、うまくいけば儲けものです(^_^)

<続きます>

庭木の剪定(10)サツキの植え付け

満開のハクモクレンもアッと言う間に花が散りました。

上写真で丸で囲む箇所は握りこぶし状に肥大化(毎年同じ箇所で切り詰め剪定したため)してしまっているため、1年に1箇所ずつ切り落としています。
今シーズンはどの箇所にしようかと言うことで、朱色の箇所を切り落とします。

切り落とした肥大箇所からはたくさんの枝が出ています。
この枝の付け根で毎年切り詰めると、握りこぶし状に肥大化するわけです。

肥大化している箇所はまだありますが、樹木の負担が大きくならないよう今シーズンはこの1箇所だけにします。
まぁ、ハクモクレンは小まめに剪定しないと直ぐに大木になるほどの樹勢がありますので、大丈夫なのでしょうが。

庭ではツバキ(下写真中央)が満開になるとともに、ハナミズキ(下写真左)も開花が近づきつつあるようです。

ちなみに上写真のツバキは球形に仕立てています。
不自然な形ですので徒長枝が出て形が崩れそうなものですが、意外にもこの形で安定しています。
このように(ハクモクレンとは異なり)樹勢が穏やかで手が掛からないため、ツバキやサザンカは庭木として好まれてきたのかもしれませんね。

庭木と言えば、我が市ではこの時期に大規模な植木市が開催され、その場で生産者から購入できます。
少し覗きに行ったついでに、サツキの苗木を1株(300円)購入してきました。

と言うのも、サツキの生垣の一部が枯れて空洞になってしまっている(下写真で中央やや左)ため、そこに植え付ける考えなのです。

一昨年、隣接する道路で下水道(集落排水)工事がおこなわれたのですが、施工業者が掘削した土砂をユンボからダンプに回転・積み込みする際に生垣の上に土塊を落としてしまった結果、幹や枝が損壊しました。
そのうち復活するだろうと思っていましたが、完全に枯死してしまいました(下写真が枯れたサツキの根株)。

サツキは挿し木で増やせますし、挿し木で増やしたほうが同じ品種となり生垣が統一するかもしれません。
しかし時間がかかりますし、わざわざ1本のためにするのもどうかと思い苗木を購入しました(品種は葉が似ているように感じた「玉サツキ」を選定)。

では、購入した苗木を植え付けます。
サツキの後にサツキで厭地になるかもしれませんので、大きく穴を掘り土を入れ替えます。

違う場所の土で埋め戻して植え付け完了。

大きくなってくれると良いのですが、どのようなものでしょうね。

<続きます>

腐葉土と種蒔き(1)

3月下旬に種を蒔いたスイカですが、このところの長雨で発芽してきました。

ホームセンターなどでは既に大きく成長した夏野菜の苗が売っていますが、今時分に発芽するのが自然本来のサイクルかもしれません。
そんなことで、ほかの夏野菜も種蒔きすることにします。
今回種蒔きする夏野菜は昨シーズンに自家採種したものが中心(地這いキュウリ、シシトウ、オクラ、インゲン、スイカ、食用ヒマワリ、マリーゴールド等)になりますので、畑への直蒔きで十二分でしょう。

種蒔きに際しては不耕起かつ特別な施肥はおこないませんが、ちょうど良い腐葉土がありますので、それを活用することにします。
その腐葉土とは、以前に里山へ投棄していた剪定屑(下写真)が腐り堆肥化したものです。

堆肥化したものが斜面に堆積し、表面がフワフワの状態になっています。

このような富栄養状態は法面保護の点では好ましくないでしょうから、この一部を採取して堆肥とすれば一石二鳥です。

まず種を蒔くのはこちらの畝です。

この畝は以前のブログ記事で紹介したとおり、生ゴミを直接畑に投入して作ったものです(畝の下に生ゴミが埋まっていることになります)。

畝の表面に先ほどの堆肥を入れるとともに種を蒔いていきます。

1箇所ごとに数種類(適当)の種を混在させています。

ちょうど隣の畝に昨シーズンのオクラ(自生?)の種がこぼれ落ちそうになっていますので、この種も一緒に蒔いておくことにしましょう。

オクラは秋に鞘が弾いて種が落ちるものと思っていましたが、案外、今時分に腐朽した鞘から落ちた種が発芽するものなのかもしれません(真偽不詳)。

伐採したビワの木の葉がありますので、それを蒲団代わりに掛けておいてあげましょう(^_^)
もちろん、夏場の抑草や乾燥防止、そして腐れば堆肥になることを期待しています。

<続きます>