月別アーカイブ: 2016年12月

門松の作製(3)組み立て

前回、門松の竹を加工しました。

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上写真で3本の竹は、それぞれ下部に切り込みを入れ、そこを紐で縛っています。
竹は円筒状で表面がツルツルですが、こうしておくとしっかりと固定できます。

鉢のなかに竹を立て、土(余っていた山砂を利用)を入れて固定します。

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鉢は適当な大きさの植木鉢を再利用しています。
あとで藁コモを巻きますので、側面が直立しているものが良いです。

敷地内に生えているハラン(料理の盛り付けに使われるバランはこれを模したもの)の葉で飾りつけます。

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ハランを使っている門松なんて見かけたことがありませんが、なかなか合うように思います。
また、ハランは日持ちしますので、正月うち枯れることなく青々としています。

続いて、鉢に藁コモを巻きます。

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藁コモはホームセンターで購入したものです。
110mm×165mmのものが300円弱と安価です。

飾り付けは後で家族に楽しんでもらうとして、とりあえず完成です。

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ついでに部屋に飾るミニチュア版の門松も作りました。

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これで新年を迎える準備がひとつ整いました。

門松の作製(2)竹の加工

前回、門松用の竹を山から伐り出してきました。

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門松の竹は大中小の3本で構成されます。
それぞれの大きさは下図のとおりとします。

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・大: 径φ90mm、長さ1,200mm
・中: 径φ80mm、長さ880mm
・小: 径φ60mm、長さ650mm
(長さは、鉢のなかの根入れ220mmを含む。)

この大きさは特に決まったものではなく、過去の作製を踏まえて独自に決めたものです。

上部の斜め切りは節を挟むようにすると断面が笑顔のようにみえます。
斜め切りの角度は20°程度にすると良い感じになるように思います。

昨年までは竹用の手鋸で切っていましたが、20°を保ち、しかも節部分に合わせるのは意外と難しいものです。
そこで、今年は電動工具(テーブルソーやバンドソー)を使って切断することにします。

電動工具を使うには、円筒状の竹を保持し20°で斜め切りする治具が必要となります。

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治具を合板などの端材を利用して作ります。

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治具を作った甲斐があり、20°かつ節を挟んで切断することができました。

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竹が笑っているかのようでホッコリします(^_^)

<続きます>

門松の作製(1)竹の伐り出し

先日から、今シーズンの里山整備を始めました(と言っても週末のみのため、これまでにおこなったのは2日程度です・・・)。

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間も無く新年を迎えますので、伐った竹を使って門松を作ることにします。

門松を作るのは今年で3年目です。
下写真は初めて(一昨年)作った門松です。

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ちなみに、門松と一緒に写っている猫は野良猫です。
藁が暖かくて気持ち良いのか、ここに寄ってきていました。

このときは1個しか作りませんでしたが、少し慣れてきたところで今年は1対(2個)作ることにします。

まずは、山から竹の伐り出しです。

門松は比較的太い竹を用います。
家庭用の場合、直径3寸(90mm)程度のものがちょうど良いように思います。

現在、整備している山の竹は真竹(マダケ)です。
真竹は孟宗竹のように太くはありませんが、それでも直径3.5寸(105mm)以上のものもあります。

太いものを選んで伐ります。

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同じ真竹の山でも、山の奥側は太いもの(親竹)が多い一方、里側(竹の前線)は細いのもの多くなっています。
上写真の箇所は山の奥側で、直径3.5寸(105mm)以上の太いものがほとんどです。
チェーンソーが写っていますが、竹でもこれだけ太いものになると手鋸では結構大変です。

1個の門松には、大中小の3本を1組として使います。
竹は元(地側)から末(天側)に向かって細くなっていますので、1本の竹から大中小の竹を採ることができ、竹によっては1対(2組)分を採ることができます。

このことを考慮して山で適当な長さに切ったうえ運びます。
(青竹は水分を含むため結構重いです。)

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<続きます>