竹ボイラーの導入(33)煙突トップの抜け出し防止策

台風被害に関するブログ記事が続きましたが、そのついでにもう一つ書いておきたいと思います(9月のことを今更ながらですが・・・)。
9月4日に襲来した台風21号の暴風により、ボイラー(ATOウッドボイラー)の煙突トップ(下写真で朱色丸印)が吹き飛ばされました(下写真は煙突施工時のもので、現在はこれよりも高い位置に煙突トップがあります)。

暴風雨の最中に煙突トップが無い状態になったことから、雨水が煙突を通じてボイラーの炉内に入ってしまったのではないかと心配したものの、台風後に点検したところ炉内は全く乾燥した状態でした。
煙突に入った雨水は途中のT字管で流れ出たのだと思いますが、こうしたこともあることを思えば、煙突の「壁出し」方式も良いものです(「屋根出し」方式であったならば雨水が侵入していたはずです)。

吹き飛ばされた煙突トップは20mほど先に落ちており、無事回収。

煙突トップは陣笠タイプのもので、台風で瞬間的に風が吹き上がれば、その力をまともに受ける形状をしています。
特にボイラーの煙突はシングル管(薪ストーブのように二重管でない)で煙突同士の接合部の抵抗が小さいため、抜け出し防止策を講じておいたほうが良さそうです。

抜け出し防止策としては、接合部にタッピングねじを1箇所ねじ込んでおけば十分でしょう。
煙突の材質はスレンレスのためタッピングねじもステンレス製のものを使うことにし(なべ頭、φ3×8mm)、煙突に下穴をあけます。

煙突同士を接合したうえタッピングねじをねじ込みます。

ちょっとしたことですが、こうしたことが台風などの非常時に威力を発揮していれることでしょう。

ところで、竹ボイラーに関するブログ記事は途中で止まってしまっていますが、実際の作業はその後も進んでおり、昨シーズン中に温水循環による簡易的な暖房(一部給湯)を稼働させ、今秋からは風呂など屋内への給湯も始めています。


(ボイラー周りの配管)

竹ボイラーの続きを書きたいとは思っているのですが、何しろ今頃になって台風被害のことを書いているぐらいです・・・。
そこで、途中の経過を大幅に端折ることになりますが、今回から竹ボイラーに関するブログ記事を再開させることにしました。

その竹ボイラーですが、本体(ATOウッドボイラー)は鉄骨倉庫内に設置してあります。

このため、雨風に直接当たることはないのですが、暴風時には庇の取り付け箇所から雨水や落ち葉などが倉庫内に入ってくるのです(上・下写真で水色矢印)。


(煙突施工時の写真)

もちろん庇に水勾配はついているものの、暴風時には波板の溝部分を逆上るのだと思います。

こうしたことは今に始まったことではありませんが、これまで倉庫は物(ゴミ?)入れと化していたこともあって見て見ぬ振り状態・・・。
しかし、ボイラーを設置して日常的に使うようになると不思議にもヤル気になるものです。
台風24号(9月30日)を前に、波板の溝部分に新聞紙を詰め(下写真で朱色矢印)、どうなるか試してみることにします。

そして、台風後に確認すると雨が入り込んだ形跡は見当たりません。
やはり庇の波板から浸入してきていたのです。
効果が確認できたことから、新聞紙ではなく、ちゃんとした形で波板の溝部分を埋めることにします。
波板はスレート製(一部はポリカ製)のため、モルタルや漆喰を使って溝を埋められそうです。
しかし、波板だけあって、やたら溝が多くて手間が掛かります。
こうした箇所のことを面戸(めんど)と呼びますが、まさに面倒です・・・。

なにか良い方法はないものかとネットで調べると、ケミカル面戸なるものを見つけました。

材質は発泡ポリエチレン(ケミカル)で、取り付けも容易そうです。

特殊なものかと思ったのですが、近くのホームセンターに行ってみると普通に販売されています。
波板の種類(スレート小波)に合ったもの(長さ666mm、1枚100円程度)を必要枚数(13枚)購入。

波板上に溜まりに溜まったゴミを取り除いたうえ、ケミカル面戸を設置します。

材質が発泡ポリエチレンで適度に伸縮するため、うまい具合に設置することができます。
これで雨水や落ち葉の浸入も減ることでしょう。

台風による瓦の飛散と補修

今年9月は非常に強い台風が2回(21号、24号)も襲来しました。
そのうち台風21号(9月4日)では畑に隣接する大木の枝が折れ、その対応に追われました。

ヤレヤレと思っていたのも束の間、30日夜には台風24号が直撃。
21号ほどの強さではなかったものの、翌朝になって敷地内を点検したところ、離れと里山との間で瓦が落ちているのを発見!
その瓦の種類は冠(かんむり)瓦と呼ばれるものです。


(写真は主屋のもの)

それほど古い瓦ではないため、離れ(15年程前に新築)の屋根瓦が台風で吹き飛ばされたのではないかと見上げてみるも特に異常はありません。
しかし、違う場所から改めて見ると、棟が鬼瓦と接する辺りに違和感があります。

屋根に登って直接、確認したいところですが、離れは2階建てで屋根が高いため安易には登れません。

ところで、ここの屋根は雨樋が詰まりやすく、昔(昭和30年代)、それが原因で山の斜面が崩落したことがあります(先般、雨樋掃除器なるものを自作し、ようやく雨樋掃除の目処がたったところです)。
ここは我が家の南西角で裏鬼門に当たるのですが、屋根のトラブルが続くわ、その先の山には大量の不法投棄ゴミがあるわで、本当に我が家の鬼門と言った感じです。

それはさておき、応急処置だけでもしておかないと雨漏りしかねませんので、意を決して二連梯子を掛けて屋根に登ることに(要安全対策:二連梯子の上下を固定、ヘルメット・安全帯の着用)。

棟のところまで登れば、足元が安定して一息つけます。

主屋(古民家)の屋根が見えますが、主屋は二階でも厨子二階のため、こちら(本二階)に比べると低いです。
主屋の屋根は薪ストーブの煙突掃除などで登っても、それほど怖いとは感じないのですが、こちらは足がすくむ高さです。

肝心の冠瓦ですが、やはり無くなっており、下の葺き土が剥き出しになっています。

また、冠瓦を固定してあった漆喰も剥がれ、破片が付近に落ちています。

とりあえずは葺き土が濡れないよう、応急処置として冠瓦(落下したもの)を被せておきます。

この状態を見ると、上写真で手前側の冠瓦は銅線で固定されているのに対し、落下した冠瓦だけは固定されていないことが分かります。
冠瓦は漆喰でも固定されるため、銅線まで掛ける必要はないと言う考えだったのでしょう。

仮に銅線で固定されていたならば、今回の台風でも落下は防げたかもしれませんし、ちょうど手元に銅線がありますので、それを使って固定しておきます(下図で朱色線)。

ひとまず、これで応急処置はできましたが、今後の本修復をどうするか?
素人考えでは、鬼瓦と冠瓦との隙間に改めて漆喰を塗り込めば、①両者の固定と②隙間の防水充てんができるように思います。
しかし、屋根工事は高所で危険なことに加え、誤った施工により逆に雨漏りを誘発してしまうおそれがあるため、安易なDIY施工は禁物です(主屋の改修工事の際に瓦屋さんが言ってみえましたが、DIY施工で桟瓦を棟方向にシーリングするなどして雨水の流れを阻害していることがよくあるとのこと)。
瓦屋さんに頼めば、この程度の漆喰であれば訳ないことでしょうし、屋根に登ったついでに他も点検してもらう良い機会になります。

と思いつつも、応急処置を行って現状もある程度把握できたことで、このまま最後まで修復してみたい気持ちに・・・。
と言うことで、ここからは何の知識も技術もない素人が無謀にも行うことですので決して真似されませんように。

作業は、漆喰を載せたコテ板を片手に持ち、もう一方の手でコテを扱うことになります。
屋根上で安全に作業できる方法を考えていると、そう言えば主屋(古民家)の改修工事では漆喰ではなくシーリング材を使ってみえたことを思い出しました(全てではなく場所によっては漆喰が使われています)。

シーリング材であれば扱うのが容易ですし、施工もコーキングガンを使えるためコテ&コテ板に比べて安全にできそうです。

そんなことで瓦用のシーリング材を調達。

系列の異なるホームセンターで、メーカーの異なる瓦用シーリング材を購入しました。
両者とも同じようなものだと思うのですが、セメダインのものには「接着」に加え「防水充てん」の記載があるのに対し、どういう訳かボンドのものには記載がありません。
今回は防水充てんの目的もありますので、念のためセメダインのものを使うことにします。

コーキングガンに装着したシーリング材を持って屋根に登り、鬼瓦と冠瓦との隙間に充填します(仕上げに15mm幅のヘラを使用)。

シーリング材も最初は何と扱いにくいものだと感じたものですが、コテと同じように慣れるに従って私のような素人でもそれなりに綺麗に仕上げられるものです。

これで台風被害にあったところは補修できましたが、シーリング材(330ml入り)は1/3も使っていないような感じです。
使い切りのもので保管は効かないでしょうから、この機会に反対(北側)の鬼瓦のところもシーリング材でやり直しておくことにします。

反対の鬼瓦のところに移動して状態を確認。

漆喰は剥がれていませんが、表面に苔やクラックが生じ始めています。
建築後15年ほどが経ちますが、これぐらいでやり直すのが良いのかもしれません(ノシ瓦の下の漆喰はしっかりしていました)。

漆喰を剥がし、瓦表面のゴミや汚れを取り除きます。

シーリング材を充填。

これで今後15年程度は大丈夫でしょうか。

無事、屋根瓦の補修が完了。
とは言え、素人施工です。
屋根は本当に重要なところですので、また何か瓦屋さんに頼むときにでも、ここも見てもらうことにしたいと思っています。

遊休農地の活用(4)草刈りと薪狩り

今春から新たに管理をすることになった畑(約3a)については、隣地に迷惑を掛けることがないように草刈りだけは定期的に行っているような状況です。
その草刈りの負担軽減を図るため、5月にクローバーを播種したのですが、ほとんど発芽せず、夏の間はヤツデ(メヒシバ等)の独擅場となっていました。

(8月30日、「風の草刈り」直後)

発芽しなかった原因の一つには播種時期が良くなかったことがあると思いますので、9月中旬になって改めて種を播き直し。
その1週間後の状況が下写真です。

(9月23日)

クローバーの播種後に全体を草刈りしたのですが、既に夏草(ヤツデ等)の勢いは落ちているようで再成長していません。
クローバーの播種時期としてちょうど良かったように思いますが、果たして無事発芽してくれるでしょうか。

ところで、この9月は非常に強い台風が2回(21号、24号)も襲来し、当地でも凄まじい風が吹き荒びました。
クローバーを播種したのは台風21号(9月4日)後のことなのですが、そのときは特段、台風の被害に気づきませんでした。
しかし、その後、隣地の方から連絡をいただき、山側にある大木(エノキ)を確認すると幹のひとつが途中で折れているのです。

隣地側に折れているため気づきにくかったのですが、隣地の柿の木や竹をなぎ倒し、隣地の方も困っている様子です。
チェーンソーで切ってあげたいところですが、問題はこの大木が畑(我が家の所有地)と山(地権者不明)との境界付近にあり、大木の所有者がはっきりしないことです。
幸い、この付近で耕作されている方々は昔のことから良く知ってみえます。
山の地権者にも確認してもらっておこうと心当たりのある方に問い合わせてもらったりするも、結局は分からず仕舞い(里山が荒れ、かつ世代が代わるなかで、こうした状況になっています)。
ただ、この幹が隣地の上空を占有していることは確かですので、隣地の方に代わって私が作業することに。

とは言え、何しろ御神木レベルの大木です。
台風で折れた箇所付近で切れたら良いのですが、そこまで登る必要があるうえ、かかり木にもなっています。
私のような素人が、このような高所(7m程度)でチェーンソーを扱うのは自殺行為に等しいでしょう。

そこで、上写真で朱色矢印で示すとおり株元の幹が分かれているところで伐って倒すことにします。
それでも、そのままでは届きませんので三脚で足場を設けます(三脚は伐倒方向の反対に設置)。

そして、チェーンソーを使って伐倒。

株立ちしている幹のひとつと言えども、相当太く、私のチェーンーソー(ゼノアGZ360EZ、14in.)だと片側からだけでは刃が届かないため左右から切り込みました。
手前側(畑側)にスペースがあったため、なんとか無事伐倒できたものの、自分にとってはこれが限界レベルだと強く感じました。

切り口の年輪を数えると50年ほど。

50年で大きくなるものです。

隣地に倒れた状態になっていますので、作業等の支障になる部分は玉切りして片付けます。

キノコのホダ木として良さそうな太さのところは1m程度の長さで玉切りし、そのほかは薪用に短く切りました。
この大木の樹種はエノキ(ニレ科の落葉樹)で、エノキも乾燥すると割るのが大変になりますので持ち帰って薪割りです。

根元の近くで邪魔にならないところは、玉切りはせずにそのまま置いておきます。
と言うのは、10月に入ると庭木の剪定を優先して行うつもりで、あまり早くに玉切りしてしまうと乾燥して割りにくくなってしまうためです。

枝葉はとりあえずバラすところまでやって、当面、畑に置いておきます。
葉が落ちる頃に自宅に引き上げ、薪ストーブやボイラー(ATOウッドボイラー)の焚き付けにするつもりです。

今回の倒木は台風21号の被害に違いありませんが、これにより図らずも薪が入手できたわけで、そう思うと台風は土産も置いていってくれたことになりますね。

庭の整備(46)芝刈りとサッチの利用

前回、シバザクラを植栽しました。

シバザクラの苗は20ポット購入し、上写真の箇所に14ポットを使いましたので、まだ6ポットが残っています。

残り6ポットは裏手(北側)の公道沿いに植栽したいと考えているのですが、そこは今春、タマリュウを植え付けたところです。

(植栽直後:18年4月下旬)

タマリュウを植え付けて間もないにも関わらず、シバザクラに植え替えようと思うのです。
タマリュウの生育がイマイチなためシバザクラに植え替えるわけでなく、タマリュウは順調に生育して現在、下写真のとおりになっています。

(現在:18年9月下旬)

ここは敷地の裏手(北側)に当たるため、日当たりが悪いと言う思い込みから日陰にも強いタマリュウを植栽しました。
しかし、この南側(太陽側)は畑で建物などはないため、思い込みに反して日当たりが良いのです。
タマリュウは日当たりの良い場所でも大丈夫なのですが、せっかくなら日向が適地で花も楽しめるシバザクラに植え替えようと思うのです

と言うことで、タマリュウを掘り起こし、シバザクラに植え替えます。

掘り起こしたタマリュウも玉突きで移植することになります。
移植先は今春にタマリュウを植栽したところです。

(植栽直後:18年4月下旬)

春の植栽時、当初は15cm間隔で植え付けるものとしてポット苗を購入したのですが、植え付け時になって急遽、間隔を広くすることして30cm間隔で植え付けました。
その後、順調に生育して大きくなってきてはいるものの、タマリュウは急激に大きくなるものではなく、半年経った現在も下写真のとおり隙間が空いた状態になっています。

(現在:18年9月下旬)

隙間(裸地)には当然、雑草が生えてくるため除草が欠かせませんが、これだと隙間が埋まるまでには時間がかかりそうです。
そこで、先に掘り起こしたタマリュウを、この隙間に植え付けようと思うのです(この補植用にタマリュウの苗を購入するところを、シバザクラを購入して入れ替えたわけです)。

隙間が大きいところに植え付けます(下写真で朱色丸印)。

今回移植したものが小さいのは、春に植え付けたときに1ポットを2株に分けているためです。
現在、元のポット苗のサイズ位になっていますので、春から秋にかけて倍程度の大きさになったことになります。

これで、この秋の植栽(ガーデニング?)は完了です。
タマリュウやシバザクラも成長して芝生のようなターフが形成されれば除草の負担軽減になってくれることでしょう。
とは言え、芝生を含めて管理は欠かせません。
芝生の管理と言えば芝刈りですが、この夏は刈払機を使ってザッと刈り込むだけになっています。

(9月17日芝刈り直後)

しかし、当初は下刈りのみを刈払機を使って行う考えでいました。
つまり、刈払機にジズライザー(刈払機用安定板)を装着して30mmの高さで刈ったのち、芝刈機で高さ20mmに刈り込むと言う考えです。
ところが実際にやってみると、刈払機(+ジズライザー)だけでも我が家の芝庭レベルでは十分綺麗に仕上がります。
そんなわけで今シーズンは芝刈機の出番がないのです。

あとは、これで20mmの高さに刈り込めれば言うこと無しです。
ジズライザーの製品ラインナップには高さ20mmのものもあるため、これを購入して20mmで仕上げてみることにします。


(左:高さ30mm、右:高さ20mm)

刈払機に装着。

刈払機(+ジズライザー)を使って刈り込み、20mmの仕上がり高に。

40mm程度の高さまで伸びているものを一気に高さ20mmまで刈り込んだため、葉の部分が無くなって緑の色が薄くなったところがあります。
以前(高さ30mm)は刈り込んでもモフモフ感が残っていたのが、低く刈り込むことで平面が強く出るようになって良い感じです。
また、低く刈り込むことで雑草も生えづらくなることでしょう。

ところで、2枚上の写真を見ると分かるのですが、ジズライザーを装着する際、それに気を取られてしまってチップソー(刈り刃)の表裏を逆にして取り付けてしまっていたのです。
そして、その状態で最後まで芝刈りしたと言う、なんとも「恐るべし素人!」・・・。
それでも上写真のとおり綺麗な平面が出るとは「恐るべしジズライザー !」です。

さて、芝刈り後のサッチ(刈りカス)はそのままにしておくと病虫害の温床になるとのことで、熊手で集めて取り除きます。
こうして集めたサッチは捨てることなく有効利用します。
先に植え付けたシバザクラの周囲を覆えば天然のマルチになります。

細かくて柔らかい最上級のマルチ材ではないでしょうか(芝の場合は、病虫害の温床!?)。

同様にタマリュウの植栽箇所にもマルチしておきます。

庭の整備(45)シバザクラの植栽

昨年の秋、進入路の擁壁沿いにタマリュウを植栽しました。

<植栽直後>

それから1年が経過した現在(ブログは遡って書いていて実際は9月下旬)、下写真の状態にまで成長しています。

これを延長する形で、今春には通路の隅切り部(三角コーナー)にも植栽しました。

それから半年が経過した現在の様子が下写真です。

管理はたまに草取りをするぐらいなのですが、土地や環境に合っているのか順調な生育具合です。

ただ、下写真に示す3株だけは元気がなくて枯れかけているのです。

この3株が1箇所にまとまっていると言うことは何か原因がありそうです。
枯れ方が除草剤を散布したときの様子に似ているように思って見ていると、はたと思い当たることが・・・。
そう言えば以前、擁壁の水抜き穴からササが出ていたため、ササの葉数枚に除草剤(グリホサート系)を塗布したことがあるのです。
その除草剤が雨水で溶出し、タマリュウに影響を与えたのかもしれません。
グルホサート系の除草剤は土中で分解されて残留しないとされていますが、この状態を見る限りでは、分解には時間がかかり、それまでは生物に影響を与え続けるのではないかと思います。

このタマリュウを植栽したとき、試しにシバザクラの苗も購入して駐車場と畑との境界に植え付けたのですが、こちらも順調でタマリュウ以上の生育具合かもしれません。

上写真で柿の実の亡骸がたくさんありますが、これは熟す前に落下したものを肥料になるかと思って近くに置いておいたものです。

シバザクラの開花期は春なのですが、春と間違って咲いているもの(下写真でピンク色の花)があります。

シバザクラも土地や環境に合っていることがわかりましたので、駐車場との境界の全てにシバザクラを植栽することにします(植え付け時期は春と秋)。
植栽箇所にはササの根が入ってきていますので、ササの勢いを落とすためにも溝切りとともに畝を立てます。

上写真の右側でダイコンがたくさん自然生えしていますが、これは昨年、ダイコンの太い根茎でササをなんとかできないものかと播いたためです。
しかし、ササの根があってもダイコンが大きく育ったことを思うと、躍起になってまでササを駆除する必要はないのかもしれません。

今回畝立てしたところには元々、グラジオラス(アヤメ科の夏の花)が植えてありましたので、畝立て時に球根を取り除いておきました(なぜかジャガイモも!?)。

グラジオラスは背がありますので、シバザクラの後ろ(北側)の畝に植え替えるつもりです。

肥料分として木灰を散布。

溝には竹を投入。

この状態で1週間おき、翌週になってシバザクラの苗20株(+枯死したタマリュウの補植用3株)を買ってきました。

シバザクラはいくつかの品種があって花の色が異なるそうです。
今春植え付けた品種名を失念してしまっていましたので、農園の方に先のピンク色の花を見ていただいて同じ品種の「オータム」を購入しました。

今回購入したものを、今春に植え付けたものと比べてみると、たった半年でこれほど成長するものだと驚きです。

ポット苗を30cm間隔で植え付けます。

苗の周囲にマルチとして畝立て時に刈った草を被せておきます。

実は近くに亡き父が植えたと思われるシバザクラが少しあるのですが、ランナーが徒長して下写真の状態になっています。

今回植え付けたもの(品種:オータム)と花の色は違うかもしれませんが、同じところに植え替えておくことにします。
播き芝のようにランナーを短く切って植え付けます。

シバザクラがある程度大きくなれば、苗を買わずともこうして増やしていけそうです。

庭の整備(44)郵便受け設置②完成

前回、郵便受けの支柱(スタンド)について検討し、下図のとおり市販のパイプを使って自作することにしました。

パイプはφ25mmのステンレス巻きパイプ(1.5m×2本)を用います。

パイプの下部には下図のとおり建築ブロックを使ってベースを設けます。

<平面図>

建築ブロックの空洞部分にパイプを立て、モルタルを充填して固定することになりますが、モルタルが固まるまでの間、何らかの形でパイプを固定しておく必要があります。
この仮固定にサドルバンド(郵便受けの取り付け用として購入)を一時利用することにします。
パイプを挟んだサドルバンドを端材にビス留めし、パイプの間隔が25cmとなるようにします。

サドルバンドが20A(3/4B)の配管用(外径φ27.2mm)のものなのに対し、パイプの外径がφ25mmのため、そのままでは隙間ができてしっかりと固定できません(サドルバンドは本来、配管固定用のもので、内装材などとして使われるステンレス巻きパイプとは規格が異なるため寸法が合いません)。
このため、パイプにテープ(上写真で緑色のもの)を巻いて27mm程度の太さになるようにしています(このテクニック?を使えば、天然の竹など一定の太さでないものでもサドルバンドと組み合わせられそうです)。

もう1箇所、同じようにして固定するとパイプが25cm幅で平行になり、立てると自立します。

これを建築ブロックの空洞部分に立てます。

空洞部にモルタルを充填して固定します。

このときパイプを上下させ、パイプの内部にもモルタルを詰めることでパイプ下端側の栓になるようにしています(湿気の侵入防止)。

モルタルが固まるのを待ちます。

モルタルが固結したのち、設置箇所に穴を掘って据え付けます。

たかが郵便受けとは言え、基礎が建築ブロックだけでは心許ないように感じますので、先に設置した石柱に沿わせることで支えとしています(反対側は弱い状態のままなのですが・・・)。
また、建築ブロックの天端が地面より少し出るように据え付けることで、パイプ付近に水が溜らないようにしています(最も腐食しやすい箇所)。

これで支柱は完成しましたが、肝心の郵便受けをどうするか?
玄関前にある郵便受けを移そうかとも考えたのですが・・・。

問題は木製(自作)だと言うことです(塗装も柿渋&ベンガラで雨に弱い)。

軒下のため木製でも良かったのですが、野晒しにするのはさすがに厳しいです。
耐候性があるものと言えば、やはりステンレス製ポストです。
安物でも良いので、ステンレス製ポストを購入しようとモノタロウ(資材通販会社)のカタログを物色。
安価なのは下写真のようなやや小型のオーソドックスなものです。


(グリーンライフ PH-30 SUS304)

ところが、カタログをよく見ると同じデザインでも価格が異なるものがあるのです。
両者の材質はともにステンレスでも、その種類が違うのです。

  • 2,500円 ・・・・ SUS430(Fe+Cr18%):磁石がつく
  • 3,500円 ・・・・ SUS304(Fe+Cr18%+Ni8%):ニッケルが含まれるため磁石がつかない

ステンレス製と言えば当然SUS304だと思っていましたが、普及版には耐候性が劣るSUS430が使われているものがあるのです。
屋外でも軒下のような場所であれば、SUS430で十分だと言うことなのでしょう。
危うく価格だけで選んでしまうところでした・・・。

そして、郵便受けを入手したため支柱に取り付けることにします。
郵便受けに直接、サドルバンドを取り付けられなくもありませんが、容易にするため間に板を挟むことにします。

板は少しでも長持ちするように杉の赤身部分を選び、カンナ掛けしたうえオイルステインで塗装しています。

サドルバンド(φ27.2mm用)の取り付け位置にビニールテープを巻いてパイプの径(φ25mm)を調整します。

サドルバンドを使って板を固定。

板に対して郵便受けをビス留めして完成です。

これで郵便配達員の方にバイクに乗ったまま直接、投函していただけるようになったかと思います(これまでは、わざわざバイクから降りて玄関前まで歩いてもらっていました)。

ところで、ポストの正面には住所・氏名を記載するシールが貼ってあったのですが、それがあると安っぽくみえるため剥がしました。
ちょうど郵便受けの下が空いていますので、このシールの代わりに板で表札代わりになるものを作って取り付けたいと思っています(予定は未定)。

参考として、今回の郵便受けの設置に要した費用をまとめておきます。

庭の整備(43)郵便受け設置①支柱

前回、石柱(米搗き臼の支柱として使われていたもの)を設置しました。

この石柱は車路との境界を示す門柱としての役割のほか、郵便受けの基礎にもしたいと考えています。

郵便受けを設置する高さは投函のしやすさなどから1.2m程度にしたいのに対し、石柱はその半分程度の高さ(0.55m)しかありません。
このため、支柱などを使って立ち上げる必要があります。
こうした支柱(スタンド)は既製品が市販されていますが、設置方法が限定され、価格も安くはありません(5,000〜10,000円程度。郵便受け本体は含まず)。
そこで自作することにします。

まずは支柱の配置について検討します。
石柱の上部には凹部がありますので、この形状を活かして2本脚の支柱にすると良さそうだと思って描いたものが下図です。

<立面図・側面図>

2本の支柱の間隔は石柱の凹部にあわせて250mmに設定。
また、支柱の高さは根入れする部分を含めて1.5mにしています。

この支柱を固定する基礎として先に設置した石柱を利用したいと考えています。
石柱に金具を取り付けて支柱を固定する方法が考えられますが、その場合、石柱側にアンカー用の穴をあける必要があります。
穿孔自体はコンクリート用ドリルを使えば可能なのでしょうが、なんとくそのような傷をつけたくないとも感じます。
そこで考えたのが下図のとおり別途、小型の基礎を作り、その基礎を石柱に添わせる案です。

<平面図>

この基礎は小さくても良いため建築ブロックを使うことを考えると、ちょうど建築ブロックの空洞部が支柱の間隔(250mm)と合います。
空洞部に支柱を立て、少量のモルタルを充填するだけで作製できることになります(型枠不要)。

次に支柱に使うパイプの種類を検討します。
まず頭に浮かぶのが工事現場の足場などに使われる単管です。
しかし、単管の直径はφ48.6mmで、今回は2本脚と言うこともあってゴツくなりすぎます。
単管よりも細いパイプと言えば農業用ハウスの骨組みなどに使われるメッキパイプがあり、いくつかの径(φ19.1mm、φ25.4mm、φ31.8mm)の設定があります。
ちなみに、径が小数点の中途半端な数値になっていますが、これはインチ規格のためで、インチに換算(1inch=25.4mm)すると次のとおりキリのよい数値になります。

  • φ19.1mm:3/4in.
  • φ25.4mm:1in.
  • φ31.8mm:1-1/4in.

単管の径も48.6mmと中途半端な数値ですので、これもインチ規格なのだろうと思って電卓を叩いてみるもキリの良い数値なりません。
実は、これは内径が1-1/2in.(40A)の配管用パイプ(SGP管)の外径(φ48.6mm)に等しいのです。
パイプの歴史は配管用のものが古いと思われ、後進の単管は配管用パイプの規格に合わせたのでしょう。
メッキパイプは簡易的なものであるため、そうした歴史に縛られることなく単純に外径をインチ基準にしたのでしょうね。

閑話休題。

さて、どの太さのメッキパイプにするのが良いか。
実際に見て決めるのが早いと、いつものホームセンターへGO!
現物を手にするとφ25.4mm(1in.)が良い感じです。
この4mもの(約1,000円)を1本購入するつもりでいたところ、建築金物コーナーでφ25mmのステンレス巻きパイプを発見。

ステンレス巻き鋼管:φ25mm×3,650mm

このパイプはオールSUS製のものではなく、鋼管に外面をSUS鋼で被覆したパイプです。
このため、安価(3.65mで約1,200円)で錆びにくい(物干し竿にも利用されています)。
しかも、内装材としても使われるように見た目も良いのです(メッキパイプや単管は工事現場感が漂います・・・)。
強度はメッキパイプに軍配が上がりますが、今回は玄関アプローチに設置するため見た目を重視してステンレス巻きパイプを購入。

ステンレス巻きパイプは金ノコでも切れますが、パイプカッター(ウッドボイラー導入において銅管を切断するために購入)を所有していますので、それを使って1.5m×2本にカットします。

そもそも配管用パイプを切るためのものですので、正確かつ綺麗に切断できます(今回は、その必要はなく、自己満足ですが・・・)。

こうしてパイプは準備できたものの、問題は円筒のパイプにどのようにして平面の郵便受けを取り付けるか?
以前、雨樋掃除器を作製した際にはパイプを潰して平面を作ることで板を取り付けました。

円筒のパイプと平面の板を固定するには、ほかに金具を使う方法があります。
板を取り付けるための専用の金具もありますが、それなりの価格がしますし(1個数百円)、今回はたかが郵便受けの重さを支えられれば良いだけです。
もっと簡易で安価なものがないものかと探し出したのが、配管の固定に用いられるサドルバンドです。
本来はパイプ<を>固定するものですが、逆にパイプ<に>固定するのに使おうと言う考えです。
これならステンレス製でも1個30円程度と安価です。

サイズも様々なものがあり、今回はφ25.4mm用のものを2×2個購入(ステンレス巻きパイプはφ25mmのため、少し調整が必要)。

また、これに合わせてパイプの端末に取り付ける化粧用キャップ(上写真で下側)も購入しておきました。