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庭の整備(46)芝刈りとサッチの利用

前回、シバザクラを植栽しました。

シバザクラの苗は20ポット購入し、上写真の箇所に14ポットを使いましたので、まだ6ポットが残っています。

残り6ポットは裏手(北側)の公道沿いに植栽したいと考えているのですが、そこは今春、タマリュウを植え付けたところです。

(植栽直後:18年4月下旬)

タマリュウを植え付けて間もないにも関わらず、シバザクラに植え替えようと思うのです。
タマリュウの生育がイマイチなためシバザクラに植え替えるわけでなく、タマリュウは順調に生育して現在、下写真のとおりになっています。

(現在:18年9月下旬)

ここは敷地の裏手(北側)に当たるため、日当たりが悪いと言う思い込みから日陰にも強いタマリュウを植栽しました。
しかし、この南側(太陽側)は畑で建物などはないため、思い込みに反して日当たりが良いのです。
タマリュウは日当たりの良い場所でも大丈夫なのですが、せっかくなら日向が適地で花も楽しめるシバザクラに植え替えようと思うのです

と言うことで、タマリュウを掘り起こし、シバザクラに植え替えます。

掘り起こしたタマリュウも玉突きで移植することになります。
移植先は今春にタマリュウを植栽したところです。

(植栽直後:18年4月下旬)

春の植栽時、当初は15cm間隔で植え付けるものとしてポット苗を購入したのですが、植え付け時になって急遽、間隔を広くすることして30cm間隔で植え付けました。
その後、順調に生育して大きくなってきてはいるものの、タマリュウは急激に大きくなるものではなく、半年経った現在も下写真のとおり隙間が空いた状態になっています。

(現在:18年9月下旬)

隙間(裸地)には当然、雑草が生えてくるため除草が欠かせませんが、これだと隙間が埋まるまでには時間がかかりそうです。
そこで、先に掘り起こしたタマリュウを、この隙間に植え付けようと思うのです(この補植用にタマリュウの苗を購入するところを、シバザクラを購入して入れ替えたわけです)。

隙間が大きいところに植え付けます(下写真で朱色丸印)。

今回移植したものが小さいのは、春に植え付けたときに1ポットを2株に分けているためです。
現在、元のポット苗のサイズ位になっていますので、春から秋にかけて倍程度の大きさになったことになります。

これで、この秋の植栽(ガーデニング?)は完了です。
タマリュウやシバザクラも成長して芝生のようなターフが形成されれば除草の負担軽減になってくれることでしょう。
とは言え、芝生を含めて管理は欠かせません。
芝生の管理と言えば芝刈りですが、この夏は刈払機を使ってザッと刈り込むだけになっています。

(9月17日芝刈り直後)

しかし、当初は下刈りのみを刈払機を使って行う考えでいました。
つまり、刈払機にジズライザー(刈払機用安定板)を装着して30mmの高さで刈ったのち、芝刈機で高さ20mmに刈り込むと言う考えです。
ところが実際にやってみると、刈払機(+ジズライザー)だけでも我が家の芝庭レベルでは十分綺麗に仕上がります。
そんなわけで今シーズンは芝刈機の出番がないのです。

あとは、これで20mmの高さに刈り込めれば言うこと無しです。
ジズライザーの製品ラインナップには高さ20mmのものもあるため、これを購入して20mmで仕上げてみることにします。


(左:高さ30mm、右:高さ20mm)

刈払機に装着。

刈払機(+ジズライザー)を使って刈り込み、20mmの仕上がり高に。

40mm程度の高さまで伸びているものを一気に高さ20mmまで刈り込んだため、葉の部分が無くなって緑の色が薄くなったところがあります。
以前(高さ30mm)は刈り込んでもモフモフ感が残っていたのが、低く刈り込むことで平面が強く出るようになって良い感じです。
また、低く刈り込むことで雑草も生えづらくなることでしょう。

ところで、2枚上の写真を見ると分かるのですが、ジズライザーを装着する際、それに気を取られてしまってチップソー(刈り刃)の表裏を逆にして取り付けてしまっていたのです。
そして、その状態で最後まで芝刈りしたと言う、なんとも「恐るべし素人!」・・・。
それでも上写真のとおり綺麗な平面が出るとは「恐るべしジズライザー !」です。

さて、芝刈り後のサッチ(刈りカス)はそのままにしておくと病虫害の温床になるとのことで、熊手で集めて取り除きます。
こうして集めたサッチは捨てることなく有効利用します。
先に植え付けたシバザクラの周囲を覆えば天然のマルチになります。

細かくて柔らかい最上級のマルチ材ではないでしょうか(芝の場合は、病虫害の温床!?)。

同様にタマリュウの植栽箇所にもマルチしておきます。

庭の整備(45)シバザクラの植栽

昨年の秋、進入路の擁壁沿いにタマリュウを植栽しました。

<植栽直後>

それから1年が経過した現在(ブログは遡って書いていて実際は9月下旬)、下写真の状態にまで成長しています。

これを延長する形で、今春には通路の隅切り部(三角コーナー)にも植栽しました。

それから半年が経過した現在の様子が下写真です。

管理はたまに草取りをするぐらいなのですが、土地や環境に合っているのか順調な生育具合です。

ただ、下写真に示す3株だけは元気がなくて枯れかけているのです。

この3株が1箇所にまとまっていると言うことは何か原因がありそうです。
枯れ方が除草剤を散布したときの様子に似ているように思って見ていると、はたと思い当たることが・・・。
そう言えば以前、擁壁の水抜き穴からササが出ていたため、ササの葉数枚に除草剤(グリホサート系)を塗布したことがあるのです。
その除草剤が雨水で溶出し、タマリュウに影響を与えたのかもしれません。
グルホサート系の除草剤は土中で分解されて残留しないとされていますが、この状態を見る限りでは、分解には時間がかかり、それまでは生物に影響を与え続けるのではないかと思います。

このタマリュウを植栽したとき、試しにシバザクラの苗も購入して駐車場と畑との境界に植え付けたのですが、こちらも順調でタマリュウ以上の生育具合かもしれません。

上写真で柿の実の亡骸がたくさんありますが、これは熟す前に落下したものを肥料になるかと思って近くに置いておいたものです。

シバザクラの開花期は春なのですが、春と間違って咲いているもの(下写真でピンク色の花)があります。

シバザクラも土地や環境に合っていることがわかりましたので、駐車場との境界の全てにシバザクラを植栽することにします(植え付け時期は春と秋)。
植栽箇所にはササの根が入ってきていますので、ササの勢いを落とすためにも溝切りとともに畝を立てます。

上写真の右側でダイコンがたくさん自然生えしていますが、これは昨年、ダイコンの太い根茎でササをなんとかできないものかと播いたためです。
しかし、ササの根があってもダイコンが大きく育ったことを思うと、躍起になってまでササを駆除する必要はないのかもしれません。

今回畝立てしたところには元々、グラジオラス(アヤメ科の夏の花)が植えてありましたので、畝立て時に球根を取り除いておきました(なぜかジャガイモも!?)。

グラジオラスは背丈がありますので、シバザクラの後ろ(北側)の畝に植え替えるつもりです。

肥料分として木灰を散布。

溝には竹を投入。

この状態で1週間おき、翌週になってシバザクラの苗20株(+枯死したタマリュウの補植用3株)を買ってきました。

シバザクラはいくつかの品種があって花の色が異なるそうです。
今春植え付けた品種名を失念してしまっていましたので、農園の方に先のピンク色の花を見ていただいて同じ品種の「オータム」を購入しました。

今回購入したものを、今春に植え付けたものと比べてみると、たった半年でこれほど成長するものだと驚きです。

ポット苗を30cm間隔で植え付けます。

苗の周囲にマルチとして畝立て時に刈った草を被せておきます。

実は近くに亡き父が植えたと思われるシバザクラが少しあるのですが、ランナーが徒長して下写真の状態になっています。

今回植え付けたもの(品種:オータム)と花の色は違うかもしれませんが、同じところに植え替えておくことにします。
播き芝のようにランナーを短く切って植え付けます。

シバザクラがある程度大きくなれば、苗を買わずともこうして増やしていけそうです。