昨年の秋、進入路の擁壁沿いにタマリュウを植栽しました。
それから1年が経過した現在(ブログは遡って書いていて実際は9月下旬)、下写真の状態にまで成長しています。
これを延長する形で、今春には通路の隅切り部(三角コーナー)にも植栽しました。
それから半年が経過した現在の様子が下写真です。
管理はたまに草取りをするぐらいなのですが、土地や環境に合っているのか順調な生育具合です。
ただ、下写真に示す3株だけは元気がなくて枯れかけているのです。
この3株が1箇所にまとまっていると言うことは何か原因がありそうです。
枯れ方が除草剤を散布したときの様子に似ているように思って見ていると、はたと思い当たることが・・・。
そう言えば以前、擁壁の水抜き穴からササが出ていたため、ササの葉数枚に除草剤(グリホサート系)を塗布したことがあるのです。
その除草剤が雨水で溶出し、タマリュウに影響を与えたのかもしれません。
グルホサート系の除草剤は土中で分解されて残留しないとされていますが、この状態を見る限りでは、分解には時間がかかり、それまでは生物に影響を与え続けるのではないかと思います。
このタマリュウを植栽したとき、試しにシバザクラの苗も購入して駐車場と畑との境界に植え付けたのですが、こちらも順調でタマリュウ以上の生育具合かもしれません。
上写真で柿の実の亡骸がたくさんありますが、これは熟す前に落下したものを肥料になるかと思って近くに置いておいたものです。
シバザクラの開花期は春なのですが、春と間違って咲いているもの(下写真でピンク色の花)があります。
シバザクラも土地や環境に合っていることがわかりましたので、駐車場との境界の全てにシバザクラを植栽することにします(植え付け時期は春と秋)。
植栽箇所にはササの根が入ってきていますので、ササの勢いを落とすためにも溝切りとともに畝を立てます。
上写真の右側でダイコンがたくさん自然生えしていますが、これは昨年、ダイコンの太い根茎でササをなんとかできないものかと播いたためです。
しかし、ササの根があってもダイコンが大きく育ったことを思うと、躍起になってまでササを駆除する必要はないのかもしれません。
今回畝立てしたところには元々、グラジオラス(アヤメ科の夏の花)が植えてありましたので、畝立て時に球根を取り除いておきました(なぜかジャガイモも!?)。
グラジオラスは背丈がありますので、シバザクラの後ろ(北側)の畝に植え替えるつもりです。
肥料分として木灰を散布。
溝には竹を投入。
この状態で1週間おき、翌週になってシバザクラの苗20株(+枯死したタマリュウの補植用3株)を買ってきました。
シバザクラはいくつかの品種があって花の色が異なるそうです。
今春植え付けた品種名を失念してしまっていましたので、農園の方に先のピンク色の花を見ていただいて同じ品種の「オータム」を購入しました。
今回購入したものを、今春に植え付けたものと比べてみると、たった半年でこれほど成長するものだと驚きです。
ポット苗を30cm間隔で植え付けます。
苗の周囲にマルチとして畝立て時に刈った草を被せておきます。
実は近くに亡き父が植えたと思われるシバザクラが少しあるのですが、ランナーが徒長して下写真の状態になっています。
今回植え付けたもの(品種:オータム)と花の色は違うかもしれませんが、同じところに植え替えておくことにします。
播き芝のようにランナーを短く切って植え付けます。
シバザクラがある程度大きくなれば、苗を買わずともこうして増やしていけそうです。