前回、裏庭にある大きなアオギリを思い切って寸胴切りし、小さく仕立て直しました。
10月初めから始めた庭木の剪定も今シーズンはこれで完了です。
アオギリを別にすると(落葉を待って剪定)10月中には剪定を終えていましたので、剪定に要した時間は1日1時間(朝活)として計30時間程度になります。
4、5年前はこの倍程度の時間がかかっていましたので(植木屋さんに頼んでいたときで6〜7人工×8h)、以前に比べて相当縮減できたことになります。
その要因は、やはり庭木の伐採により本数が減ったことが一番大きいです。
自分のことだけを考えれば楽になって万々歳なのですが、その一方で伐採した樹木1本1本が果たしていた役割(地球環境から敷地のまで)はとてつもなく大きかったはずです。
このため、伐採した以上に新たに植樹したいと思っているのですが、植えたものを庭木として仕立てれば、いずれ剪定に四苦八苦してしまうことになります。
そこで、植樹は無剪定を前提にして畑や山に行うことにするつもりです(果樹を含む)。
屋敷内(庭を含む)については全く無剪定とはいきませんので、手間を要さず、木にとっても負担の小さい刈り込みにより剪定できるものを考えています。
その候補のひとつが(イヌ)マキです。
マキは既に生垣としてあり、年2回(春&秋)刈り込みにより剪定を行っています。
延長がある割には手間がかからず、剪定により畑のマルチ材(枝葉)が大量に得られるのも良いと思っています。
ところで、このマキ垣の剪定は10月下旬に行ったのですが、そのとき女木(雌雄異株)に果実がついているのを見つけました。
下写真のとおり緑と赤の団子状になっていて、緑色のほうが種子になります(右はハナミズキの果実)。
これを播いておけば来春に発芽し、いずれ苗木として植樹できるかもしれません。
ちなみに、春には剪定した枝葉を使って挿し木を行ないました。
現在の状態が下写真(朱色矢印は無関係)で、枯れてはいないものの活着するか微妙なところです。
マキの挿し木は難しいような感じで、おそらく植木屋さんは実生で苗木を栽培しているのかもしれません。
と言うことで実生でもチャレンジすべく、女木の近くに落ちている種子を拾ってきました。
とりあえず育苗ポットに播種しておきます(来春発芽するようならば竹製ポットに移植するつもり)。
今年も夏の草刈り、そして秋の剪定をなんとか乗り切り、ヤレヤレと言った今日この頃です。
あとはマキやハナミズキが発芽してくれるのを春まで寝て待つことにしましょう(^_^)