庭の整備(25)進入路の植栽(第二期)①

昨秋、雑草対策(草は草でもって制す)として、進入路の擁壁沿いにタマリュウを植栽しました。

その後、タマリュウは冬を無事越えて順調に生育しています。


(2018年3月)

葉の色艶も良くて土地に合っているようですので、植栽範囲を広げることにします(植え付け時期は春と秋)。
昨秋に植栽したのは下図で緑色着色箇所で、今回はその上流側の三角隅切り部(下図で朱色着色箇所)になります。

現況は下写真のとおりで、三角隅切り部にはドクダミや笹と言った根を張る雑草が蔓延っています。

ドクダミが繁茂しているとおり、ここは凹地となっていて年中湿気っているのです。
上写真のとおり隣接する進入路が砂利敷きになっていますが、長年に渡って砂利を補充し続けたことで路面が高くなり、その結果、凹地が生じたわけです。
ちなみに砂利は4年前にも全面的に補充しているのですが、既にタイヤが通るところを中心に土が現れてきています。
砂利(砕石ビリ)を補足するのに1回3万円以上かかりますし、こうした排水不良の原因にもなりかねませんので、今後は違った舗装方法(Co.やAs.は論外)を検討していきたいと思っています。

さて、この三角隅切り部の排水性を改善するためには、路面を元の高さに下げれば良いことになりますが、今更そうするには大掛かりなことになってしまいます。
そこで、逆に三角隅切り部を路面より高くするようにし、下写真のとおり客土すれば良さそうです。

方針が決まったところで、作業に掛かります。
軽く除草したうえ耕起します。

わざわざ耕起したのは地中に蔓延っている笹の根(一部)を除去するためです。

笹やドクダミが多いのは以前、除草剤を使用していた影響だと思います。
除草剤は表面的には効果てきめんですが、その裏では笹やドクダミと言った根を張るものだけが勢いを増し、結局は厄介なことになるのかもしれません。

三角隅切り部は先述のとおり勾配をつけるため、その縁に土の流出防止の目的で土留めを設置します。
土留めには、敷地内に転がっているゴロタ石を使います。
タイヤの軌跡(下写真で朱色破線)を確認し、その外側に平面的に弧を描くように設置します。

一方、縦断的には石の天端が下流側(下写真で左側)に向かって低くなるようにします。
また、石の天端高は、緊急時にはタイヤを乗り上げられるように路面から30mm以内にします。

緻密に施工しているかのような書きぶりですが、実際には曲線のため水糸を張るわけにもいかず感覚頼りです・・・。

土留め石を設置できたところで、客土用の山砂を近くの建材屋さんで購入。

軽トラ1車(積載量350kg)で千円程度(配達ではなく直接購入)。

奥に向かって勾配がつくように盛り土。

この状態で一旦、雨に当てて落ち着かせることにします。

このままでは野良猫の格好の糞場になってしまいますので、ネットを被せておきます。

<続きます>

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