竹ボイラーの導入(5)床下点検口設置

ボイラーは当初、給湯だけに利用する考えでしたが、ATO社のウッドボイラーは拡張性があり多用途(暖房、etc)に利用できることが分かりました。
そこで、前回、将来的に暖房や井戸水クーラーにも使えるように全体計画(主に配管)を見直しました。

この計画では、鉄骨倉庫内に設置するボイラーから主屋までパイプを引き、その引き込み箇所は台所側と居間側との境付近としています。
これは、給湯を利用するのは台所側、暖房は主に居間側で利用するためです。
また、台所を含む水回りは15年程前にリフォームした際に床下に土間コンを打っているため、パイプを床下(土間コン上)に転がし配管すれば施工が容易なのではないかという思いもあります。

一方、この床は元々は土間だったところを床上げしたもので、床が低くなっています。
このため、床下に潜ることができず、床下がどうなっているのか分かりません。
この床下の状況(湿気、シロアリ等々)については以前から気になっていましたので、今回、床下に配管するためにも、床(フローリング)に穴をあけて調べることにします。
そして、この穴は、後に配管の分岐箇所(線路のポイントのようなもの)を設置できるように床下点検口(下図で朱色四角)とします。

上図から穴をあける(床下点検口設置)のは下写真の箇所になります。

床下点検口は市販のキット(450mm角)を利用しますが、問題は既存の大引きや根太の位置です。
床下がどうなっているのかわかりませんので(15年前のリフォーム時の図面や写真はありません)、根太は上写真で青色矢印のように入っており、大引きは写真の手前側に位置すると想定しました。

大引きに当たらないことを祈りながら、ジグソーを使って床板をカットします(床下点検口のサイズ(450mm角)から根太は1本か2本切断することになります)。

作業中の写真がありませんが、無事、大引きに当たることなくカットできました(根太は2本切断)。
あけた穴から床下を覗くと、土間コンが打ってあり、乾燥しているように感じます。

木材も今のところは問題ないようにみえます(上写真で上側に写っている木材が大引き)。

床下の調査は今後行うとして、床の復旧(点検口設置)を優先します。
根太を2本(下写真で朱色矢印)切っていますので、代わりのものを床下点検口の両サイドに入れて補強します。

(床の構造:上から)
・フローリング合板 t=12mm
・下地合板 t=15mm
・根太 55mm×45mm
・断熱材 グラスウール
(断熱材押さえ)
・大引き 

ちょうど手持ちの角材で55mm×45mmのものがありましたので、それを床板と大引きの間に差し込もうとしても微妙に大きくて上手くいきません。
そこで、既存の根太(下写真で左側)とピッタリ同じになるように自動カンナ盤で微調整します。

微調整の結果、なんとか差し込めました(下写真で朱色矢印)。
そして、この根太に床下点検口の外枠(受け桟)をビス止めして取り付けます。

続いて、蓋のほうを作ります。
切り取った床板を流用するのですが、下地の合板(下写真で左側)に強力なボンドで貼り付けてあって剥がすのに苦戦。

なんとか割れることなく剥がせました。

これを蓋の枠のサイズに合わせて切り、枠にはめ込みます。

上写真に写っていますが、床下点検口のキットには詳しい施工要領書が添付されています。

蓋の裏側に補強板や取っ手のカバーを取り付けます。

この状態で床に設置したのですが、床の高さに対して蓋が僅かに低くなってしまうのです。
それもそのはずで、蓋の厚さが15mmで設計されているのに対して、フローリング合板は12mm厚しかないのです。
このため、3mmの段差がついてしまうのです。

3mm分嵩上げするため、調整用の板を用意します。
適当な端材(サクラ)を3mm厚で挽き割ります。

わずかのことで蓋がガタつきかねませんので、4本(4辺分)とも同厚になるようにヤスリがけ。

蓋(裏面)の4辺にボンドで貼り付けます。

蓋を設置。

調整の結果、ピタリと高さが合うようになりました。

<続きます>

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