菜種梅雨を前にした3月下旬に建物の雨樋を掃除しました。
特に二階建ての離れについては苦戦したものの、二連梯子を使ってなんとか掃除することができました。
このため軒から直接、雨水が落ちることがなくなり、隣接する里山の斜面崩壊を引き起こす恐れも小さくなってヤレヤレです。
しかし、安心するのも束の間、この里山では竹(マダケ)の葉が生え変わる時期(タケノコがあがる頃。竹の落葉期は春)を迎えました。
里山整備で枯れ竹を除去したことで年間を通じた落ち葉は激減しましたが、この時期の落ち葉だけはどうしようもありません。
風が吹くごとに大量の落ち葉が舞い、その一部が樋に溜まっています。
そこで本格的な梅雨を前に今年2回目の樋掃除を行うことにします。
主屋などについては難なく作業できるものの、離れ(二階建て)については手間と危険性から頻繁には行いたくない作業です・・・。
二連梯子を登って樋の状態を確認すると、前回の掃除からそれほど時が経っていないにも関わらず結構な量の落ち葉が溜まっています(前回は落ち葉が朽ちてヘドロ状になっていましたが、今回は乾燥した状態です)。
この箇所の樋掃除を軽減するため、今回、樋を掃除するのにあわせて「枯葉防止ネット」を設置することにします。
「枯葉防止ネット」は形状が異なるものが幾種類か市販されていますが、容易に設置できそうな筒状のもの(下写真)を選びました。
筒の直径はφ80mmで、軒樋(φ105mmの半筒)に中に置くようなイメージで設置することになります。
1本の長さは1.8mで、価格は900円弱です。
とりあえず里山に面する軒(西側、延長10.25m)に設置するとして、6本を入手しました。
樋を掃除しつつ、枯葉防止ネットを設置していきます。
集水器のところも横断するように設置しています(少し設置しづらいです)。
二連梯子を少しずつ移動させて設置完了。
どの程度の効果があるものでしょうか。
良好なら反対側(東側)の軒にも設置するつもりです。
それでもネット上に堆積したり、網目に詰まったりするものがあるでしょうから、なんらかの形で定期的にブロアを使って吹き飛ばしたいと思っています。
それでも数年に1回は取り外して掃除する必要があるのでしょうかね。
いずれにしてもしばらく様子をみたいと思います。