4月下旬に隣接する山でタケノコ(孟宗竹)を収穫した際には、田面に草が生えた様子を「緑の絨毯」と形容していたのですが、たったひと月でこれだけ変わりました・・・。
このように草が伸びては元の木阿弥だとガッカリしてしまいます。
しかし、昨年の同時期に撮影したもの(下写真)と見比べると、ササの範囲が狭くなっているのが分かります。
また、写真では分かりにくいですが、セイタカアワダチソウの独せん場だった区域にイネ科の雑草が生えるなど植生が豊かになってきています。
とは言え、草の勢いは相当強いため、このあたりで一旦刈っておかないと手に負えなくなりそうです。
上・下流側に隣接する田を見ても既に1回目の草刈りを終えてみえます(今年は水稲作はされていません)。
そこで、朝活(早起きして1時間作業)で草刈りすることにします。
もちろん刈払機を使いますが、先日、刃を替えたばかりですので作業が捗ることでしょう(^_^)
果たして約1反(1,000m2)の草刈りに何日(時間)かかるか。
この日は草刈り中に3匹のマムシに遭遇しました!
長靴を着用、そして刈り払い機を使っているため噛まれることはないでしょうが、本当にドキッとします。
刈り払い機がなかった昔は手刈りするしかなかったわけですが、そこでマムシに遭遇したときの恐怖心がしっかりと遺伝されているのでしょうね。
結局、5日で完了しました。
1日1時間の作業ですので計5時間かかったことになります。
もう少し草の勢いが落ちてくれると、半日仕事(4時間)でできるかもしれません。
しかし、怪我をしたりマムシに噛まれたりすることになりかねませんので、このような作業で焦りは禁物ですね。
今回の草刈りのビフォー&アフターです。
次回の草刈りについては、この地域の出会い作業が7月中旬にあるため、その直前に行うつもりです。
さらに年内にもう1回行い、当面は年3回草刈りを行っていこうと思っています。
ところで昨冬、隣接する山の樹木や竹を伐採しましたが、少し気になったことから伐採しなかった樹木(下写真矢印)があります。
樹皮が真っ白です。
このような白肌の樹木を当地の里山で見掛けるのは珍しいように感じました。
白肌と言えばヤブツバキが思い浮かびますが、ヤブツバキは常緑樹のため違います。
そこで、葉が生えるのを待って樹種を確認することにしたのです。
生え揃った若葉を見ると・・・
葉の根元付近に果実が付いているのを見て分かりましたが、これは「イヌビワ」ですね。
「イヌビワ」は当地でも珍しくありませんが、樹皮がこのように白かったとは意外です。
雑草や雑木と十把ひとからげに扱うものの、実際には多種多様で面白いものです。