いよいよ初焚きをおこないます(^_^)
ストーブ本体に付属の取扱説明書に従って準備します。
まずは、炉内に5cm程度の灰を敷きます。
(取扱説明書には、灰がない場合はダンボールを重ねて敷いてもよいとあります。)
灰は以前、土蔵を整理した際に火鉢に入っていたものを保管してありますので、それを使うことにします。
これからは新しい灰が手に入りますので、古いものは処分(畑への散布)してしまいましょう!
薪ストーブ本体(モキ製作所 MD80Ⅱ)はシンプルな構造で、その操作も前面にある1箇所の空気調節口を操作するだけです。
焚付け時、空気調整口は全開にしておきます。
焚付け用の小枝や細い薪を投入します。
いよいよ点火ですが、その前に「火の神様」(荒神様)に感謝します。
点火!
ダンボールを着火剤としていますが、ダンボールは灰が飛散しやすいため、他のものを使ったほうが良さそうです。
しばらくすると、焚付け用の小枝や細い薪が十分に燃え、熾ができてきました。
太い薪を3、4本投入します。
ここまでは焚口扉を全開でしたが、ここで半開にしています。
煙突のドラフト(上昇気流)が強いのか、ガスバーナーのようにボーという音を出して勢いよく燃え出します。
間もなく太い薪にも火が着きました。
ここで焚口扉を締めています。
かなり火の勢いが増してきましたので、空気調節口を絞ります。
良い感じで燃えています。
今回は初焚き(試し焚き)ということで、薪の追加はおこなわずにこのまま燃え尽きるまでとしました。
あとでメーカー(モキ製作所)の担当者さんに教えていただきましたが、初回時でもしっかり燃やして、塗料の焼き付けを行なったほうがよいそうです。
確かに今回の薪3、4本程度では不足だったようで、その後ストーブ表面で500℃近くまで上げた際にも塗料の焼き付けの匂いがしました。
写真ではわかりにくいですが、炉内で暖かな炎を出して燃えているところを見ると本当に「感動」の一言です。
そもそも薪ストーブを導入したのは里山整備や廃材処理のためであり、私自身は「一体、薪ストーブのどこが良いのだろう?」と思っていました。
これまでの導入工事においても随分と手間がかかり「労多くして益少なし」ではないかと思ったりもしましたが、今回の初焚きだけでこれまでの苦労が吹き飛びました。
薪ストーブや直火には単なる暖かさだけでなく、何かしら心を豊かにしてくれるものがあるようですね(^_^)