月別アーカイブ: 2016年9月

自然農 ダイコンの発芽

先週から冬野菜の種を蒔いています。
このところの降雨で、最初に蒔いたダイコンが一気に発芽してきました。

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雑草も生えているので分かりにくいですが、ハート型の双葉がダイコンですね。

雑草のほうはイネ科の「メヒシバ」です。
よく見かける雑草ですね。
メヒシバやその姉妹種のオヒシバのことを当地では「ヤツデ(八ツ手?)」と呼んでいます。
八方向に広がっていく様子からそのように名付けらているのかもしれません。

ヤツデは繁殖力が強いことから、お百姓さんからは特に嫌われます。
しかし典型的な夏草ですので、これからの季節はダイコンのほうが勢いよく成長していくかと思います。
ヤツデもそのままにしておきましょう。

今春に開花したあと自然に落下した種も発芽し、既に少し大きくなっています。
これはハクサイでしょうか。

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このような自然生えの様子をみると、野菜と雑草との境界が曖昧になってくるように感じます。
野菜も雑草も全く同じ条件で成長しています。
ここで野菜だけに高価な化学肥料を施せば、雑草はそれを奪う泥棒だと思ってしまうのが人間の性です。
逆に自然の状態のままに人間が行うこと少なければ、野菜と雑草が共存共栄しているように映るかもしれません。

ほかにもオクラの根元からニンニクが発芽しています。

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もうニンニクも植え付ける時期なのですね。
(この畑のニンニクは野草化しているものなのでそのままにしておきます。)

これまでに種を蒔いた冬野菜はダイコンのほかにはハクサイとブロックリー(F1)です。

今朝はニンジン(F1)の種も蒔きました。
(農作業は仕事前の早朝にやっています。基本的に週末の時間は使っていません。)
写真は種を蒔いたあとの写真ですが、とてもそうは思えませんね・・・

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こちらの畑はしばらくすると満開のコスモス畑となります。
そして春には今種を蒔いている野菜で菜の花畑です(^_^)

倉庫の整理(6)ほうき掛け作製

倉庫の整理が続きます。

以前、倉庫内に農具掛けを設けました。

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たくさんの農具があり、既に「満員御礼」状態です・・・
庭掃除などに使う竹箒や熊手などを入れる余裕がありません。

そこで、ほうき掛けを作ることにします。

今回も竹を利用したいと思います。
次のようなものだと簡単に作れそうです。

○丸竹(直径1寸程度)にほうきを掛けるフックを取り付ける。
○その竹を倉庫の母屋(梁)から吊り下げる。

竹に取り付けるフックはどのようなものが良いか?
いつも拝見させていだいているブログ(素人大工さんの「古民家改修と物置セルフビルド」)で波板を留めるフックボルトを道具掛けに使われていたことを思い出しました。
なるほど!このアイデアをいただきます。

フックボルトをホームセンターで購入。
10本入りで約100円と安価です。

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ドリルで竹に穴を開け、フックボルトを取り付けるだけです。

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ちょうどフックボルトの傘が丸まっているので、竹にフィットします。

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一方のほうきには、柄の先端を針金で加工したものを取り付けます。

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倉庫の母屋(梁)から吊り下げれば完成です。

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窓の両側の空きスペースを利用しています。
窓の前には、ほうき類を掛けませんのでフックも取り付けていません。

これで庭掃除も気持ちよくできそうです!

<続きます>