計画(図面)と現時点の進捗状況(写真)です。
この写真は、庭木の剪定の際に木の上から撮影したものです。
では、蹲(つくばい)を作り始めます。
蹲の簡単な設計図です。
まずは一旦撤去した手水鉢を計画位置に据付ます。
手水鉢の根入れ分の穴を掘ります。
砂利を入れて底を固めます。
この穴に手水鉢を落とし込めばよいのですが、何しろ重量がありコントロールが効きません。
せっかく積んだ玉石を突き破ってしまったり悪戦苦闘しながら、ようやく据え付けることができました。
(据付完了時の写真がありません・・・)
続いて、手水を排水するためのパイプを敷設します。
樋の復旧で使った排水管と同じ塩ビ管(VUφ50)です。
排水管を埋め戻します。
排水管の起点には、手水を受ける池状のものを作ります。
これを茶道の専門用語で「水門」とか「海」と呼ぶそうです。
この「水門」側に手水が落ちるように、手水鉢は「水門」側(手前側)にわずかに傾けてあります。
土が流れないように軽くモルタルを塗っておきます。
この「水門」には小さめの石(ごろた石)を敷き詰める予定です。
この石やゴミが排水管に流れ込まないように目皿を被せておきます。
手水鉢の据付と排水管の敷設ができました。