前回、自動カンナ盤の集塵フード(トタン製)が完成しました。
本体に取り付け、試運転を行います。
本体の排出口にネジ穴がありますので、ボルトで取り付けます。
全体の取り付け状態です。
見た目は本体と馴染んでいるような(^_^)
いよいよ試運転です。
まずは、0.5mm弱の深さで古材の板(松)を削ってみます。
ここで早速、問題が発覚!
木材の排出方向に集塵ホースがあるため、集塵ホースが邪魔になります・・・
集塵自体は問題なくできています。
さらに切削深を1mm強に上げて、何回か機械に通します。
そうすると、集塵機(掃除機)のゴミ捨てサインが点灯します!
サイクロンで集塵しきれなかったおが屑が掃除機に流れてしまったと思い、掃除機を確認しても問題ありません。
集塵ホース内を覗くと、ホース内がおが屑で詰まってしまっています!
ホースが詰まっているということは、集塵フード内にもおが屑が溜まっているのでは?
集塵フードを取り外すと予想通りです・・・
この集塵ホース(マキタ製)は口径φ38ですが、これでは細すぎるということです。
これでは、角材か、板材だと0.5mm程度しか切削できません・・・
今さらですが、メーカー純正の集塵フードを確認します。
排出口の口径はφ100になっています。
しかも、排出口の向きが斜めになっており、木材の排出方向とぶつからないようになっています。
さすがメーカー純正品です。
とりあえずは今回作ったもので我慢するとし、深く削るときは屋外作業です・・・
また時間をみつけて、口径と排出口の向きを変えたものに作り直したいと思います。
自己採点:30点
とほほ・・・
初めまして、2708で検索してここに来ました。
私も、貴殿より小さいですが、マキタの可搬型自動カンナを
使っております(手押し機能が無いもの)。
やはり、削りカスの処理には困っておりまして、純正の集塵アダプターを買ってはみたものの、結局その中で詰まってしまい、試行錯誤の連続です。そうして分かったのが、、、、、
1.削りカスは粉ではなく横長の針状
2.吸出し口は50mm程度では不足で、最低70は必要
3.ホースは中側に凸凹のある「掃除機用」ではなく、「サクションホース」と呼ばれる突起の少ないものがいい。
4.Rはゆったりとって、急カーブはNG
木工所用の通称「オバQ」といわれる集塵機は、そのような仕様になっています。
しかも、吸引力もすごい。
このような条件を、我が家の作業場に求められず、最終的に「純正アダプター+大曲排水管(65)」で下向きに出てきたカスを、ごみバケツで受けるという無動力原始的な方法でやっています。
幅が200mmを超える板の場合は結局詰まっちゃいますが、それでも、集塵アダプタで団子になったり集塵ホースの途中で詰まることを思えば、全然掃除も楽です。
こんなことなら、いっそのこと、吐き出し口にミカン箱でも置いたほうが楽かもしれませんねぇ。。w
はじめまして。
貴重な情報、ありがとうございます!
私も自動カンナの集塵では試行錯誤しました。
ブログの記事にはしていないのですが、やはり吸い出しパイプの口径が小さ過ぎるように感じ、2年前に口径をφ100mmに大きくしてサイクロン本体、集塵アダプタともに作り直しました。
<写真>
写真ではサイクロン本体に粉塵専用集塵機を接続していますが、これではパワー不足で家庭用掃除機の出力「強」にすることで、ようやく集塵できるようになりました。
こうしてとりあえず使えるようになったのですが、実はその後、マキタの自動カンナとともに木工用集塵機(φ75mm)を知人から譲ってもらったため、今ではテーブルソー専用として使っている状況です。
排出先を大曲排水管にて下向きに変えてみえるとのことですが、確かに下向きにすれば削りカスも飛び散らなそうで、ゴミバケツで受け取れるようになりますね!
やはり一番容易なのは、晴天の日中に限定されますが、屋外で使用することかもしれませんね(^^)