竹利用」タグアーカイブ

倉庫の整理(15)鎌掛けを作製

前回、鉄骨倉庫にタオル掛け(道具の手入れ用)を設置するとともに、その近くに道具掛けを設置(移設)しました。

道具を含め、この一角は基本的に山仕事(ウッドボイラーの燃料作り)及び庭仕事用としています。
大工仕事や工作関係はガレージをメインにしているとし、あと必要なのは農作業用です。
鉄骨倉庫には棚が3箇所設えてありますので、残る2箇所の内の1箇所(下写真)を農作業用として整備することにします。

農作業では水気のあるものを扱いますし、道具も水洗いすることが多いため作業台(棚)の合板にクッションフロア(合成樹脂製)を貼って掃除しやすいようにしました。

以前、余分に作っておいた竹製タオル掛けを、こちらの作業台にも取り付けます。

このタオル掛けの近くに農具掛けを設けることにしますが、ちょうど隣接して箪笥が設置してありますので、この背面に農具掛けを取り付けると良さそうです。

農具掛けは、従来、下写真のものを使っていますので、これを分解して移設することにします。

従来のものには雑多なものを収納していますが、移設後は農具に限定。
さらに、使用頻度の低いものは先の箪笥に収納し、使用頻度の高いものだけを農具掛けに収納したいと思います。

従来のものを分解し、箪笥(背面)の大きさに合わせて組み直します。
そして、板にビスを留め、それに道具を掛けるようにしますが、鎌についてはビス(鉄製)で刃を傷めかねません。
そこで、鎌掛けだけは木製の丸棒(φ10mm)を使うことにし、それを板に留められるように穴をあけます。

ドリルガイドを使って45°傾斜させて穴をあけています。

全て一定の角度で穴をあけられるため、丸棒を取り付けても見映えが良いです。

農作業ではスコップ(剣スコ)もよく使うため、それも掛けられるようにしました。

こうして組んだものを箪笥の背面に取り付けます。

箪笥の側板は合板で、合板の木口はビスが効きにくいため下写真のように留めるようにしています。

そして、道具を収納して農具掛けの完成!

従来の農具掛けでは鎌の刃が剥き出しになっていました。
見た目も危なっかしい感じがしますので、今回は刃が(鉄骨に)隠れるようにしています。

農作業後は作業台で道具を手入れし、左側面の農具掛けに収納する形になります。
余計な動作をしなくても済む分、安全かつ楽しく作業できるかもしれません。

ちなみに、上写真箇所を含む農作業用の一角は下写真のようになっています。

作業台下のスペースに肥料等(灰、おが屑、消石灰、山砂、鹿沼土)の重量物を保管しています。
今はレンガの上に雑然と置いてありますが、いずれ竹で台のようなものを作ってきちんと保管できるようにしたいと思っています。

倉庫の整理(14)竹製タオル掛けを作製

前回、鉄骨倉庫にコンセントを増設し、作業台(元々は棚)で卓上丸ノコを使えるようになりました。

この作業台は長さがあり、上写真で手前側にスペースが空いています。
薪作り(ウッドボイラーの燃料)には鉈などの手道具も使いますが、使用後、泥などが付着している場合は水洗いし、この場所で乾拭き、そして錆防止のため油を含ませたタオルで拭き取るようにしています。
タオルが乾拭き用と油塗布用の2枚あるわけですが、それを掛けておくものが欲しいと思っています。
そこで、下写真で朱色線で示す箇所にタオル掛けを設置することにします。

タオル掛けも竹(太さ3cm程度)を利用することにします。

竹の両端を受けるとともに作業台に固定するための支持具は木材で作ることにし、部材を木取り(下写真で上側が竹を受ける部材。下側が作業台に固定する部材。この二つをT字に組みます)。

今回、支持具は2個あれば良いのですが、後で別の場所(農具用)にも同じものを設置できるように4個作っています。

竹を受けるほうの部材に竹の太さ(3cm程度)と同じ径で止め穴(座ぐり穴)を掘ります(座ぐり錐を使用)。

各部材が揃いました。

これらを仮組み。

作業台の(軽量)鉄骨に対してビス留めして取り付けます(タッピングネジを使用)。

そして、完成です!

ところで、上写真で作業台のうえに道具が置いてありますが、これらの道具は普段は下写真の道具掛け(5年前に設置)に収納してあります。

この道具掛けの場所が今回整備した作業台と離れているため、この機会に作業台の隣に移すことにします。
当初のものを一旦解体したうえ、新たな場所にまず胴縁を取り付け。

当初のものより幅が狭くなるため、板を短く切り直して張ります。

当初と同じでは面白くないので、板の角を面取りして少しばかりグレードアップ!?させてみました(見た目も何となく良くなります)。

道具を掛けるためのビスを取り付けて完成です。

隣接する作業台が山仕事(ウッドボイラーの燃料作り)用にしているため、この道具掛けには山仕事及び庭仕事の道具を収納するようにしています。
道具は写真に写っているもののほかにもあり、以前は竹割りのような使用頻度の少ないものまで道具掛けに収納していたのですが、埃が被るし、金属製のものは空気に触れてサビが生じやすくて宜しくないです。
そこで、使用頻度の少ないものは抽斗のなかに収納することにし、箪笥(チェスト)をガレージから鉄骨倉庫に移し、作業台の下に設置しました。

抽斗の中を紹介すると下写真のとおりです。

作業台とチェストとの空間にはレシプロソーや芝刈り機を収納するようにしました。

以前は物置きとしてしか使っていなかった鉄骨倉庫ですが、少しずつ<使う>倉庫へと変わってきました。