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古民家の自然換気(39)土壁の修復③エツリ(小舞掻き)

前回、既存の土壁を支える形で新たに貫を設けました。

この貫は、再設する土壁の下地を固定する役割も担うことになります。

土壁の下地は竹を編んで作り、そのことを当地では「エツリ」(小舞掻き)と呼んでいます。
エツリには割竹を用いますが、そのエツリを固定するために「ヒダチ」(間渡し竹)と呼ばれる直径5分程度の丸竹を柱間及び上下間(今回の場合は貫と丸太梁の間)に配置します。

ヒダチは当地では尺5寸(45cm)間隔で配置されていますが、今回は下地自体の強度を上げるため1尺(30cm)間隔で配置しています。

このヒダチを組むことから始めます。
竹材は昨冬に里山で伐採したものを保管してありますので、それを使います。

エツリ用の竹については、既に割って節を取り除いてあります。

ヒダチを必要な長さで切断し、先の図のとおり取り付けます。

ヒダチの取り付けは、垂直方向については貫や丸太梁に釘を打ち、それが竹筒内に入るようにしています。
一方の水平方向(柱間)については、より確実(1箇所当たり大きい力が作用するため)にすべく左右の柱にドリルで穴(直径15mm)をあけ、その穴に竹をしならせて挿し込んでいます。

こうして組んだヒダチに対してエツリを行います。

エツリは、昔は藁縄を使って編むのが一般的だったようですが、手元にないため造園用のシュロ縄(しかも黒染め)を使っています。
エツリ竹同士は指1本分の間隔をあけ、この隙間により壁土がしっかりと食い付くことになります。

出来上がったものを見ると複雑そうに見えますが、意外に簡単で私のような素人にも十分にできる作業です。
ひと昔前まで、建前の後にエツリから荒壁つけまでは自ら(近所や親類での共同作業:結い)で行ったと聞きますが、実際にやってみるとそのことがよくわかります。

たまたま壁の背後にある照明を点けたところ、エツリの網目から光が漏れて良い感じになりました。

竹天井(上写真で右側)もそうですが、日本家屋と竹はやはり相性が良いようです。

<続きます>

果樹園の再生(21)ミカンの移植(実生木&接ぎ木)

前回、モモなどを接ぎ木する際の台木にしたいと考えてウメの種を播きました。

同じようにミカンの台木とするため、今春(4月初頭)にはユズの種を播きました

このユズはその後発芽して現在、下写真の状態にまで成長しています。

このポットは野菜用の小さなものですので、より大きい竹製ポットに移植することにします。

ところで、接ぎ木してまでミカンの苗木を作ろうとしているのは、一昨年と昨年に植え付けたミカンの成長が芳しくないためです。
幼苗時のミカンは寒さに弱いとのことで、咋冬は藁コモで囲って防寒対策を講じました。
その甲斐もあって今春にはたくさんの若葉が出たのですが、それも束の間、すぐに虫に喰われてしまいました。
そして、遂には最も弱っていたものが枯れてしまいました・・・。

この枯死したミカンは下図で33番のデコポンになります。

ここは風下(冬季)に隣家があるため、落ち葉のことを考慮して常緑樹のミカンを3本配置してあります。
枯死したもの以外の2本についても、やはり樹勢が弱くて若葉が虫に喰われている状態です。

実は一昨年にミカンの苗木を植え付けた直後から、同時期に植え付けた落葉果樹に比べて樹勢が弱いことを感じていました。
このため、昨年は違う場所(上図で39番)にもミカンを植え付けてみました。
そして1年経過後の現在、39番のミカンは樹勢が強く、既に一昨年に植え付けたものより大きく成長しているのです。

若葉もたくさん出て、しかも全く虫に喰われていません。

このことから、枯死したミカンがあったところはミカンの生育に適していないに違いありません。
そこで、辛うじて生き残っている2本(上図で32番、38番)を、梅雨が明ける前に39番の近くに移植することにします。
配置は下図のとおりとし、西側(左側)からデコポン(39番、H29)、伊予柑(32番、H28)、宮川早生(38番H29)の並びになります。

まずは伊予柑を移植。

移植した伊予柑は若葉が虫に食われてほとんど無い状態です。
木の大きさも一昨年の植え付け当初からほとんど変わっています。
今回の移植により樹勢を回復してくれるのを祈るばかりです。

続いて宮川早生を移植。

ちなみに上写真に写っている白いボール玉のようなものはニンニク(野草化)の花です。

宮川早生の根元からはトゲのある枝が伸びています。

このトゲのある枝はカラタチですので、やはりミカンの台木にはカラタチが使われているようです(昔はユズやナツミカン)。
このままではカラタチの木になってしまいますので、挿し穂側(宮川早生)に栄養が行くようにヒコバエを切除しておきます。

今回のことで、同じ敷地内であっても適地・不適地がありえることを痛感しました。
ちなみに、枯死したミカン(下写真で朱色矢印)があったところの近くに今春、サトイモを移植したのですが、ミカンとは対照的にすこぶる調子が良いのです。

また、付近には雑草のミゾソバが生えてきていることからも、ミカンにとっては水分過多の土壌だったようです。
直下流に馬小屋跡があり、その土間コンが排水を阻害しているようにも思えますが、これを逆手にとって湿潤なところを好む?イチジクを植えてみると良いかもしれませんね。

古民家の自然換気(33)竹による墜落防止策②

夏季は障子天井をオープンにして換気を図ることで、なるべくエアコンへの依存を減らしたいと考えています。

しかし、障子天井を開けると厨子二階(小屋裏)の床に穴が開いた格好になって危険なため、前回、下図のとおり竹を利用して墜落防止策を講じることにしました。

竹は容易に着脱できるように井戸の竹蓋(下写真)のように編んだものにします(2分割、1個のサイズW910mm×L725mm)。

(手順は以前作った井戸の竹蓋竹天井と同じですので、概要の記載に留めます。)

竹は直径が1寸(30mm)程度のものを使いますが、2年前の冬に伐採したものが少し残っており、これで何とか足りそうです(昨冬に伐採したものは、まだ青竹の状態)。
910mmで切り揃えたうえ、水拭きし、亜麻仁油で磨きます。

竹を並べ、長さが725mm程度になるように本数を調整します。

棕櫚縄(黒染め)を使って編みます。

竹は円筒形で表面が平滑ですが、棕櫚縄を使って頑丈に編めるものです。

同じものを、もう一つ作ります。

出来上がったものを厨子二階側から設置します。

これで、うっかり開口部に踏み込んだとしても墜落することがなくなり安心です。

ところで、天井に換気用の大きな開口を設けたりしているので換気量の計算による裏付けでもあるのかと思われるかもしれませんが、そのようなものは一切ありません・・・。
実は、昔も同規模の開口(換気用)があり、それを復活させているだけなのです。
学生のとき、換気量の計算(農業施設)を課題で行なったことがありますが、我が家のようなボロ屋の場合、そんな小難しいことをせずとも自然任せで良かったわけです。


(改修工事前)

昔の開口部には上写真の箱状のものが乗せてあり、これを見たときは「何のためのものなのか?」と疑問に思ったのですが、今になってみて、これも墜落防止のためのものだったことが良く分かります(昔の厨子二階は柴の保管場所として使われていたため、そのゴミが階下に落ちないようにするための目的もあり)。

さて、階下の居室側から見ると、竹の隙間から木漏れ日のように光が差し込んで良い感じです。

天窓のシェードと、この竹の設置により以前に比べて暗くなったものの、夏季はこの程度で十二分のように感じます。

見た目も涼しげな感じになりましたので、ついでに風鈴も取り付け、さらに夏バージョンらしくしてみます。
風鈴を竹(稈)に結んで取り付ければ良いのですが、高所のため容易に取り付けられるように竹にフックを取り付けておきます。
フックには、以前に作ったほうき掛けと同じく波板用セットフック(10本入りで100円程度)を用います。

ドリルで竹に穴をあけ、セットフックを取り付けます(傘金がうまい具合に使えます)。

一方の風鈴を出してくると、短冊部分が無くなってありません・・・。
短冊は厚紙や突板から作っても良いのですが、ここは竹天井に合わせて竹で作りたいものです。
以前、竹で育苗ポットの名札を作ったことがあり、それを使えると思ったのですが、そのままでは重すぎて風で揺らぎそうにありません。

そこで、鉈を使って半分の厚さに剥いで軽くします。

手元にあった乾燥竹を使っていますが、青竹ならもっと剥ぎやすいのかもしれません。

紐を通す穴をあけるついでに、ほかにも適当に穴をあけて装飾とします。

竹製の短冊を風鈴本体に取り付けます。

フックに掛けて完成です。

換気時の上昇気流で風鈴が鳴ると良いのですが、上昇気流だけでは厳しい感じです。

<続きます>

古民家の自然換気(32)竹による墜落防止策①

前回で天窓のシェードが完成しました。

そして、シェードの設置により日差しが和らぐことから障子天井を開けることにしました。

こうして換気とともに外気をふんだんに取り込むことで、夏の暑さ対策としたいと思っています(猛暑時は閉じてクーラー稼働)。

一方、障子天井を開けたことで、小屋裏(厨子二階)側は下写真のとおり床に穴が開いた格好になっていて危険な状態です。

厨子二階には私しか上がることはないのですが(電気配線等の管理用)、ぼんやりして墜落してしまうかもしれないため、以前から柵で囲うなどして安全対策を講じなければと考えていました。

ところで昨年、この開口と同様の目的(採光&換気)で、別の開口部を竹天井にしました。

この竹天井の上に乗る考えはなかったのですが(作業等の場合は、根太に合板を掛けて乗る考え)、試しに乗ったところビクともしませんでした。
竹は太さが1寸(30mm)程度のものですが、筒状の断面形をしているだけあって頑丈なものです。

これだけ頑丈であれば、先の障子天井の開口部にも竹を渡しておけば、私の体重程度(65kg)であれば竹が折れて落下するようなことはないはずです。
柵を作るよりも容易(しかも材料費不要)ですし、見た目も涼しげになり、障子天井を開ける夏季に相応しいかもしれません。
そこで、転落防止策と意匠を兼ね、この開口部に竹を設置することにします。

障子天井箇所の断面は下図のとおりです。

ちょうど断熱用のプラダンと障子との間に空間(t=72mm)があり、ここに直径1寸(30mm)程度の竹を渡すことができます。

竹を敷き並べるだけでも良いのですが、脱着や強度のことを考えると、昨年の竹天井のようにモジュール(井戸蓋式)で作るのが良さそうです。

障子天井箇所を平面で見ると下図のとおりです。
開口の中央にペンダントライト(1Fのテーブル用)を掛けていますので、これを挟んで2つのモジュール(1個のサイズ:W910mm×L725mm)に分けることにします。

結局は昨年の竹天井と同じになりますので、実は、ほかに何か面白いことができないかと考えていました。
そのひとつとして考えたのが、竹小舞を使う案です。
現在、土壁を修復するため竹を使ってエツリ(小舞掻き)をしているところがあるのですが(下写真)、たまたま背後にある照明を点けたところ良い感じになったのです。

ただ、問題は強度面です。
壁に使うよりもヒダチ(間渡し竹)を太くするとともにピッチを狭くすれば頑丈になりますが、ここは当初の目的(墜落防止)を優先し、竹小舞を使う案は見送ることにしました。

雨水対策(14)コンクリート殼の再利用と減勢工

雨樋の排水が集まる箇所(排水不良)の排水性を改善するとともに、地中への雨水浸透も期待し、竹を利用した排水路(土水路)を設けることにしました。
そして前回、溝を掘って竹を投入するところまでできました。

竹の投入について、畑の畝作り(下図)であれば、まだ分かる話しかもしれません。

しかし、排水路に竹を入れるなんて言うことは、わざわざ水の流れを阻害しているようなもので、一般的な土木構造物ではあり得ないはずです。

さすがにこんな馬鹿なことをやっている人はいないだろうと、ネットで検索してみました。
そうしたところ、「大地の再生(講座)」に取り組んでみえる方のブログを見付け、そこに大地の通気性や透水性の改善を図るため、溝に竹や炭などを投入するとあります。

雑木の庭造り(高田造園設計事務所)

竹を投入することについて、私自身は単に溝を埋まりにくくすると言う物理的な側面からしか考えていませんでしたが、「大地の再生講座」ではこれで動植物の力も活かすことも考えられており、本当に目からウロコの内容です。
さらには、コンクリート殼でさえ溝に入れて利用すると言う事例も掲載されています。
このコンクリート殼の再利用は、「大地の再生講座」の矢野智徳さんが阪神淡路大震災で大量の瓦礫がゴミにされるのを見て始められたそうです。

DIY施工でもハツリなどでコンクリート殼が発生することがあります。
発生したコンクリート殼は、最後まで責任を持つという意味で敷地外に搬出処分するのではなく、可能な限り再利用(コンクリートの骨材など)していますが、それでも径が大きいもの(直径40mm以上)は使う当てがなく敷地内に仮置きしてある状況です。

奇遇にも今回の排水路に隣接した場所に仮置きしてあり、まさに出番を待っていたのかもしれません。

「大地の再生講座」の知恵を拝借し、排水路(竹の上)にコンクリート殼を投入します。

嵩上げのため、さらに竹を投入してコンクリート殼をサンドイッチします。

最後に剪定屑で被覆します。

これで排水路本体は完成ですが、前回地面を掘り起こしたところ、排水路流末の地中から昔の土管と減勢工が出てきました。

土管は2本あり、その内の1本は状態が良いため再設して流末部(段差部)を下写真のとおり処理します。

その後の降雨時に状況を確認すると・・・

これだけ水の勢いがあると草は生えづらく、地面がえぐられてしまいます。
やはり、元々あったのように減勢工を設ける必要があります。

以前行った敷石(石畳)作りと同様に石の形状を見極めて組み上げます。

その後の降雨時の状況。

良い感じで流れており、見ていても気持ち良くなります。
前回の降雨時は水が濁っていましたが、今回は濁りが取れています。
排水路に投入した竹やコンクリート殼が泥を濾してくれているのかもしれません。

排水路を設けたことで通路に排水が流れることはなくなりました。
今後は雑草の力とともに土の流出は抑えられることでしょう。

天然石を使った減勢工が良い感じのため、別の雨樋流出口(外便所の解体に伴う雨樋の移設箇所)にも同様に設けることにします。

石積みに使うには少し小さい石も、こうした用途に使うことができますね。

<続きます>

雨水対策(13)雨水浸透排水路

当地では先日梅雨入りしました。
今後本格的な梅雨を迎えるに当たり、雨水排水のことが気になってきます。
昨年の今時分には、その対策として雨樋排水路の延長を行いました。


(雨樋の延長)


(排水路の延長)

これらは、過去に裏山の斜面(下図で左下)が崩壊したことがあることから、その再発を防ぐために講じたものです(他にも土留め設置等)。

この箇所については、ひとまず片付きましたが、実はもう1箇所、気になっているところがあります。
それは上図で朱色丸印の箇所で、3棟(主屋、倉庫、土蔵)からの雨樋の排水が集まるところです。
ここは土が流出し凹地になっており、排水不良から年中ジメジメしているのです。

主屋と土蔵は、ここに接する角がシロアリ被害にやられていましたが、この排水不良の影響もあったのではないかと思っています(倉庫は鉄骨造り)。

そもそもこの箇所の土が流出した原因については、建物からの雨水排水量の多さに加え、除草剤の多用により裸地になっていたこともあると考えています。
除草剤については既に使用を止め、雑草(の根)の力を活かすようにしています。
一方の排水量の多さについては建物を除去しない限りは減らすことができませんので、排水路を設けて排水性を改良するしかありません。

こうした場合の排水路にはコンクリート製のU字溝を使うことが多いと思いますが、その場合、途中で雨水が地中に浸透することはほとんどありません。
これに対し、今回の場合は、流末となる山の斜面が雨水排水の勢いによりえぐられているため、可能な限り地中に浸透させて山への排水量を少なくしたいと思っています。

ちなみに、このえぐれた箇所は、数年前から古瓦を細かく砕いたものと土砂を互層にして盛って安定化を図っています。

雨水を地中へ浸透させるにはコンクリート製のU字溝ではなくて昔ながらの土水路が良いわけですが、土水路だと直ぐに埋まってしまって大変だろうと思い、なかなか手を付けられずにいました。
そんな中、これはと思ったが、以前のブログ記事でも紹介した畑の畝立てにおいて溝部分に竹を投入する方法です。

土水路にも同様に竹を投入すれば、溝が埋まりづらく、いずれは埋まるにしても竹が残っている限りは一定の排水機能は維持されるはずです。

愚案かもしれませんが、何事もやってみなければ分からないと言うことで、早速取り掛かることにします。
水糸を張って、排水路の位置を決めます。

幅、深さともに30cm程度、地面を掘って溝を設けます(掘り起こした土は凹地を盛るのに使用)。

地面を掘ったところ、排水路の末端箇所で土管が出てきました。

土管の位置・高さから、昔も同じ位置に排水路があったようです。

土管の先も掘り起こしてみます。

写真では分かりづらいですが、土管の先には石が敷き並べられています。

地面がえぐられないようにするための減勢工のようです。
ここまでしてあったとは驚きです。

掘った溝には竹を投入します。

<続きます>

里山再生:竹の子と竹馬

5月末から自宅裏の里山でタケノコが上がってくるようになりました。
タケノコでも、この時期に上がってくるはマダケ(当地では「イモクシ」)と言う種類の竹のものになります(4月:モウソウチク、5月:ハチク、6月:マダケ)。

雨上がりの先週末に収穫しにいくと、まさに「雨後の筍」状態。
2時間近くかかって約100本を収穫。

親竹などとして成長させるものは採らずに残していますので、実際にはこれ以上のタケノコが上がってきています。
一方で竹を後退させて雑木林に戻そうとしているエリアもあり、そこは全てのタケノコを採るようにしています。
このため、タケノコの収穫量は今シーズンぐらいがピークで、今後減っていくのだろうと思っています。

毎年の間伐が功を奏しているのか、マダケでもズングリして肉厚のタケノコが収穫できます。

竹と言えば、先般、竹馬(身長100cm程度の子供用)を作ってほしいと頼まれました。
材料の竹は、昨冬に間伐したものがたくさん保管してありますので大丈夫です。

問題は作り方です・・・。
これまで竹を使って門松などを作ったことはありますが、いずれも単純な加工で済むものです。
そこでネットで調べてみると、本格的な竹馬の作り方を紹介しているサイトを発見。

【保存版】裸足で乗れる竹馬の作り方(実用的なDIY生活)

このサイトに記載されている手順に従って作ることにします(手順通りのため詳細は省略)。

まずは竹を所定の長さで切り、各部材に加工します。

組み立てます。

竹を曲げたり(ガストーチ使用)、竹釘を使って組んだりしているのですが、初めてでも意外と簡単にできます。
さらに手鋸や鉈などの手道具だけで容易に加工できるため、作業していると気持ちが落ち着きます(高速回転する機械を使う木工の場合は、間違いなく血圧が上がっています・・・)。

竹の曲げ加工や組み立ての基本(の基本)を覚えたことで、今後の工作には竹をもっと取り入れていきたいものです。

上写真の状態でも頑丈に組まれているのですが、手順に従い、さらにビニール紐で巻いて仕上げます。

このビニール紐は主屋の改修工事の際、瓦の梱包に使われていたものです。
紅白二色なのは縁起を担いでいるのでしょうか。

足乗せ部にもビニール紐を巻くことで、素足でも乗りやすくなるわけです。

頑丈な竹馬ができたものの、足乗せ部は足のサイズにあわせて15cmしかありませんので、試乗は止めておいたほうが良さそうです・・・。