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竹ボイラーの導入(39)シャワーバス水栓の取り付け

前回、本管と浴室との間を繋ぐためフレキパイプを用いて配管しました(下図で朱色線)。

浴室側の末端は下写真のとおりユニット取出し金具が設置された状態になっていますので、これに水栓を取り付けます。

水栓はリクシル社のサーモスタット付シャワーバス水栓(BF-WM145TSG)を購入(ネット店舗で1万円弱)。
付属の施工説明書に従って作業するとし、まずは脚部分をねじ込んで取り付けます。

水栓本体側は給水と給湯の各接続口が100mm間隔に固定されているのに対し、この脚部分の取り付け方向を微調整することで合わせられるようになっています。

水栓本体を取り付け。

早速、お湯を出したいところですが、まだ給湯管の起点がボイラーと繋がっていないため蛇口を開けてもお湯が出ないのです(施工のため給水管も止水してあります)。
ボイラーから出る給湯管は現在、下写真のとおり仮設の給湯栓に繋げてあります。

これを外し、給湯管の起点に繋ぎ替えることにします。
この接続にもフレキパイプを使います。

このように両端が固定されている区間を繋ぐ場合、フレキパイプは融通が利くため便利です。
さらに、今回の場合はボイラー側が振動等で微動するため、ガチガチの配管にするのではなく、フレキパイプなどの可とう性のあるパイプを部分的に入れておくのが良いのではないかと思います(素人考え)。

接続完了。

これでボイラーから風呂の水栓までパイプで繋がりましたので、ボイラー側のバルブを開けてパイプ内に通水。
そして、風呂の蛇口を開けると温かいお湯が出てきました(肝心なところになのに写真を撮り忘れ・・・)。
実際にこれらの施工をしたのは昨年9月で、まだ暑い頃でしたので、シャワーだけを浴びたのですが、いろいろと苦労したこともあって、いつもの水道水+ガスによるお湯とは別格の心地良さがあるように感じました^_^

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松の内が明けたにも関わらず、ブログ記事は更新されることなく新年挨拶(門松)のままになっています・・・。
今年も昨年同様に里山や古民家の再生に関するブログを書いていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ところで、本ブログを開設して丸2年以上が経過したこともあって、同じ内容を繰り返し書くことが多くなってきているように感じています。
読む側のことを考えると、同じことをいくつもの記事に書くよりも、ひとつの記事を、その後の経験などを踏まえて修正・補充していくほうが良いのではないかと思っています。
とは言え、取り留め無く書きつなれてきただけのブログですので、今後の参考にするためどのような内容のものが閲覧されているのかを把握すべく昨年1年間の記事別ページビュー数を調べてみました。

  1. 薪ストーブの導入(29)炉壁のタイル貼り 2,028
  2. 薪ストーブの導入(18)薪ストーブの機種選定 1,583
  3. 庭の整備(22)笹の駆除 1,532
  4. テーブルソー:溝切り用治具の作製(2) 1,379
  5. 薪ストーブの導入(24)炉壁下地の造作 1,120
  6. 倉庫の整理(2)農具掛け作製 931
  7. 井戸の再生(24)エアーリフトポンプ(改良) 825
  8. 薪ストーブの導入(23)炉台下地の造作 815
  9. 古民家の自然換気(8)土壁の補修(荒壁) 763
  10. 竹ボイラーの導入(2)ボイラー選定 762
  11. 井戸の再生(11)竹蓋作製 742
  12. 古民家について 704
  13. 電動ドライバー掛けの作製 627
  14. 雨水対策(3)二連梯子の固定方法 624
  15. 井戸の再生(22)エアーリフトポンプ 603
  16. 竹ボイラーの導入(19)煙突貫通部の雨仕舞い 599
  17. サイクロン集塵機の自作(1) 561
  18. 薪ストーブの導入(55)雑木の枝を薪として利用 547
  19. 果樹園の再生(13)ミカンの防寒対策 538
  20. 薪ストーブの導入(30)漆喰塗り 538
  21. 薪ストーブの導入(9)屋根貫通部の防水処理 530
  22. サイクロン集塵機の自作(2) 526
  23. テーブルソー:拡張テーブルの自作 500
  24. 薪ストーブの導入(1)煙突瓦 495
  25. 薪ストーブの導入(25)タイル割り付け&切断 485
  26. 薪ストーブの導入(26)炉台のタイル敷き 480
  27. サイクロン集塵機の自作(3)テーブルソー接続 473
  28. 薪ストーブの導入(19)屋外部の煙突設置 471
  29. 薪ストーブの導入(20)炉台・炉壁の設計 444
  30. 薪ストーブの導入(32)後付けダンパー取り付け 440
  31. 竹ボイラーの導入(20)温水暖房器具の検討 437
  32. 竹ボイラーの導入(4)暖房&井戸水クーラー 427
  33. 薪ストーブの導入(35)天井用眼鏡板の自作 422

上記はページビュー数が多い記事のタイトルを順に示したものですが、これを見ると薪ストーブの導入に関する記事が半分程度を占めています。

特に炉壁や炉台の設置に関する部分が多く閲覧されており、煙突などの設置は業者に頼むとしても炉壁・炉台はDIYにて作る方が多いのかもしれません。
ただ、2台目の薪ストーブを導入する予定はないため、炉壁・炉台を含めて薪ストーブのブログ記事を拡充させるのは難しい感じです・・・。

一方、近頃ページビュー数が増えているのが竹ボイラー(ATOウッドボイラー)の導入に関する記事です。

ATOウッドボイラー自体は一昨年に導入しましたが、多用途(給湯、暖房)に利用できることから、現在も少しずつ拡張して利用範囲を広げているところです。
ATOウッドボイラーを実際に使ってみて最も優れていると感じるのは、木質資源であれば燃料の種類を問わないことです。
一方、薪ストーブはちゃんとした薪が必要となり、その消費量も膨大です。
里山が放置され、薪ストーブの利用者が一部の現状では問題ないとして、とても持続可能な使い方ではないように感じます。
その点、枝や竹さえも燃料になるATOウッドボイラーは囲炉裏やカマドを使って生活していた昔の使い方に近く、自然や地球にも少しは優しいものだと思います。
自然や地球が危機的状況になりつつあるなか、我が家がATOウッドボイラーに切り替えたところで何の足しにもならないとは思いつつ、何かしら変えざるを得ない気持ちになって色々とやっています。

そんなことで、今年は竹ボイラーの導入(ハード面)に関する記事を拡充させるとともに、里山の資源(主に竹)をボイラーで利用するソフト面についても書いていきたいと思っています。