日別アーカイブ: 2020-01-08

庭木の剪定(28)アラカシの伐採で大失敗!

昨年のブログは更新頻度を週一にしたこともあり、ブログ記事のほとんどが工事日誌的なものになってしまいました。
もちろん敷地や田畑の管理などルーチン的な作業も継続して行なっていますが、その中で大きな割合を占めているのが庭木の剪定です。
我が家の庭は広くて庭木も多いため、以前は10月から作業を始めるものの年末に至っても終えられないような状況でした。
これではいけないと、剪定にかかる負担を低減すべく、これまでに次のことを行なってきました。

  • 老木や剪定作業に支障となる木の伐採(これまでに4本実施)
  • 樹高が高い木を低く仕立て直す(これまでに4本実施)
  • 剪定方法の変更(透かし剪定から刈り込み剪定へ)

この結果、庭木の剪定にかかる手間と時間が大幅に減り、昨秋の10月下旬には剪定時期の遅いキンモクセイとマツ、そして下写真で朱色矢印で示すアラカシの計3本を除いて完了しました。

このアラカシは我が家の庭で最も大きく(樹高6m程度)、上部は三脚では届かないため木に登って剪定しなければなりません。
庭木の剪定方法を透かし剪定から刈り込み剪定に順次切り替えてきていますが、今シーズンからは葉の大きいアラカシも刈り込み剪定で行なうようにしています。
刈り込み剪定には刈り込み鋏を使いますが、さすがに木に登った状態で両手で刈り込み鋏を扱うと言うのは危険です。
そこで、三脚(10尺:3m)を使って剪定できる高さまで低く仕立て直すことにします。

ちなみに、同様の理由から昨シーズンには下写真のカイヅカイブキを低く仕立て直しました。

上部を切り落としたため、頭でっかちの樹形になってしまっています。
自然な?三角形の樹形にするには上部の玉(玉散らし)も小さく仕立て直す必要がありますが、一度に行うと木に負担がかかるため昨シーズンは手をつけませんでした。

その後1年が経過し、樹勢が落ちることもありませんのでしたので、上部の玉を小さく仕立て直しました。

今シーズンはここまでとし、来シーズン以降も少しずつ手を入れていくしかなさそうです。
木を小さくするのは大変なことだと痛感します。

脱線してしましたが、今回低く仕立て直すアラカシの現状です。

上写真で朱色破線で示すのが三脚(10尺:3m)の天端高です。

幹を寸胴切りする位置を決めるため、上部から枝葉を落としていきます。

上写真で葉があるところは何とか三脚から剪定できそうですが、もう一段低くしておいた方が良さそうです。

さらに一段分、枝葉を落とします。

この高さ(3m程度)なら三脚から安全に剪定できます。
この高さで幹を寸胴切りしますが、カシで硬木のうえ幹が太いため手鋸でと言うわけにはいきません(枝の切断にはトップハンドルの充電式チェンソーを使用しました)。
最初はたかが庭木、三脚に登ればエンジン式チェンソーを使えると安易に考えていたのですが、こんな太く重いものが切断時にコントロールを失って三脚側に倒れる可能性があることを考えれば絶対禁止です。

そこで、低く仕立て直すことは諦め、思い切って根元から伐採することにします。
木を低く仕立て直すのは先のカイヅカイブキのとおり実際には大変ですし、アラカシであればヒコバエや切り株から萌芽してくるため、無理に仕立て直すよりも伐採して萌芽更新させるほうが良いのではないかとの思いもあります。

伐倒時に他の庭木等を巻き込まないように全ての枝葉を払っておきます。

この状態で幹の傾きを確認して伐倒方向を検討します。
写真では分かりにくいですが、上写真で手前左方向に少し傾いています。
傾きが小さいことと、この方向には他の庭木があることからクサビを使って反対の畑側に倒すことにします。

ところが、いつも通り伐倒方向に正確に受け口を作り、反対側から追い口を切ってクサビを打ち込むもクサビが入っていきません(プラ製から金属製のクサビに変えても同様)・・・。
ツルの厚さ(幹の直径の1/10)が大きいためではないかと考え(一般的に硬木ほどツルの厚さを小さくする)、ツルの厚さを小さくするように切っていたところ木が動き始めたため退避。
そして、なんと真逆の方法(木の傾きの方向)に倒れてしまいました・・・。

たまたま他の庭木の間をすり抜けて倒れたため影響は無かったとは言え、重大事故に繋がってもおかしくない大失敗です・・・。
これまで、それほどの経験があるわけではありませんが、今回のように伐倒方向のコントロールを失ったのは初めてです。
今考えると失敗の原因はいくつもありますが、一番大きな過ちは、たかが庭木と捉え、これまでの経験を過信して横着してしまったことだと思います。
太い庭木で重心の位置が高いことから、木の傾きを把握した時点で伐倒方向にロープで牽引するようにしていれば、少なくともこのようなとにはならなかったはずです。

倒木の頂部は芝庭に少しかかり、その衝撃で縁石用のレンガが1個無くなっています。

どこかへ吹き飛んでしまったのかと思いましたが、実は完全に地中に埋もれているのです。
これだけの力を及ぼすものが人体の上に落ちてくれば骨折どころで済むものではなく、改めて油断禁物、細心の注意を払って作業しなければならないと感じています。

最も大きな庭木を伐採したことで庭が寂しくなるのではないかと思いましたが、特に違和感なく、全体のバランスも悪くないように感じます。

その後、11月に入ってキンモクセイの花が終わるを待って、残るキンモクセイとマツ(もみあげ)を剪定して今シーズンの剪定が全て完了です。