竹ボイラーの導入(40)浴室の防水処理

前回、浴室に水栓を取り付けるとともに配管をボイラーと接続し、風呂に給湯できるようにようなりました。

思い返せば、敷地内に昔からある井戸にポンプを設置したのが2年前。
その後、配管を拡張するとともに1年前に木質資源を燃料とするATOウッドボイラーを設置。
そして、ようやく主屋(古民家)で井戸+木質資源によるお湯が使えるようになって感無量です(現時点では風呂のみで、他は別系統の上水道+ガスによる給湯)。

とは言え、まだ工事が残っているので喜んでばかりいられません。
しばらくの間、使いながら給湯管(主に継手部分)から漏水がないか調査。
漏水がないことを確認したうえ、断熱材を施します。
まずはボイラーとの接続部分。

ここはステンレス製のフレキパイプを用いています。
給湯管で高温になるため、断熱材(パイプカバー:発泡PE製)を取り付ける前に耐熱性のある保温テープをフレキパイプに巻いておきます。

その上にパイプカバーを被せます。

このパイプカバーは最も一般的で安価な発泡ポリエチレン製のものですが、今回のように配管形状が曲線であっても追従します。

さらにビニールキャンバス(下写真で黒色)を巻き、パイプカバー(発泡PE製)が紫外線で劣化しないようにしておきます。

ちなみに、この上流側(ボイラー側)は下写真のようになっています。
ミキシングバルブ(米国ハネウェル社製)と呼ばれるもので水と湯が混ぜられ、一定の温度(63.3℃)のお湯が送られるようになっています(火傷の防止や水栓器具の保護のため)。

従って、給湯管を流れる温水の温度は最高でも63.3℃のため、パイプの断熱材としてパイプカバー(発泡ポリエチレン製、耐熱温度:70℃程度)を直接巻いても大丈夫なのだと思います。

床下点検口内の給湯管(分岐等)も同様に断熱材を施します(給水管側は以前に施工済)。

床下点検口1
床下点検口3(風呂への分岐箇所)

次に、浴室の配管貫通部にシーリング材を充填して防水処理を施します。
今回の場合、貫通穴がパイプに対して大きいため、その隙間にシーリング材を充填できるようにメッシュネット(今回は網戸のネットを使用)を貼り付けておきます。

上写真で下側は防水パンに設けらている配管貫通部です。
これに水が溜まらないように防水パンの底よりも立ち上げられているにも関わらず、上面に凹部(深さ3cm程度)があります。
これでは凹部に水が溜まってしまうため、設計ミスではないかと思ったのですが、実はよく考えられており、この凹部を埋めるようにシーリング材を充填するようになっているのです(POSシール333ml×2本分)。
浴室内の水が床下に漏れるようなことがあってはなりませんので、パイプとシーリング材を3cm程度密着させて万全を期しているわけです。
肝心のシーリング材を充填したところは写真の撮り忘れ・・・(後日、撮影して掲載するつもりです)。

次に浴室の壁にシャワーフックを取り付けます。
壁の構造は下図のとおりで、化粧材が薄いため(t=3mm)、直接ビス留めすることはできません。

そこで、中空壁用のプラグ(下写真で白色の円形のもの)を打ち、それにビス留めすることにします。

プラグは様々な種類のものが市販されていますが、今回は「トグラーTA」を使用。

ビス留めしてシャワーフックを取り付けます。

上写真では分かりにくいですが、今回使用した「トグラーTA」は座部分に厚みがあり、これにより壁とシャワーフックとの間に隙間が生じています・・・。

仕方なく隙間部分にシーリングすることにしますが、問題は円形のものにうまくシーリングできるかです。
マスキングテープを円形に貼ってみますが、うまくいきません。
そこで、マスキングテープを短く切って円形状(多角形)に貼り付け。

ここにシーリングしてマスキングテープを剥がしたところ、それなりに綺麗に仕上がりました(プロはこのような場合、どうしているのでしょう?)。

これで残工事も終わり、風呂への給湯部分が完成しました。

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