遊休農地の活用(6)ヒラタケの植菌と丸太椅子

9月に襲来した台風(21号)により、山との境いにある大きなエノキの幹の一本が折れました。

折れた幹は薪ストーブの燃料にするために既に玉切り・薪割りしてあります(実際に使うのは2年乾燥させた後)。

薪だけにするのは勿体ないように感じ、直径10cm程度のところはキノコのホダ木として使えるように長め(約1m)に玉切りし、そのまま畑に置いた状態になっています(下写真で手前側のもの)。

そして先日、ホームセンターに行ったところ、各種キノコの種駒が販売され始めていました。
ここ数年、この時期にシイタケの種駒1箱(100駒入、原木3〜4本分)を購入して植菌しており、今年もシイタケの種駒を購入するつもりでいたところ・・・。
種駒のパッケージに記載されている樹種別の対応表を確認すると、なんとエノキは「−」で不適となっています。
見た感じはいかにもシイタケが上がりそうに感じていましたので意外です。
では、エノキに適したキノコは何かと確認すると、ヒラタケが「◎」で最適となっています(ほかにはエノキやクリタケが適)。
そこで、ヒラタケの種駒を1箱(100駒入、500円弱)購入。

ヒラタケの植菌について、この畑の近くで耕作されている方と話しをするなかで、ヒラタケは小口からも上がるため、下写真の太いところを輪切りしてホダ木にしたら良いのではないかと教えていただいました。

先に玉切り・薪割りが終わっているようなことを書きましたが、実は根元に近い太いところは倒した状態のままで放ってあるのです。
太いところは薪割りするのが大変なため、この冬の間にでも時間をかけて玉切り・薪割りすれば良いと思っていたのです。

ホダ木にするならチェーンソーで玉切りするだけで済みますので、割るのに苦労しそうなところを20cm程度の厚さで玉切り。

次に植菌用のドリルビットを使って小口面と樹皮面に穿孔し、種駒をハンマーで打ち込みます。

このような太径短木の場合、小口面に直径(35cm)の半数(15個)、樹皮面に直径の同数(30個)程度を植菌できるとのこと。
よって、太径短木2本と小径長木1本に植菌しました。

植菌後は、シイタケの場合と同様、すぐに仮伏せすることになりますが、太径短木の場合は植菌した小口面を重ねて2〜4段程度重ねて積むそうです(上写真の状態)。
そして、保温・保湿のためダンボールなどで包んでおきます(梅雨前の本伏せに移行するまで)。

こうしてホダ木に使っても原木はまだ残っています。
そう言えば、近くで耕作されている方が、「夏場、大きなエノキが木陰になって一休み(お喋り)するのに丁度良い」と話されてみえたことを思い出しました。
そこで、一番太い部分(50cm程度)を座るのに良い高さに玉切りし、丸太椅子を設置しておいてあげましょう。

下写真は上写真と同じ場所を今春に撮影したもので、当時は笹薮と化してエノキに近づくことすらできなかったのですが、それがエノキの木陰で一休みできる空間となりました。

最後に残った原木(それでも軽トラ1車分)は持ち帰り、薪とすることにします。

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