庭の整備(26)進入路の植栽(第二期)②

進入路の三角隅切り部(下図で朱色着色箇所)を植栽すべく、前回、盛り土するところまでできました。

土を落ち着かせるため、この状態で雨に当てることに。

その後、雨天の日があったため排水状況についても確認しておきます。

三角隅切り部は盛り土の傾斜に従って排水されています。
ただ、その上流側に水溜まり箇所が残っていますので、その延長(L=1.8m)を測っておきます。

翌週末、上記の1.8m区間にも盛り土をして水が溜まらないようにします。

客土する山土には肥料分が含まれていないため、盛り土する際に牛糞と草木灰を若干加えています。

均して盛り土完了。

これで植栽する準備が整いましたが、問題は「この三角隅切り部をどのような感じに植栽するか?」です。
ここは我が家へのアプローチになりますので、花壇のようにすると良いかもしれません。
しかし、ズボラな私に花の世話は無理です・・・。
それとコンクリート擁壁のキワでもあることから、以前と同様、日陰に強いタマリュウを植え付けるのが無難そうです。
全面にタマリュウを植え付けるには数が必要になりますので、周囲をタマリュウで囲み、その中はコケを植えることにします。

周囲の延長を測り、ポット苗の必要個数を算出します。
@150mmピッチで植え付けるとし、60個のポット苗を市内の石黒植物園さまで購入(昨秋と同じ)。

鈴鹿市はタマリュウの産地として有名なのですが、実はこのことを知ったのは恥ずかしながら最近のことです。
それどころか、そのことを叔父と話していたら、なんと叔父の実家もタマリュウを栽培されていたのでした(他にサツキやシバザクラなども)。

昨秋に植え付けたもの(下写真で上側)を、今回購入したもの(下写真で下側)と比べると・・・

昨秋に植え付けて冬の間はほとんど成長していないと思っていましたが、意外にも大きくなっています。
これなら@150mmピッチより広く植え付けても大丈夫そうですので、倍の@300mmピッチに変更することにします(残るものは他の場所に使用)。

三角隅切り部の周囲に@300mmピッチで植え付け。
この植え付けが最も楽しい作業ですね(^_^)

タマリュウで囲まれた中はコケを植えるつもりですが、改めて観察すると擁壁の影に入っているのは一部で、大半は日当たり良好です・・・。
今の時期(春)でこれですので、太陽の高度(仰角)が高くなる夏にはさらに日陰が狭くなります。
この環境はコケには厳しすぎますので、コケはやめて中もタマリュウで植栽することにします(タマリュウは日向もOK)。

これで全ての植え付け完了。
順調に生育して緑の絨毯で覆われた三角隅切り部ができますように。

土がある程度締まるまではネットと竹を使って野良猫が侵入しないようにしておきます。

その後、再び降雨があり、その時の様子が下写真です。

写真では分かりづらいですが、水溜りが生じることもなく、うまく排水できています。

<続きます>

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