竹ボイラーの導入(15)煙突の設計

ボイラー本体(ATO ウッドボイラー)を据え付けたことから、続いて煙突を設置することにします。

煙突については、全体計画(ボイラーの設置位置等)を検討する際に概略を設計しています。

ボイラーを据え付けたことにより正確な位置を把握できるようになりましたので、それらを確認しながら設計を詰めることにします。

煙突は「屋根出し」方式にすると排煙効率が良くなりますが、屋根材がスレート(大波)で施工や雨仕舞いの難しさから「壁出し」方式にすることにしています。

煙突を壁出しするためには、ボイラーの上部にエルボ(曲管)を設け、横引きすることになります。
構造的にはボイラーの直上部にエルボを接続できるように思いますが、メーカー(ATOさま)に確認したところ、ボイラー(貯湯槽)の点検時に天蓋を持ち上げることができるように、エルボとの間に直筒(1m)または半直筒(0.5m)を入れてほしいとのこと。
半直筒を入れるとすると横引き(壁貫通部)の高さが下写真のとおりとなり、倉庫の胴縁(鋼製)と重なることもなく良い塩梅です。

次に屋外の煙突立ち上げ部です。
倉庫には庇がありますが、これも避けるとなると横引きの延長が長くなり過ぎます(1.5m超)。
庇の屋根材はポリカ波板(可燃材、形状:スレート小波)で防火対策や雨仕舞いの方法は未定ですが、特に難しくなることもないと思いますので庇(屋根)を貫通させることにします。
この場合、横引きの長さは1m(直筒1本)となります。

煙突部材は、ボイラーに直筒(1m)3本と陣笠(煙突トップ)が付属していますが、横引きするにはエルボ(曲管)等の役物が追加で必要となります。
煙突はφ115mmと言うマイナーな口径ですが、ネットで調べると薪ストーブで有名なホンマ製作所さまがこの口径のものを取り扱っています。
しかし、付属品の煙突を確認すると、ホームセンターで販売されているものよりも鋼板(SUS)の肉厚が厚いように感じます。
いずれも外径でφ115mmになるように製作されているのだと思いますが、そうすると両者間で接続できない可能性があります。
メーカー(ATOさま)に確認したところ、ホンマ製作所さまのものとは互換性がない(接続できない)が、自社製の役物(下図が主なもの)を取り扱っているとのこと。

単純なエルボでも横引き配管は可能ですが、煙突掃除が容易にできるように「90度フタ付曲がり」を2個使うことにします。
また、直筒、役物とも寸法(L、I寸法)がホンマ製作所のものとは異なり、これらを反映したものが下図になります。
(追加煙突部材:90度フタ付曲がり2個、半直筒2本)

煙突の振れ止めは市販の支持金具を利用し、これを倉庫の胴縁(鋼製)に取り付けることにします。

<続きます>

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