耕作放棄地の再生(17)ハゼの木と漆

夏草の勢いが増すこの時期の週末は、田圃関係の共同作業(草刈り)が続きます。
我が家の田は専業農家の方に耕作していただいているのですが、所有者にも参加義務があるのです。
例の田のように耕作放棄状態であれば、なおさらです(^_^;
この耕作放棄地があるエリアの共同作業が今週末に予定されていますので、事前に所有地(及び道沿い)の草刈りを済ませておくことにします。

前回、5月下旬に草刈りしてから、ひと月半程しか経っていませんので、それほど草が伸びている状態ではありません。

<5月下旬の草刈り直後>

<現状:7月上旬(上写真から1.5ヶ月経過)>

昨年は今時分ではなくお盆頃(8月中旬)になってから草刈りしたのですが、草が伸びすぎていて往生したことを思い出します。
周囲の田(休耕地)を見渡すと、この時期に草刈りをされているところが多く、なるほど休耕地の場合にも草刈りの適期があるわけです。

朝活(早起きして1時間作業)で1日1時間ずつ、作業していきます。

<1日目:7月7日>

草の種類としてはセイタカアワダチソウ(乾燥地)やミゾソバ(湿地)が多いですが、いずれも大きくなっていないため容易に刈れ、作業が進みます。

<2日目:7月8日>

昨年(8月中旬)は、ここで蜂に刺されたのですが、ほぼ同じところに蜂が飛んでいました。
まだ巣を作っていないようで攻撃してくることはなく、どこかへ飛んでいきました。
ここに巣を作ってもらわないようにするためにも、この時期に草刈りするのが良いですね。

<3日目:7月9日>

<4日目:7月10日>

前回(5月下旬)、この付近で数匹のマムシに遭遇しましたが、今回は1匹も見かけませんでした。
マムシの巣窟ではなかったようでヤレヤレです。

<5日目:7月10日>

この日は僅かに残っていたところを片付けた後、道沿いの草刈りをして完了。

<ビフォー>

<アフター>

今回の草刈りには5日(計5時間)かかったことになります。
時間的には前回(5月下旬)と変わりませんが、草が伸びていない分、作業が楽でした。

次回の時期は未定ですが年内にもう一回、草を刈るつもりです(年3回)。

ところで、昨冬、耕地側にせり出してきている樹木を伐採しましたが、そのなかに「カブレの木」(ウルシ科)と思われるものがありました

伐採後の状況を確認すると、切り株から萌芽しています。

この葉なら、やはり「カブレの木」で正解!
さらには「カブレの木」(ヤマウルシ、ヤマハゼ、ハゼノキ等)の中でも葉の形(スマート)から「ハゼノキ」だと特定できます。

この伐採したハゼの木は薪にするため玉切りして積んでおいたのですが、しばらくすると樹皮付近に黒い縁取りができていました。

よく見ると黒い樹液が出ています。

これが「ウルシ科」の植物から採取できるという漆(ウルシオールを主成分)のようです。
既に固まってしまいましたが、変化を見るため木材にでも塗りつけておくべきでした(カブレないように注意)。
日本古来の塗料である漆(金持ち用?)や柿渋(貧乏人用?)は、現在では縁遠いものになりましたが、原料は今もこうして身近に存在し続けているのですね。

<続きます>

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