古民家の自然換気(8)土壁の補修(荒壁)

前回、吊り天井などを撤去しました。

その結果、これまで隠れていた差し鴨居や土壁が現れました。

隠れていた箇所(上写真で左側)の土壁は漆喰仕上げであることが分かりました(上写真は漆喰を剥がした後)。
右側の土壁も元々は漆喰仕上げだったのだと思いますが、その後の塗り替えにより現在は砂壁仕上げになっています。
このように左右で異なっていますが、一連の壁ですので仕上げも統一させるつもりです。
この部屋には薪ストーブがあるのですが、その薪ストーブ導入の際に背後の壁を漆喰仕上げとしたことから、この壁も漆喰仕上げにする予定です。

また、上写真で朱色丸印の箇所は、15年前のリフォームにおいてコンセント等を設置するため壁土が削り取られています。
傷は荒壁まで達していますので、荒壁、中塗りの順で補修することにします(この程度であれば中塗りの一発で補修できるのかも)。
これらの補修が終わった後、全面を漆喰で上塗りすることになります。

補修箇所は下写真の計3箇所です(3箇所目は小壁が接続していたところ)。

壁土は一昨年の改修工事で発生したものを再利用します。

既存の土壁に水打ちした後、中塗り鏝を使って塗りつけます。

泥遊びのようで楽しい作業です(^_^)

中塗りで既存壁の面(ツラ)に合わせますので、2〜3分程度(中塗り厚)控えています。

中塗り部分の補修は、今回補修した荒壁部分が完全に乾燥してから行う予定です。

ついでに右側部分の上塗り(砂壁)も剥がしておきます。
壁に水打ちしても剥がせますが、水が滴り落ちて厄介なので下写真の剥離材を用います(以前参加した壁塗りワークショップで教えてもらいました)。

上塗りするように剥離材を塗りつけます。

数分待って、ヘラなどでこそぎ落とします。

砂壁をこそぎ落として現れたのは中塗りではなく、クリーム色をした下塗り材です。

下塗り材も同様にこそぎ落として、中塗りが現れました。

<続きます>

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