以前のブログ記事でも触れましたが、昨冬に庭のシラカシを伐倒しました。
下写真が伐倒前のシラカシです。
樹齢100年以上の老木で、胴吹き(幹からの萌芽)が多いなど樹勢が弱っていました。
また、幹のなかほどに大きなウロ(下写真、伐倒後に撮影)があり、剪定で木に登っているときに折れると危険なので伐倒することにしました。
カシなどの広葉樹は伐倒しても切り株から新芽が出て再生されます(萌芽更新)。
このシラカシは老木のため萌芽は期待していませんでしたが、今春勢いよく萌芽しました。
現在の状況が下写真です。
この1年で高さ1m程度まで成長しています。
新芽の数の多さと勢いの強さで、まるで爆発しているかのようです。
今は新芽の数が多くても、このまま放っておけば自然と数本が残るのだと思います。
しかし、一応は庭ですし、このシラカシも庭木として仕立てるつもりです。
そこで、「芽かき」を行うことにします。
芽かきは、勢いのある新芽を数本残すようにします。
とりあえず3本を残しました。
萌芽更新では低い位置で萌芽しているものが良いと言われていますので、最終的には写真手前のものを残すことになるかと思います。
同じくシラカシですが、2年前の冬に伐倒したものもあります。
先日来たくさんのシイタケが上がっているホダ木の原木です。
翌春に切り株から萌芽し、2年経過後の現在は下写真のとおりです。
こちらは老木ではなかったため、先のシラカシよりもさらに勢いがあります。
既に高さ2m近くまで成長しています。
先のシラカシ(伐倒後1年)の高さが1m程度でしたので、1年で約1m成長するわけですね。
15年後には15mとなり、次の伐倒ができるかもしれません。
こちらも芽かきします。
隣接して大きなスギがありますね。
これも伐倒する時期が来ているのかもしれません。