図面のとおりにホゾを加工します。
材料には1寸角のスギを使いました。
残材利用のため仕方ありませんが、本当はもう少し太い角材にしたかったです。
ホゾは斜めに挿さります。
大工さんなどの本職の方だと指矩一本で墨付けするのでしょうが、素人には到底無理です。
そこで図面の出番です。
図面はCADで描いていますので、どの寸法も拾い出せます。
その寸法だけで(指矩の技術は使わずに)墨付けしました(邪道!)。
組み立てます。
ホゾ組みの接合部です。
細部をみると素人感がありますね・・・
昨年の改修工事で大工さんが加工したものをみる機会がありましたが、これとはレベルが違い過ぎました。
まあ、これでも用は足してくれるでしょう。
倉庫の胴縁(Cチャンネル)にタッピングビスで取り付けます。
そして少し切り込みを入れておいたところに竹竿を載せます。
試しに農具を掛けてみます。
竹竿が二段になっているのは、上段の竹竿に掛けるだけでは安定しないためです。
下段の竹竿で農具が回転して転落するのを防いでいます。
(上段だけだと半数ぐらいの農具が安定せずに転落するような感じです。)
農具の柄を下段の竹竿の内側に入れるか外側に出したほうが安定するかは、農具(の重心位置)によって異なります。
鍬や斧などは竹竿に掛けることができます。
しかし、スコップやツルハシを掛けることができません。
スコップなどを掛けられるように角材を追加します。
かなり多くの農具を掛けるようになり、胴縁(Cチャンネル)に負担がかかります。
縦に2本の角材を追加して重さを分散させました。
スコップはこのように掛けます。
ツルハシもうまく掛かりました。
全て(まだ他にもあるような・・・)の農具を掛けます。
サビの酷いものがありますね。
農具の手入れもしないといけません。