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遊休農地の活用(5)道普請と古瓦のリサイクル

今春から新たに管理することになった畑(約3畝半)は自宅から少し離れているため(400m程度)、草刈りなどを行うときは軽トラに刈払機など積んで行くようにしています。

そして、畑に隣接する道は未舗装で、しかも私がここで軽トラを方向転換をさせるため、雨が降ると道がぬかるんで酷いことになります。
自転車やバイクだと乾燥後に残る轍にハンドルを取られかねませんので、酷くなる前に手当しておいたほうが良さそうです。

こうした道普請は地域の共同作業で砂利を置いたりしているのですが、面積が広いため水田のほうを優先せざるを得ず、畑のほうまでは時間的にできない状況になっています(今年は有志で後日実施)。
今回の場所は私にも責任がありますので、自宅から砂利を運んで轍を埋めておくことにします。

砂利は昨年、排水路を整備した際の残土をネットに入れて雨晒しにしてあるものがあります。

雨で土が流れ、ネット内に砂利だけが残るだろうと言う目論見です。

ところが、現地に運んで敷き均してみると、目論見は外れて土が混ざったままです。

このため、降雨後には元の木阿弥に・・・。

砂利は買わなければありませんし、何か身近にある材料を使えないかと思いついたのが古瓦です。
古瓦を細かく砕けば、砂利の代わりになりそうです。

今回使った古瓦は自宅敷地に長年放置されていたもので、おそらく昔の納屋に使われていたものだと思います。
納屋が建てられた当時(明治or大正)は町内で瓦の製造が行われていましたので、この古瓦の原料である粘土も町内で採土されたものであるはずです。
今回、道普請用の材料として使えば、再び町内の土として還してあげられることになります。

軽トラで運び、敷き均します。

軽トラはダンプ仕様なのですが、こうした場合に便利です。

降雨後に確認すると、今度はしっかり締め固まって良い感じです。

せっかく畑まで来ましたので、ひと作業してから帰ることに。
今春、山側から畑に侵入していた笹を刈りましたが、再び成長しているため低い位置で刈っておきます(3年程度続けると後退するはずです)。

刈払機を用いるため邪魔になる枯れ枝は前もって1箇所に集めておきました。

これもそのままにしておけば来夏には蔓草が絡みついて厄介なことになってしまいますので、持ち帰ってボイラー(ATOウッドボイラー)の燃料として焚くことにします。

瓦を土地に返しに行ったら、その代わりに柴を貰って帰ってきたと言ったところでしょうか。

ミシンテーブル作製(5)花籠を置いてみる

前回、テーブルの天板(甲板)を補強すべく補強材(アングル)と、それを取り付けるための溝を加工しました。

<補強材:アングル>

<天板に溝切り>

早速、天板にアングルを取り付けたいところですが、アングルは鉄製でメッキも何も処理されていません。
このままではサビが生じるのは時間の問題ですので、防錆としてペンキ(黒色)で塗装しておくことにします。
ホームセンターに陳列されているときは防錆として油が塗布されていますので、脱脂したうえ塗装。

塗料の乾燥後、天板にビス留めして取り付けます。

反対の表側をサンダー掛けすれば、天板の完成です。

この段階のサンダー掛けはツヤ出しのような感じになりますので、サンドペーパーは粒度の細かい600番程度のものを使用しました。

古材と言えども樹種は欅ですので、磨くと良い感じになります。

こうして出来上がった天板をミシン台に固定します。

天板を油(亜麻仁油)で拭いて仕上げると(オイルフィニッシュ)、さらに良い色合いになります。

アンティークテーブルの完成です!

天板(木)を取り付けたことで、ミシン台(鉄)の質感が一段と映えるように感じます。

ところで、このテーブルはテレビ台として使う予定なのですが、ここにプラスティックな工業製品を置けば、木と鉄とのコンビネーションが台無しになってしまいそうです・・・。
ちょうど今夏に行った土蔵の整理でアンティークな花籠(竹)が出てきましたので、テレビを置く前に飾ってみることにします。

花籠は埃まみれになっていますので、エアダスターで埃を吹き飛ばしたうえ亜麻仁油を塗布。

花籠に入れる適当な花が無かったため、ホオズキを掛けてみました。

花籠や天板、ミシン台のいずれも良いものだけに、私自身のセンスの無さが際立ちますね・・・。

ミシンテーブル作製(4)天板の補強

前回、古材を再利用してテーブルの天板(甲板、720mm×386mm)を作りました。

この天板を下写真のミシン台に取り付けることになります。

ミシン台の天端にはボルト穴(φ9mm×4箇所)があるため、ここにビスを通して安直に取り付けることもできます。
しかし、この場合には問題が二つあると考えます。

一つは、天板の厚さ(22mm)から、テーブルに載せることになるテレビ(37インチ)の荷重を受けるには心許ないことです。
一般的なテーブルでは天板の下に桟を設けることで、補強(構造材)を行うとともに、天板の反り止めや脚との連結の役割を担わせています。
今回用いる天板は古材の一枚板のため反り止めの必要性は小さいと思いますが、補強や脚との連結のために桟がほしいところです。
ただ、桟に木材を使うと、その分だけ天板の位置が高くなり、また見た目もゴチャゴチャしそうです。

そこで、桟には鉄のアングル(L-3.0t×20×20)を使うことにし、下図のとおり縦横の方向にアングル配置することにします。

このうち短手方向のアングルは、ミシン台との連結の役割も担います。
アングルにM6サイズのネジを立てておき、これに対してネジ留めすることでミシン台と連結させると良さそうです。

ミシン台のボルト穴がφ9mmに対してM6(mm)のネジにしているのは、単に手持ちのタップ(最大)がM6と言う理由だけです・・・。

天板をミシン台に取り付けるには、もう一つ問題があります。
それは、天板の裏側に平面が出ていないところがあることです。

全体的な板厚22mmに対し、平面が出ていない最小部では19mmと3mmの差があります。
この3mmの差を無視してミシン台に取り付ければ、天板が歪むか、ガタつく結果になります。
解決策として、連結用のアングルを取り付ける箇所だけ厚さ19mm(一定)になるように板を削ることが考えられます。
しかし、「言うは易し、行うは難し」・・・。

もちろんノミ1本で行えるような腕はありませんので、下写真のとおり平面を出した治具を作り、これをレールにしてトリマー(ストレートビット装着)を移動させながら板を削ることにします。

この治具を直接、天板(平面が出ていない)に置いては意味がありませんので、平面の出た作業台と角材を架台にしてセットします。

治具に沿わせてトリマーを移動させながら溝切り。

溝切り完了。

機械を使えば溝切り自体はアッと言う間にできるのに対して、治具の作製や機械のセッティングなどの準備に手間と時間を要します。
まさに段取り八割と言う感じです。

下写真で右側の溝を見ていただくと、場所によって溝の深さが違っているのがわかるかと思います(溝切り後の板厚が一定になっています)。

この溝に取り付けることになるアングルを次に加工します。

アングルはアルミ製のほうが何かと扱いやすいですが、今回は補強用とするため強度面から軟鉄製のもの(アルミの約3倍)を用いています。
こうした鉄のアングルは小さいホームセンターでも販売されていますが、以前はそれを見てDIY用途であればアルミ製の扱いだけで十分ではないかと思っていました。
しかし、今回のように鉄のアングルを買っていく客もいるわけです(強度面だけでなくアルミ製よりも安価と言う利点もあります)。

アングルは天板にビス留めして取り付けますので、そのための穴をあけます(@60〜70mm)。
皿頭の木ネジを通しますので、面取りカッター(カウンターシンク)を使って皿取りも行います。

これまで皿取りは径の大きいドリルを使って行っていたのですが、今回はアマゾンで中国から取り寄せた面取りカッターを使用しています。


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3本入りで送料込み約300円!?と期待できるような代物ではありませんが、問題なく加工できました(切れ味は相当悪いです・・・)。

こうして皿取りすると木ネジの頭が綺麗に納まります。

すべての穴あけが完了。

一方、アングルとミシン台は、先に書いたとおりアングル側にネジを立てて小ネジ(ナベ頭またはトラス頭)で固定します。

アングルにミシン台のボルト穴の位置を罫書いて下穴(5mm)をあけたうえ、ハンドタップ(M6サイズ)を使ってネジ立て。

ミシン台に固定できるかを確認します。

小ネジは長さが20mmのものを使っていますが、先端が数ミリ飛び出します(上写真で朱色矢印)。

そこで、天板側に穴を掘って逃がせるようにしておきます(下写真で朱色矢印)。

<続きます>

ミシンテーブル作製(3)天板も古材を再利用

前回、ミシン台のサビを落とし、サビ止めとしてロウを塗り込んだのち再び組み立てました。

このミシン台はアンティークテーブルとして再利用するには、この上部に新たな天板(甲板)を取り付けることになります。
このため、ミシン台の上部にある取り付け用のボルト穴や、その間隔を計測しておきます。

ボルト穴の間隔(513mm×282mm)から、天板のサイズは少なくともそれ以上が必要となります。

ところで、今回作製するテーブルはテレビ台として使いたいと考えています。
現在、テレビは下写真のとおり適当な台(合板製)に仮置きしているような有り様です・・・。

このため、上写真で手前側のダイニングテーブルの高さと合わせ、テーブルと同じような木製のテレビ台を作るつもりでいました。
しかし、私自身、ほとんどテレビを観ないこともあって、やる気が起きず後回しになっていました・・・(家族がテレビフリークのためテレビは必要です)。
そんな中、祖母の古いミシン台を倉庫から引っ張り出してきたところ、ダイニングテーブルの高さとほとんど同じだったことからテレビ台として再利用することにしたわけです。

ちなみに、上写真は今年の盛夏に撮影したもので、建具という建具を開け放してあります。
さらに建具を一時的に取り外せば、古民家ならではの柱が立っているだけの状態になって開放的で良さそうです。
しかし、今夏のような酷暑ではエアコンに頼らざるを得ず、エアコンをつけるときは逆に閉め切る必要があるため、そこまではできないのです。
私のように若く健康であれば気温があと数度上がってもエアコン無しでいけるかもしれませんが、古希(70歳)を超えた母には厳しいでしょうから、来夏にはエアコンの常時稼働を前提に閉じきった1部屋(避難部屋!?)を設けようかと考えています。

閑話休題。

テレビ(東芝REGZA 37インチ)の脚のサイズを計測すると、約630mm×約300mmです。
これとミシン台のサイズ(513mm×282mm)から、天板は700mm×400m程度の大きさが欲しいところです。

ミシン台だけではなく天板も再利用できないものかと、古材のストックを探してみると良いものがありました。

樹種は欅(ケヤキ)で、サイズは長さ約900mm(3尺)、幅約420mm、厚さ約25mmあり、天板に使えそうです。

ちなみに、この古材は以前、裏縁(下写真で朱色の囲み、3尺幅)の床板として使われていたものです。
3年前の改修工事で裏縁の一部を減築した際、建築士さんや大工さんによって残していただいてあったのです。

いくら昔でも裏の縁側に欅を使うような贅沢なことはしないでしょうから、さらに昔の主屋で使われていた材を再利用したものなのかもしれません。
このためか、板材の厚さに大小があり、厚いものは下写真のように裏側の左右を削って調整してあります。

天板として再利用するには、ここの処理が厄介なことになりそうな予感・・・。

とりあえずは表側をカンナ掛けして平面を出します(電気カンナを使用)。

こうして平面を出した表側を基準にして木口と木端(側面)に一定の基準線を墨付けします。
基準線を目安にして裏側もカンナ掛けして平面を作っていきます。

上写真の時点で板の厚さが22mmになるまで削りましたが、それでも左右(上写真で奥と手前)の部分は元の状態のままで平面が出ていません。

最も薄い箇所の厚さを測ると19mmです。

19mmまで削れば平面が出ることになりますが、さすがにそこまで薄くすると天板としての強度に不安があります。

そこで平面出しはここまでとし、とりあえず左右の部分は凹凸が残った状態のまま、表面だけをカンナ掛けしておきます。

続いて天板のサイズにカットしていきます。
木端側を丸ノコと直線定規を使ってカット。

元々の板には雇いザネ用のホゾ穴が加工されています。
切り落として穴を無くすこともできますが、そうすると板幅が狭くなってしまいますので適当なところ(幅386mm)で切り上げます。

反対側の木端を丸ノコに平行定規を装着してカット。

こうした加工はテーブルソーを使えば正確にできるのでしょうが、これぐらいの幅(約40cm)になると所有している小型のテーブルソー(マキタ2708)では手に負えないのです。

同じ理由で、木口側も丸ノコ(+直角定規)を使ってカット。

虫喰い跡が残りますが、長さ(720mm)を確保するためにはやむを得ません。

木取りが完了し、720mm×386mmの板が得られました。

ただ、裏側に平面が出ていないところがありますので、それを考慮して今後の設計を検討する必要がありそうです。

天板として使うため角を面取りしておきますが、少し手を掛けてトリマーを使って装飾(ヒョウタン面)を施します。

サンダーで表面を磨いて天板の完成です。

傷や汚れの酷かった古材(下写真、再掲)が生き返りました(手間を考えれば新材を購入するほうが良いのかもしれませんが)!

<続きます>

ミシンテーブル作製(2)サビ落とし

倉庫の中で埃まみれになっている祖母のミシンをアンティークテーブル(テレビ台として使用予定)として再生することにし、前回、分解しました。

再利用するのは台部分になりますが、鋼製のため表面に黒サビ処理(一例として裁ちハサミの持ち手部分)が施されています。

しかし、長年湿気のある倉庫内に保管してあったため、赤サビが酷く生じています。
赤サビを落とすために全てのパーツを分解することにしますが、元々の状態を忘れてしまいそうですので分解前にネジの組み合わせなどを写真に撮っておきます。

当時のネジ頭はマイナス形状(現在はプラスが主流)になっているため、マイナス・ドライバーを使用しています。

分解後はひたすらサビを落としていく根気作業です。

細かい部分が多いことから電気ドリル用の小型ワイヤーブラシを使っています。
また、経年の風合いを残すため、ピカピカに磨けあげるのではなくて表面の赤サビを落とす程度にしています。

サビを落とすと、ホイールのスポーク部分に「SIMANCO」と言う耳慣れない文字が現れました。
ネットで調べてみると、Singer Manufacturing Company(SINGER社の正式名称)の略称だそうです。

手間が掛かりますが少しずつ作業を進め、SINGERのロゴの入った部材のサビ落としも完了。

一通りサビを落とし、落ちたサビを集めると、こんなにもありました。

このような中を横着してマスクをせずに作業していたので鼻の中が真っ黒に・・・(もちろん作業には防塵メガネも必須です)。

こうしてサビを落としても、そのままでは再び赤サビが発生してしまいます。
先にも書いたとおり、元々は防錆として表面に黒サビ処理が施されていました。
今どきは黒サビを容易につけられる化学薬品(スーパーブルー等)もありますが、高価ですし、新品のような黒色になっては面白くありません。
黒色のペンキを塗っても同様ですし、かと言ってオイルやワックスの塗布では長持ちしそうにありません。
そこで少し手間はかかりますが、ロウソクのロウ(原料:パラフィン)を塗り込むことにします。

サビサビで触るのが憚られるぐらいだったのが大変身!
適度にシットリ感があって良い感じです。

いかにも、長年に渡って大切に扱われてきたと言う風合いです(実際には違いますが・・・)。

側板は鋼材を溶接により網目状に組んで作られています。

現代の工業製品には見られない美しさがあるように感じます。

足踏み板やホイールの防護板も網目のデザインに統一されています。

当時、日本のメーカー(トヨタやブラザー、蛇の目)がSINGERミシンに憧れてコピー商品を製造・販売していたのも頷けます。
当時は今や世界一流企業のトヨタなども、今で言うところの中国メーカー並の扱いだったのかもしれませんね。

ネジなどの小さいパーツは酸洗い(クエン酸を使用)によりサビを落とします。

流水で十分にすすいでオイルを塗布しておきます。

こうして全パーツのサビ落としが完了。

これらのパーツを元どおりに組み立てます。

足踏み板やホイールなどの駆動部分はサビで固着して動かなかったのですが、分解・サビ落としが功を奏し、スムーズに回転するようになりました(テーブルとして使用するため回転する必要はありませんが)。


(ホイールが回転しています)

<続きます>

ミシンテーブル作製(1)分解

先般、亡き父の五月人形を市の郷土資料館に寄贈しました。

この五月人形は2年前に清掃・修理したのち、長持ち(昔、布団や衣類などを収納した大箱)を再利用し、そのなかに保管してありました。

五月人形を寄贈したことで、この長持ちは二度目の役目も終えたことになります。
昔、長持ちは嫁入り道具のひとつとされていたそうで、この長持ちは曽祖母の輿入れ時のものです。
曽祖母が我が家に輿入れしたのは明治24年(1891年)ですので、かれこれ130年近くが経つことになります。
処分する良い機会のように感じ、土蔵2階から降ろすことに。

地上に降りたのは明治24年以来のことでしょう。

曽祖母の実家は裕福だったらしいのですが、確かに長持ちも漆塗りで銅製の金具が使われています。

処分すると言っても曽祖母が大切にしていたものでしょうから最後も無駄にはせず、ボイラー用の薪として利用することにします。

銅製の金具だけでも結構な量があります。

欲を言えば、もっとお金持ちで金・銀製を使うぐらいであれば換金もできて良かったのですが・・・。

裕福と言えば、祖母の実家も曽祖母に負けておらず、輿入れの際には舶来(米シンガー社)のミシンを持参したようです。

高級ミシンも祖母亡き後は倉庫のなかで埃にまみれ、場所を占有するだけの存在になっています。
五月人形を市の郷土資料館に寄贈した際、ついでに持って行ってもらえないかと思い付いたのですが、郷土資料館はゴミ回収車ではあるまいし、そんな都合の良い話しはありません。
しかし、このまま置いておいても邪魔になるだけですので、活用策を検討すべく現状を調べてみることにします。

蓋にもなっている拡張テーブルを開け、ミシン本体を取り出してみます。

良く見るとオシャレな感じです。

しかし、長年湿気のある倉庫内に置いてあったことからサビで部品が固着しており、駆動させられる状態ではありません。

本体だけでなく台(鉄に黒サビの表面処理)のほうもサビ(赤サビ)が酷い状態です。

シンガー社のロゴ(SINGER)や網目を多用したデザインがなかなか良い感じです。
赤サビさえ落とせば、テーブルの台として再利用できそうです。
そこで、この脚部分を使ってカフェなんかにありそうなアンティークなテーブルに再生させることにします(我が家ではテレビ台として使いたいと考えています)。

再生すべく、まずは分解。

現在の工業製品とは異なり、作りが非常にシンプルで分解も容易です。

ミシン本体は必要ありませんが、とりあえずこの状態で保管しておくことにします。

7桁の製造番号から察すると相当な売れ行きだったようです。

木製の側板には合板が使われています。
合板と言っても現在のものとは異なり、無垢の板材のうえに化粧用の突き板が1枚貼ってあるだけです。

台の鋼材もボルトにより組まれているだけですので容易に分解可能です。

サビ落としの作業時には全て分解するつもりですが、組み立て方を忘れてしまいそうですので、とりあえずはボルトが外れることだけを確認して組んだ状態にしておきます。

<続きます>

マキタ充電式クリーナ用スタンドの自作②完成

前回、マキタの充電式クリーナ用にスタンドを自作することにし、前板と側板を組むところまでできました。

続いて、天板を加工します。
天板は、前板を木取りした残材を利用し、その前方にクリーナを固定するための半円形の切り込みを設けます。
クリーナのパイプ接続部の直径を測定すると4cm弱あるため、電気ドリルに自由錐を装着して40mmの穴をあけます。

切り込みにクリーナのパイプ接続部をあてがってみると、ちょうど良い大きさです。

天板を前後に移動させ、クリーナを固定するのに最適な位置を探ります。

しかし、このときクリーナの傾斜具合によっては脚(クリーナのヘッド)が滑ってしまうことが判明。
滑らないようにするためにはストッパー的なものが必要です。

そこで急遽、底板を設けることにし、底板の前方にストッパー(角材30mm×12mm)を取り付けます。

一方の天板は前方の角を斜切りしたうえトリマー(ギンナン面ビット)を使って面取り加工。

天板を取り付けて組み立て完了。

スタンドも、先に作製した棚と同じようにオイルステイン(「バトン」色:オーク)で塗装して仕上げます。

板材の樹種は松で油分を多く含みますが、塗料がオイルステイン(油性)と言うこともあって比較的相性が良いように感じました。

棚の下に据え付けて完成です(床や壁に固定しなくてもスタンドの自重で安定しています)。

棚もそうですが、物を使ったあとに収納すべき定位置があると言うのは案外良いものです(とは言え、棚やスタンドを作るより「不用なものを買わない・持ち込まない」ことのほうが大切なのでしょうが・・・)。

今回のスタンドは、クリーナの現物に合わせながら作ったため事前に図面を準備しませんでしたが、参考になるかもしれないと思い、後になってちゃんとしたものを作りました。

マキタの充電式クリーナであれば、このサイズで大丈夫かと思います。