きつくり(庭木の剪定)

先週末(2、3日)も草取り&草刈り三昧の週末でした・・・

土曜日は、庭や玄関アプローチの草取り。

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写真は除草後ですが、この苔庭は7月以来の草取りです。
他のところは隔週で草刈りしていることを考えると、除草の手間が本当に省けています。

日曜日は、敷地内(主に畑の周囲)を刈り払い機を使って草刈り。

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ほぼ隔週で行ってきた草刈りも今シーズンはこれで最後(の予定)です。

来週の日曜日は、田んぼの出会い作業(年3回、草刈り)がありますが、こちらも今シーズン最後です。
現在、夏草の多くは種をつけてはいるものの、まだ熟してはいません。
出会い作業や道路の除草作業の時期に注意してみると、なるほど適切な時期に行っているのが分かります。

草刈りのあとには、雑草対策としてクローバー(白詰草)とレンゲ(蓮華草)の種をばら撒いておきました。

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草刈りのシーズンが終わり、いよいよ本腰を入れて古民家の改修(現在は薪ストーブの導入)をやれると思いきや、10月に入れば庭木の剪定が待っています・・・

今では植木屋さんに頼むことが多くなった剪定ですが、昔は当地の方言で「きつくり(木作り?)」と呼び自分たちで行っていたそうです。
私も3年前から自分で行っており、少しは要領を得るようになりました。
しかし、朝活(早起きしての1時間を使用)として毎日少しずつしかできませんので、早くても10月一杯はかかりそうです。
(11月になると日の出が遅くなり、朝活での作業ができなくなります。)

こちらが、これから剪定を行う庭木(剪定前)です。
(まだ、裏庭や生垣もあります・・・)

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大きい木がありますが、この程度だと素人でも可能です。

以前は造園業者に剪定を頼んでいたのですが、そのときの様子(剪定前)が下の写真です。

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本職に頼むともちろん綺麗に剪定していだけます。
しかし、結構なお金がかかりますので毎年頼むわけにもいかず、2年もすればこうなります。
素人なりにも毎年手を入れてあげるほうが本来の樹形が保たれるように思っています。(毎年、植木屋さんに頼むに越したことはありませんが・・・)

この庭の植木の配置です。

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(記名のない印はツツジまたはサツキ)

元々は後方にあるカシやモチノキ(当地では「モウチ」と呼んでいます。)が主体の田舎風の庭であったのを、祖父が昭和10年代に現在の形に拡大したそうです。
そのため、前方には日本庭園でよく見かけるモッコクやイトヒバなどが入っています。

新しい前方の木でも樹齢は70年超となりますので、後方はかるく100年は超えています。
庭木のような人の手が入ったものでも100年以上もつものなのですね。
逆に一度人の手の入った木は、その後放任すると枝が混乱して枯死してしまうそうです。

さあて、どの木から剪定していきますか・・・

<続きます>

庭の整備(13)芝張り(東側)

前回、芝を張る箇所の砂利を撤去し始めました。

相当な量(50m2×15cm=7.5m3)があるため、時間がかかりそうです。

庭整備の記事は最初から順を追って書いていますので、現時点でも半年ほど遡っています。
実際に砂利を撤去し始めたのは今年の4月です。
毎日1時間程度しか作業できませんので(早起きしての朝の1時間ですので、これも話題の「朝活」!?)、砂利を撤去し終わる頃には夏になっているかもしれません・・・

芝張りの適期は春と秋です。

蹲を設置した東側(外便所跡地)は砂利がありませんので、既に芝を張れる状態です。
練習を兼ね、東側を先行して芝張りすることにします。

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新しく入れた山土ですので、肥料分が全くありません。
肥料として、腐葉土を投入します。

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この腐葉土の原料は、主屋の厨子(ツシ)二階(≒屋根裏)に長年上がっていた柴や松葉を2年前に下ろしたものです。
膨大な量があり、1反(1,000m2)の畑に全面的にばらまいたほか、積みあげて堆肥化してありました。

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この厨子二階の片付け後、建築士さんに調査と設計、そして大工さんに改修工事を行っていただきました。
現在は、この厨子二階で薪ストーブの煙道を作っています。

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いろいろ大変でしたが、以前の乾燥しきった柴や松葉がある状態では危険すぎて薪ストーブの導入どころではありませんね。

閑話休題

栄養分が全くない山土ですので、腐葉土だけでは少し寂しいような・・・
気持ち程度に牛糞(とオガ屑)を振っておきます。

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目土用として、山土の一部を取っておきます(写真の奥に写っている一輪車)。

写真をみると手水鉢の上に野良猫が登っています!
野良猫の水飲み場になってしまっています。困ったものです・・・

鍬で混ぜ込み、レーキで土を均します。

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こちらは狭いので特に勾配はつけませんが、凹地にならないようにだけ気をつけます。

いよいよ芝を張ります。
張り方は目地の間隔を設ける「目地張り」です。

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芝は少量のためホームセンターで購入しました。
1束(約1m2分)約700円の姫高麗芝4束です。
本当は剛健な「野芝」が欲しかったのですが、ホームセンターには「姫高麗芝」とトヨタ自動車が開発したという高級芝しかありませんでした。

目土で目地を埋めるとともに、表面全体に目土を被せます。

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水やりします。

野良猫がいたずらしないように、芝が根付くまでネットで囲んでおきます。

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<続きます>