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モンキーバナナの栽培と台車の作製

今年7月、ご近所の方からモンキーバナナ(バナナの矮性品種。ミニバナナ)の株をいただきました。
ご近所さん自身が株分けしたもので、いただいたときは小さかったのですが、夏の間にぐんぐん大きく育ちました。

南国の植物だけあり、ご近所さん曰く「昨冬は小屋に入れたうえビニールで保温したが2月の寒さで枯らしてしまった。冬を越すには5℃以上を保つ必要がある」。
もちろん我が家に温室はなく、どうしたものかと思ったのですが、薪ストーブが設置してあるLDKであれば、とりあえず温度については問題なさそうです。
そこで、寒くなったら屋内(LDK)に入れることを見越して、株をわけていただいときに10号の鉢に植え付けておきました(土は畑のものに灰を配合)。

そして、10月下旬になり朝晩が冷えるようになってきたため屋内に入れることにします。
ただ、鉢が大きく、土の重さとともにかなり重たいです。
また、屋内では窓近くに置いて日差しを受けられるようにしますが、就寝時に薪ストーブの近くに移動させようかと思っています。
そこで、容易に移動させられるようにキャスター付きの台を作ることにします。

ちょうど鉢のサイズにあった廃材(12mm厚の合板)があるため、それを2枚重ねて利用することにします。

この合板は亡き父がどこからか入手してきたもの(パレット?)で、主屋(古民家)の軒下に数百枚積んでありました。
それで風通しが悪くなり、隣接する土台がシロアリにやられてしまったのですが、合板のほうは同じ木材でも無被害だったと言う・・・。
合板は接着剤が使用されているためシロアリが嫌うのでしょうが、反面、経年により接着剤の強度が落ちて下写真のように剥がれやすくなってきています。

サンドペーパーで表面を調整している際にも手に棘が刺さって痛い思いをしました・・・。
このままでは危ないため合成樹脂塗料で塗装して表面を固めるとともに、見た目も良くすることにします。

百均の合成樹脂塗料(水性、80ml、アイボリー)1本で表裏両面を二度塗りできました(ちょっとした面積を塗装するのに百均のものは便利です)。

キャスターについては、百均のものは精度が悪くて以前懲りているため、ホームセンターで購入、取り付け(自在キャスター、ゴム車輪、耐荷重10kg×4)。

こうしてできた台車に鉢皿を置くと下写真のような感じになります。

そして、モンキーバナナを据え付け。

ここは夏の間、冷風扇を置いているところですので邪魔になることはありません。

薪ストーブ(既に焚いています!)とも近いですし、就寝時には窓から離して薪ストーブの近くに移動させようかと思っています。

モンキーバナナの木は観葉植物のようでもあり、室内に緑があって意外に良いものだと感じています。
今冬は薪ストーブに加えてモンキーバナナと冬を越すことになります(^_^)

サイクロン集塵機の自作(15)手押しカンナと接続

前回、自作サイクロン集塵機をテーブルソー(マキタ 2708)に接続できるようにしました。

ほかにサイクロン集塵機に接続するのは、大量のおが屑を出すカンナ系の電動工具です。
そのうち自動カンナ(マキタ 2012NB)については、専用の集塵フードがついているため、それにダクトホース(φ75mm)をつなげば良いだけです。

サイクロン集塵機を動作させて幅広の板材を切削してみましたが、ホースにおが屑が詰まるような感じはありません。

また、周囲に飛散するおが屑も少なく、やはり自動カンナにはこれぐらいパワーのある集塵機(木工用集塵機)が必要なわけです。

一方、手押しカンナ(下写真で右下。リョービ HL-6A)も当初から機械背面に集塵口があり、そこに集塵ホースをつなげられるようになっているのですが・・・

ただ、DIYモデルと言うこともあって集塵ホースは細径(φ38〜39mm)のものが標準になっています。

φ38〜39mmの集塵ホースと言えば、掃除機タイプの集塵機(下写真。丸ノコ等を接続)に使われるもので、これではホース内におが屑が詰まってしまいます。

幸い、手押しカンナの集塵口はφ57mm(外径)と大きいため、これに75mmのダクトホースをつなげられるようにしたいと思います。
ダクトホース(75mm)は塩ビ管(VU65A)をつなげられるため、インクリーザー(塩ビ継手の一種)で口径を落とすなどして塩ビ管のまま手押しカンナに接続したいところです。
手押しカンナの集塵口はVU50Aの口径に近いですが、集塵口の外径57mmに対してVU50Aの内径が56.4mmと微妙に小さくて嵌まりません。
そこで、思い出したのが5年前、塩ビ管(VU50A)と雨とい(たてとい60)とを繋いだことです(下写真。DV継手を使っていますが、VUDV継手を使うべきです・・・)。

これができたのは両者の外径がほぼ同じためですが、雨といのほうが肉厚が薄いため内径は大きいことになります。
ちょうど、たてとい50の端材があるため試してみると、手押しカンナの集塵口に嵌まります(逆に少し大きい)。
と言うことで、下図の構成でダクトホース接続用のアダプターを作ることにします。

各部材。

インクリーザー(50A×65A)以外は手元にあり買う必要がありませんでした(端材は捨てずに残しておくべきか??)。

組み立て。

雨といの材質は塩ビですので、塩ビ管用の接着剤を使って問題なく接合できます。

手押しカンナの集塵口(外径57mm)に対して、たてとい(内径58.2mm)が少し大きいため手押しカンナの集塵口にエフコテープを巻いて調整します。

こうして出来上がったアダプターを使って手押しカンナにダクトホースを接続します。

しっかりと接続できます。

実際、サイクロン集塵機を動作させて手押しカンナを使ったところ全然問題ありません。
この手押しカンナを入手・メンテしたのは今春ですが、おが屑が飛散してガレージ内が悲惨なことになるため、どうしても使うのが憚られました。
これでようやく気兼ねなく使えるようになりました(^_^)