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サイクロン集塵機の自作(4)自動カンナ盤接続

以前、サイクロン集塵機を自作しました。
また、この集塵機と接続するためテーブルソー用集塵フード?も自作しました。

テーブルソーの以外の電動工具はメーカーオプション品で対応したのですが、あと自動カンナ盤だけが残っています。

この自動カンナ盤は野地板を自動カンナ盤にかけまくるなど酷使しています・・・
(合板の代わりに野地板が使える場合は、野地板を使うようにしています。)
また、大量に発生するオガ屑も畑作に重宝しています。
マイナーな工具ですが、案外、田舎での生活には必需品かもしれません。

大量のオガ屑を排出するので、これまでは畑の近くまで持ち出して使っていました。
倉庫内でも使えるようにサイクロン集塵機と接続したいと思います。

接続用の集塵フードがメーカーのオプション品として用意されているのですが、定価だと2万円近くします。
これまた本体以上の値段です。

自動カンナ盤にはオガ屑の排出口があり、そこに集塵用フードを取り付けられるようになっています。
これなら自作できそうです。

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集塵用フードは箱状のものになりますので、ベニア板を使って作るのが簡単そうです。
でも、ベニア板より鉄板で作ったほうが見た目が良いですね。

鉄板を扱ったことはありませんが、素人でもできるものなのでしょうか???
そういえば、叔父(素人です)がアルミ板で灯篭を作って神社に奉納したと言っていました。
素人でも可能ということでしょう!

アルミ板だと加工は容易そうですが高価です。
メーカーのオプション品を買ったほうが安かったということになりかねません。

倉庫のなかにトタン製の布団入れがあります。
トタンのような薄いものでも箱状のものを作れるということです。
トタンなら安価です。

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この布団入れを観察すると、段ボール箱のように組み立てて作ってあります。

なるほど!ということで、集塵用フードの展開図を描いてみます。

集塵

絵は描けましたが、本当に作れるものなのでしょうか?
とりあえずはホームセンターへ行って、平トタンを仕入れてくることにします。

<続きます>

サイクロン集塵機の自作(3)テーブルソー接続

前回、サイクロン集塵機を作りました。

サイクロン集塵機は集塵用のホースを介して電動工具へ接続します。
集塵用ホースはマキタのものを使っています。
所有している電動工具もほとんどがマキタ製ですので、標準で接続できるか、ちょっとしたオプション品を取り付ければ接続することができます。

ただ、テーブルソーとの接続が簡単にいきません。

テーブルソーは、マキタの小型丸ノコ盤2708を使っています。
以前は、普通の丸ノコを専用スタンドに取り付けて、テーブルソー代わりとしていました。
しかし、丸ノコの取り付けや取り外しに手間がかかるのと、いまひとつ精度よく加工ができないこと(腕が悪い・・・)からテーブルソーを購入しました。
既に廃版となっている旧式をヤフオクで1万円台で入手したものです。

このテーブルソーも集塵機に接続できるのですが、そのためにはオプションが必要となり、その価格が本体購入額以上もするのです。

そこで、このテーブルソーを集塵機に接続できるようにするものを自作することにします。
高度なものを作る技術はありませんので、難しいことは考えません。
テーブルソーの筐体のなかに箱を置き、その中に溜まった粉塵を吸引するのが簡単そうです。

廃材のベニア板を使って、筐体の内寸にぴったり合わせた箱状のものを作ります。
穴に塩ビ管(VPφ40)を挿し込み、集塵機の接続口とします。

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作業机にセットします。
机の天板に上記の塩ビ管を通す穴をあける必要があるのですが、この机は最初から穴があいています。
見てのとおり古いリビングテーブルで、もともと真ん中についていたガス台を取り外してありました。
昔はこのようなテーブルが流行ったのでしょうかね?

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前回作ったサイクロン集塵機と接続し、試運転です。

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良い感じで集塵します。

箱の中の状態です。

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電源コード部分を避けるために一部切り欠いたところがありますが、そこから少し漏れています。
許容範囲!?として、テーブルソーとの接続完了です。