薪ストーブ導入」カテゴリーアーカイブ

薪ストーブの導入(63)窓ガラスの結露対策

一年で最も寒い時期を迎え、薪ストーブがフル稼働しています。

薪ストーブのお陰で、20畳の広さがあるLDKも暖かく過ごせるようになっています。
ただ、室内の温度が高くなれば、当然、屋外との温度差が大きくなり、結露が生じやすくなります。
壁や天井、床は断熱材等によって結露が抑えられているはずですが、窓ガラスの一部が結露するため、どうにかしたいと思っています。
結露するのは、システムキッチン前方の窓ガラスです。
お湯を使うことと、この窓は20年ほど前にリフォームした際に設置したアルミサッシで、シングルガラスのため結露しやすいようです。
根本的な対策としてはペアガラスに取り替えれば結露しにくくなるものの、今のアルミサッシもまだ状態が良くて取り替えるのは勿体ない感じです。
と言うことで、ホームセンター等で市販されている「窓ガラス用断熱シート」を貼って簡易的に結露対策を講じることに。
断熱シートをガラスのサイズにあわせてカットし、ガラスを水で濡らして貼り付けるだけです。

断熱シートは透明度の高い、少しだけ高価なもの(1,820×910mm:1,000円程度)を選びましたが、屋外はほとんど見えなくなりました。

断熱シートを貼ってみるとガラス部分での結露は生じなくなりました。
サッシ(金属)部分は依然結露するものの、量が少なく、溜まった水はサッシのレールを通じて屋外に排出されるため問題はないでしょう。

意外と効果があることが分かったことから、もう1箇所、断熱シートを取り付けることにします。
その窓ガラスがある場所は脱衣室です。
脱衣室も暖房により室温が高くなるうえ、風呂から出たあとの水蒸気により先のキッチンよりも結露しやすいです。
ただ、キッチンと違って脱衣室のガラスは型板ガラスで透明度を求めないため百均の安価な断熱シート(910×910mm:100円。プチプチの片面に糊を付けただけ?)で十分でしょう。
キッチンと同様にガラスのサイズでカットして貼り付け。

断熱シートを貼ったことで、結露はほとんど気にならない程度になりました。
また、冷たい印象のあるガラスが断熱シートで覆われることで、見た目に暖かく感じます(実際にも室内の熱は窓で最も奪われるため、断熱シートの効果はあるのだと思います。)。

薪ストーブの導入(62)間仕切りカーテンを設置②

LDK(薪ストーブ有り)に間仕切り用のカーテンを設置することにし、前回、カーテンレールの部材を作りました。

白木ままでは設置箇所(古民家の柱)から浮いてしまうため古色塗装(柿渋+顔料)しておきます。

古色塗装したのは1組分で、もう1組は大壁+クロス(白)のところに設置するため無着色(蜜蝋ワックス仕上げ)としています。

支持具のほうを柱に対してビス留めして取り付けます。

古色塗装してあるため、ある程度は周囲に馴染みます。
ただ、蜜蝋ワックスも塗布してあるものの、本物の古色のような艶が出ないです。

反対側も同様に取り付け、丸棒を渡します。

このカーテンを使うのは冬だけで、春になったら丸棒ごとカーテンを取り外そうと思っています。

勝手口側も同様に取り付けていきます。

こちらは大壁になっているため分かりませんが、壁裏の柱に対して支持具をビス留めしています。

丸棒を渡してカーテンレールの完成です。

上写真で丸棒に白色の輪っか状のもの(リングランナー)を入れてありますが、丸棒の場合、このリングランナーを介してカーテンを取り付けることになります。
リングランナーは百均で購入した10個入り100円のものです(ホームセンターだと色を選べますが、1個100円×10個×2箇所=2,000円もします・・・)。

そして、カーテンを取り付け。

<西(畳の間への通路)側>

<東(勝手口への通路)側>

カーテンは既製のドレーブカーテンで、丈178cm×幅100cmのものが2枚入り約3,000円。
2枚入りのものを1枚ずつ使っているため勝手口側(上写真)は天井が高い分、上があいています。
今回カーテンを設置した目的は薪ストーブを焚き始めたときに冷気が流入するのを防ぐためで、上から暖気が逃げるのは問題ないのです。

実際、薪ストーブの焚き始めに冷気が流れ込んでくる感じが無くなりました。

また、見た目にも暖かい感じになり、たった1枚の布でも思った以上に効果が大きいものだと感じています。