片付け・整理」カテゴリーアーカイブ

倉庫の整理(14)竹製タオル掛けを作製

前回、鉄骨倉庫にコンセントを増設し、作業台(元々は棚)で卓上丸ノコを使えるようになりました。

この作業台は長さがあり、上写真で手前側にスペースが空いています。
薪作り(ウッドボイラーの燃料)には鉈などの手道具も使いますが、使用後、泥などが付着している場合は水洗いし、この場所で乾拭き、そして錆防止のため油を含ませたタオルで拭き取るようにしています。
タオルが乾拭き用と油塗布用の2枚あるわけですが、それを掛けておくものが欲しいと思っています。
そこで、下写真で朱色線で示す箇所にタオル掛けを設置することにします。

タオル掛けも竹(太さ3cm程度)を利用することにします。

竹の両端を受けるとともに作業台に固定するための支持具は木材で作ることにし、部材を木取り(下写真で上側が竹を受ける部材。下側が作業台に固定する部材。この二つをT字に組みます)。

今回、支持具は2個あれば良いのですが、後で別の場所(農具用)にも同じものを設置できるように4個作っています。

竹を受けるほうの部材に竹の太さ(3cm程度)と同じ径で止め穴(座ぐり穴)を掘ります(座ぐり錐を使用)。

各部材が揃いました。

これらを仮組み。

作業台の(軽量)鉄骨に対してビス留めして取り付けます(タッピングネジを使用)。

そして、完成です!

ところで、上写真で作業台のうえに道具が置いてありますが、これらの道具は普段は下写真の道具掛け(5年前に設置)に収納してあります。

この道具掛けの場所が今回整備した作業台と離れているため、この機会に作業台の隣に移すことにします。
当初のものを一旦解体したうえ、新たな場所にまず胴縁を取り付け。

当初のものより幅が狭くなるため、板を短く切り直して張ります。

当初と同じでは面白くないので、板の角を面取りして少しばかりグレードアップ!?させてみました(見た目も何となく良くなります)。

道具を掛けるためのビスを取り付けて完成です。

隣接する作業台が山仕事(ウッドボイラーの燃料作り)用にしているため、この道具掛けには山仕事及び庭仕事の道具を収納するようにしています。
道具は写真に写っているもののほかにもあり、以前は竹割りのような使用頻度の少ないものまで道具掛けに収納していたのですが、埃が被るし、金属製のものは空気に触れてサビが生じやすくて宜しくないです。
そこで、使用頻度の少ないものは抽斗のなかに収納することにし、箪笥(チェスト)をガレージから鉄骨倉庫に移し、作業台の下に設置しました。

抽斗の中を紹介すると下写真のとおりです。

作業台とチェストとの空間にはレシプロソーや芝刈り機を収納するようにしました。

以前は物置きとしてしか使っていなかった鉄骨倉庫ですが、少しずつ<使う>倉庫へと変わってきました。

倉庫の整理(13)電動工具用コンセントを新設

前回、ジャンク品(不動)の集塵機を整備し、一応は使えるようになりました(電動工具との連動機能は使用不可)。

そして、先に整備した卓上丸ノコとともに鉄骨倉庫に設置しました。

卓上丸ノコ及び集塵機の電源(100V)は以前設置したコンセント(下写真で朱色矢印)から延長コードを延ばしてとるつもりでいました。

しかし、延長コードを棚(作業台)上に這わすことになり、作業時にコードを傷つけないよう気を使わなければならなくなりそうです。

そこで、卓上丸ノコの近くにコンセントを新設することにします。

一般的なコンセントは増設できるようになっていますので、これを使って既設のコンセントから新設コンセントまでケーブルを配線するようにしています。

作業に着手することにし、分電盤のブレーカを切断。
既設のスイッチボックスからコンセント(埋込コンセント)を外します。

コンセントの送り側端子にケーブル(VVF1.6×2C)を結線(これ以降の作業は電気工事士の資格が必要になります)。

ケーブルは鉄骨倉庫の胴縁(リップ溝形鋼)内に配線しますが、下写真のとおり尖った釘先が出ているため、しっかりケーブルを固定しておかないと傷つけてしまうかもしません。

こうした溝形鋼の内側にケーブルを固定するための金具がないものか、ネットで調べると、まさにそのもの(ネグロス電工 FVラック KF1)を発見!
その金具(下写真で朱色矢印)を入手し、ケーブルを固定します。

溝形鋼の中に配線したケーブルを、コンセント新設箇所付近で棚(作業台)上に出す必要があり、そのための穴をドリルで穿孔。

穴の径はφ10mmですが、構造材でない(胴縁)ので問題ないでしょう。

ところで、前回のブログ記事のとおり集塵機は電動工具(卓上丸ノコ)との連動機能が使えません。
つまり、卓上丸ノコを使うときは、いちいち集塵機のスイッチをON・OFFする必要があります。
延長コードで下写真のようなスイッチ付きのものが市販されていますが、このような形のコンセントにすれば手元で集塵機をON・OFFすることができて便利そうです。

パナソニック タップスイッチ WHS2611WKP

そこで、コンセントにスイッチを追加することにし、下写真のとおり配線。

スイッチはコンセントの非接地側(黒色線)に配置するようにしています。

作業台のうえにスイッチボックスを設置し、コンセント及びスイッチをケーブルと結線。

電気工事完了!

卓上丸ノコと集塵機をコンセントに繋いで試運転してみます。

コンセントに隣接するスイッチを入れると集塵機が始動。
この時点で卓上丸ノコにも電気がいっていますで、卓上丸ノコのトリガースイッチを引いて木材等を切断する形になります。