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春先の草取り(スズメノカタビラ&カモジグサ)

下写真は現在の畑の様子です。

分かり辛いですが、朱色丸印のところで黄色い菜の花(カラシナ?)が咲き始めています。

春の気配を感じているのは冬野菜だけではありません。
冬草のスズメノカタビラも開花して種をつけ始めています。

スズメノカタビラは踏みつけに強いようで、砂利敷で自動車のタイヤに踏みつけられるようなところにも生えてきます。

スズメノカタビラの独擅場と言った感じで、放っておくと種をこぼして群落を作ります。
この砂利道は我が家(玄関)へのアプローチで、砂利の間に雑草が点在していると荒れた感じがしますので、種をこぼす前に草取りすることにします。

草取りは気乗りしない作業ですが、春めいた日にもくもくと草取りするのはそれはそれで良いものです。

そうは言っても草取りは最小限にしたく、昨秋、このアプローチの擁壁沿いにタマリュウを植栽しましたが、冬の寒さを無事に乗り越えて順調に成長している様子です。

やはり「草は草でもって制する」のが良いようで、タマリュウの近辺には草が生えていません。

抜いたスズメノカタビラは無駄にせず畑のマルチ材とします。

根付くものもあるでしょうが、畑(自然農)ならスズメノカタビラも大歓迎です。

このように畑は基本的に無除草なのですが、下写真のようにイネ科の多年草が蔓延ると、その勢いに押されて野菜が生えにくくなってしまいます(写真左側のタケノコ白菜のように強いものもあります)。

種をつける前に刈り取っているため、草の名前ははっきりしないのですが、おそらくカモジグサだと思います。

根を張り踏み付けにも強いため、最初は畝間(通路部)に点在していたものが瞬く間にこの草一色になりました(種を落とさなくても株で増えていきます)。

畝にまで進出する勢いですので、今のうちに取り除いておくことにします。

取り除いたものは根を上(直接、地面に接しないよう)にして畝のマルチとします。

今年もまた草取り&草刈りの季節がやってきますが、雑草ともうまく付き合っていけるようにしたいものです。

屋外水栓の凍結対策

当地(三重県鈴鹿市)は比較的温暖ですが、それでも冷え込みの厳しい朝には屋外の水栓が凍結するようになってきました。
屋内の配管まで凍結するようなことはないので特段の支障はないのですが、そのままでは水道管の破裂や漏水につながる恐れがありますので、凍結対策を講じることにします。

昨シーズンと同様に、蛇口をパイプカバー(ポリエチレンフォーム)で包み、雨に濡れないようにビニールシートを被せます。

この屋外水栓は冬の間も使いますので(水源が井戸水で暖かい)、ビニールシートを捲ればハンドルを回せるようにしてあります。

一方、下写真の水栓は水源が上水道(自治体運営)で、先の水栓(井戸水)を整備してからはほとんど使わなくなっています。
(排水路に隣接していて夏場に長靴や刈払機を洗うのに便利なため、いずれは水源を井戸水に切り替えるとともに、蛇口の位置を下げようと思っています。)

この水栓の防寒対策ですが、パイプ(立ち上げ部分)は通年カバーを被せてあるので問題ないとして、対策が必要なのは蛇口部分です。
先の水栓と同じようにしても良いのですが、当面使う見込みがないため蛇口自体を取り外すことにします。

量水器内の止水栓を閉じて水が出ないことを確認してから、蛇口をモーターレンチ(パイレン、上写真で朱色と銀色のレンチ)を使って取り外します。

パイプが白管と呼ばれる鉄管(SGP)のため錆びついていて苦労するかと思いましたが、難なく取り外せました。
ところで、蛇口(Pjオネジ)は通常、水栓ソケット(Rpメネジ)に取り付けるように思いますが、この蛇口は上写真のとおりエルボ(Rcメネジ)に直接取り付けてあります。
と言うことは、蛇口のPjオネジはRcメネジにも接合できるわけです(蛇口の位置等の調整は不可)。

  • ◎ Pj(オネジ)——→ Rp(メネジ)
  • ◯ Pj(オネジ)——→ Rc(メネジ)
  • × Pj(オネジ)——→ G(メネジ)

こうすると水栓ソケットが不要になりますので、これを施工した設備屋さんは1円でも安く工事費を抑えようとしてくれたのでしょうね。

取り外した蛇口です。

余談ですが、この蛇口はボイラーの給湯栓(仮設)に流用しました(蛇口を取り外したのは凍結防止の目的もありますが、これに使いたかったのです・・・)。

元の水栓は蛇口を取り外した状態になっていますので、プラグ(白、100円程度)を取り付けて止水しておきます。

配管の一部(エルボ部分)が剥き出しになっていますので保温のために古布を巻きます。

古布が濡れてしまわないようにビニール袋を被せて凍結対策完了です。

最後に井戸ポンプの露出配管部(倉庫内)です。

ボイラーの整備(給水管からの取り出し)においてパイプカバーを取り外してありますので、まずは元に戻します(下写真は昨シーズンのもの)。

倉庫内のため紫外線劣化はないだろうとパイプカバーは剥き出しのままでしたが、「ビニールキャンバス」を巻いて養生しておくことにします。

直線部は容易に巻けますが、エルボやチーズ部分を綺麗に巻くのが難しく、タブついたところはさらにビニールテープを巻いています。