きつくり(庭木の剪定)」カテゴリーアーカイブ

庭木の剪定(7)松ぼっくり

朝活(朝の1時間を利用)として庭木の剪定をおこなっています。

以前のブログ記事を書いて以降、モッコク、アオギリ、フヨウ、モクレン、サンシュユ、ジャノメエリカ、マツを剪定しました。
モッコク、アオギリ以外は低木です。

明け方の冷え込みが厳しくなってきました。
震えながら木に登っていては転落しかねませんので、低木を中心におこなっています。

<アオギリ>

(ビフォー)

aogiri_before

裏庭にある大きなアオギリです。
主屋の改修工事で減築(1間=1.8m分)する前は、屋根上まで枝がせり出していました。
減築により空間ができ風通しも良くなりましたが、木の大きさを維持すべく毎年の剪定が欠かせません。

(アフター)

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<アカマツ>

(ビフォー)

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十数年前は大きなマツの木があったのですが、松くい虫で枯れてしまいました。
その後、近くから自然生えした実生木が現在、高さ3mを超えています。

近接して大きなアラカシなどがあるため、上方向に伸ばすことができません。
そこで通路側に門冠になるように仕立てるつもりで3年前からは枝を伸ばすようにしたところ、急に勢いがでてきました(1年で1mずつ伸びています)。

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勢いがあるのは良いのですが、木が大きくなり剪定が大変になりそうです・・・

そして、昨春に初めてついた松ぼっくりが、この秋に熟しました(^_^)
(アカマツの松ぼっくりは2年型ですので、熟すまでに1年以上かかります。)

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このマツを親木にして、いずれは裏の里山にもマツを再生してみたいものです。

枝先には既に新芽や松ぼっくりの子供ができています。

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この新芽が来春、1m伸びることになります。

さて、マツの剪定は、春に「みどり摘み(新芽摘み)」、秋に「古葉かき(もみ上げ)」の年2回おこないます。
今回は「古葉かき」ということで、古い葉を上方向(樹皮を痛めないため)に引き抜いていきます。

(アフター)

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剪定で下写真の松葉がでました。

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松葉は仙人食と言われるように身体に良いそうです。
口に入れて噛めば歯槽膿漏に効くというので、剪定中に噛んでみると、深い緑と言った感じの風味?で確かに効果がありそうです(^_^)
今のところ私自身は歯槽膿漏ではありませんので、この松葉は天日で乾燥させて、薪ストーブの焚き付けに使おうと思っています。

<続きます>

庭木の剪定(6)アラカシ&カイヅカイブキ

朝活(朝の1時間を使用)で庭木の剪定を行なっています。
先日から始めたアラカシの剪定が終わりました。

<ビフォー>

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<アフター>

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このアラカシは大きく(樹高7m程度)、樹勢も強いです。
一方、二階建ての建物(上写真の右側)が近接しています。
これ以上大きくならないように、下写真の点線内に収まる樹形となるように毎年剪定を行なっています。

ararakashi

また、二階建ての建物があり風が通らないため、毎年、樹高の下半分で「うどん粉病」が発生しています。
被害を拡大させないよう、剪定で罹病した葉を落とすようにしています。

下写真で、葉の表面にうどん粉のような白いものが付着しているのがうどん粉病です。

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さて、アラカシが終わりましたので、続いてはこちらのカイヅカイブキです。

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カイヅカイブキはヒノキ科(ビャクシン属)の樹木です。
ヒノキ科だけあってヒノキに似た葉をしていますが、木を痛めるような強い剪定をすると、先祖返りしてスギのような葉になってしまうという面白い?特徴があります。
大気汚染には強いのか、国道などの中央分離帯に植えられているのをよく見かけます。
しかし、樹形が乱れ、徒長枝が盛んに出ているものが多く、さすがに劣悪な環境なのでしょうね。

さて、このカイヅカイブキも大きいです。
隣に立ててある高さ10尺(3m)の三脚と比べると、樹高は5m以上ありそうです。

ところで、この三脚では一番高いところまで届きません。
木の頂上部をどのように剪定するか?

木に登るわけですが、この木の頂上部で両手を離し刈り込み鋏を使えるものか?
実はこの木の頂上部には天然の足場ができており、両手を離して作業できるようなっているのです。

では、木の頂上まで登ります。

頂上まで登ると主屋の屋根が低く感じます。
高所恐怖症気味ですので、足がすくみます・・・

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足元は数本の太い枝が天然の足場を形成しています。
また、玉造りが腰回りをサポートするように囲んでいます。

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ちょうど建物に影が映っていますが、このような感じで立っています。

kaizukaibuki

一見危なそうに見えますが、三脚の上部で立っている以上に足元は安定しています。

この木だけでなく他の高木も同様に、頂上部には太い枝で天然の足場が形成されています。
自然とこうなったのか?、それともこのように枝を配したのか??不思議です。

三脚側から側面を刈り込んでいるとき、その頂上部に野良猫が登ってきました。

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猫は木登りが得意なだけあって、余裕の表情ですね。

このように剪定を行い、5日(5時間)ほどかかって終了しました。

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下写真は、左から剪定済みのマキ、アラカシ、カイヅカイブキです。

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大きい木は、残すところ2本(モッコク、チャボヒバ)となりました。

<続きます>