自然農」カテゴリーアーカイブ

大豆の収穫

畑のダイズが収穫時期を迎えたため、先日(12月11日)に収穫しました。

ダイズの栽培はまったくの手間いらずです。
実際にこれまでにおこなったのは、種まきと草刈りだけです。
耕起や施肥、農薬散布はおこなっていません。
あと、除草しなくてすめば自然農法ですが、草刈りだけは・・・

そもそもダイズを作っているのも、草刈りのモチベーションを維持するためです。
夏の暑い中、草を刈るためだけに刈り払い機を振り回すのは、まさに徒労と言った感じで本当に疲れます。
それが何か作ってあるだけで草刈りのモチベーションは上がり、疲れも少なくなるように感じます。
当地ではこのような粗放的な栽培を「荒らし作り」と呼び、ひと昔前までは収穫の必要がなくても耕作放棄してしまうのではなく、とりあえず何でも良いので作っておいたそうです。
これも土地を荒廃させないための知恵で、土地を守り(もり)することの一つなのかもしれません。

今年のダイズ栽培を振り返ってみます。

<6月から7月上旬>
種蒔き(黒豆が遅くて7月上旬です)

img_3508

上写真の畑?には畝がありませんので、目印として竹を並べてあります。
これがないと草と一緒に刈り払い機で刈ってしまいます。

<8月上旬>
この頃には大きく成長しています。

img_3762

草も勢いよく成長します・・・

<8月下旬>
草刈り後。

img_3929

この頃は、隔週で週末に草刈りしていたような・・・

<9月中旬>
実がつき、大きくなりつつあります。

img_4099

<9月下旬>
枝豆としての収穫時期となりました(枝豆としてはほとんど収穫していません)。

img_4278

<11月下旬>
葉が落ち、莢もカラカラになってきました。

img_4684

同じ場所でダイズと入れ替わるようにソラマメが成長しています。
自然のダイナミックな移ろいを感じます。

<12月中旬>
いよいよ収穫です。

img_4772

下写真のように葉がすべて落ちて莢だけになっていると収穫が楽ですね。

img_4773

収穫するとこれだけの量がありました。
軒先でしばらく乾燥させてから脱穀することにします。

img_4774

この夏は少雨で、その影響かダイズが不作と聞きます。
我が家の出来具合が気になります。

<続きます>

古材からバーク?堆肥

薪ストーブ用の薪は、以前のブログ記事のとおり、大量にストックしてある廃材(古材)を優先して焚いています。

img_2148

廃材のなかでも昨年の改修工事で発生したものは比較的ましですが、2年前に積んだものにはボロボロに腐朽しているもの(下写真)があります。

img_4712

しかも湿っぽくなっており、無理に薪ストーブで焚けば煙突内にタール分を付着させてしまうかもしれません。

そこで、こうしたものは薪割りのついでに斧でバラバラに砕いてしまいます。

img_4713

既にボロボロになっていますので、容易に砕くことができます。
で、こうして砕いたものをどうするか?

畑へ撒いてしまうのです!

img_4754

ホームセンターなどには樹皮などを原料としたバーク堆肥が売っていますが、意外と高価で私のような貧乏人は手が出ません。
しかし、こうしたものを買わなくても腐った木をばら撒いておけば畑が最高の堆肥にしてくれます(^_^)

下写真の箇所は、剪定クズや落ち葉も畝上に被せてあります。

img_4755

時間はかかりますが、畑が土地を肥やしてくれることでしょう!

腐朽しているものは畑の堆肥にしましたが、薪として使えそうなものは2、3週間軒下で乾燥させてから焚くことにします。

img_4676

img_4619

この軒(土蔵)は、今年、大工さんに直してもらいました(土壁はDIYで施工)。
なので、短期間でもこうした薪を置くのをためらってしまいます。
そう心配する必要はないのかもしれませんが、主屋の件(下写真)で「羹に懲りて膾を吹く」状態です・・・

img_1428