古民家再生」カテゴリーアーカイブ

庭木の剪定(11)ツツジ

4月上旬には秋に剪定した姿のままだった庭ですが、若葉が芽吹き、すっかり景色が変わりました。

【4/14】秋に剪定した姿のまま

【5/9】若葉の芽吹き

上写真にも写っていますが、先の連休頃にはツツジが満開になりました。

たくさんの花をつけ、まさに満開です(^_^)
ところで、ツツジは花が散って間もなく翌春の花芽ができるそうです。
つまり、花芽ができるまでに急いで剪定しないと翌春の花付きが悪くなってしまうと言うことです。
もちろん剪定しなければ翌春もたくさんの花をつけますが、木は大きくなる一方です・・・。

満開だったツツジは現在、下写真の状態になっています。

まだ花の蜜を吸いに来る昆虫もいるかもしれませんが、来春も花を楽しめるように剪定することにします(^_^;

刈り込み鋏を使って表面を軽く刈り込みます。
右側が完了。

左側も完了。

表面を軽く刈り込むだけですので時間はかかりません(小さい木だと5分程度、大きいものでも2、30分)。
それでも我が家には15本以上のツツジがありますので一仕事です・・・(さらにサツキも同程度あります)。

他のツツジも同様に刈り込み、残すは土蔵前のツツジです。
このツツジはほとんど花をつけなかったのですが、一昨年から急に花をつけるようになりました。

以前は上写真でツツジの後ろ側に土塀があったのですが、それを撤去したことで風通しが良くなり花をつけるようになったみたいです(土蔵の壁も塗り替えていますので、光の反射により一帯が明るくなったのもあるかも!?)。
ちょっとしたことですが、植物は影響を受けるものですね。

そんなツツジですが、残念なことに背が高くなり下枝が枯れ上がってしまっています。

ただ、最下部から新しく株立ちしてきていますので、この部分を使って上写真で点線のとおり仕立て直すと良さそうです。

そこで、思い切って数本の主幹(背の高い部分)を根元付近で切り取ります。

せっかく花をつけるようになったツツジが・・・。

最後に刈り込み鋏で形を整えて完了(左にあるのはツバキ)。

現在は土蔵と倉庫との間のスペースに無造作に植えてあるだけですが、お隣の方から「古瓦を使って花壇のようにすると良いかも」とアドバイスをいただきました。
なるほど!いつかやってみることにしましょう!

<続きます>

雨水対策(7)排水路の延長

前回、樋を延長し、雨樋の水が建物の東側に排水されるようになりました。

次に、この樋からの水を既設の排水路(昨年、芝庭整備の際に延伸)へ排水するようにします(下図で水色の点線)。

排水路はレンガを使って簡易的に設けることにします(下図で朱色の線。昨年、芝庭を整備した際に設けたものとと同様)。
ただし、通路の横断箇所だけはU字溝を使います(下図で黄色の線)。

最終的には公共の排水路に排水されることになりますが、宅地内はほとんどが土水路ですので、適度に地下水を涵養しつつ排水してくれることでしょう。

排水路の勾配を設定するため、起終点と途中の3箇所に木杭を打ちレベルをとります。

結果、いずれの地盤高も同じということが分かりましたので、水路はゼロ勾配(水平)とします。

まずはU字溝を敷設します。
そのU字溝(U-90)は現在、駐車場と畑との縁石として使われているものを流用します。

この縁石(U字溝)は亡き父が設置したものですが、U字溝を購入して縁石にすることはないでしょうから(U字溝より縁石のほうが安価なため)、これもどこからかの流用かと思います。つまり、今回は流用の流用ということになりますね。
それと、ここの縁石(U字溝)が無くなった分については竹か丸太でも入れようと思っています。

それでは、U字溝を敷設する箇所を掘削します。

U字溝を据え付けます。

均しコンクリートを打つ代わりに、継ぎ目部分でズレが生じないようにレンガ(廃材)を設置しています。

埋め戻して設置完了。

続いて、レンガによる排水路区間です。
砂利が敷いてあるため、ツルハシで崩しながら掘削します。

水糸を張ってレンガを据え付けていきます。

上写真でレンガが抜けているところがありますが、そこは樹木の根が横断しています。

それほど太い根ではないので切っても良いのでしょうが、レンガのほうを切ることにします。

ディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを装着し切断。

根の横断箇所も設置完了。

掘削により発生した土ですが、砂利が混じっているため畑などに持っていくことができません。
分別すれば良いのですが、篩うのは大変ですのでネットに入れて雨に晒すことにします。

ネットに砂利だけが残り、その砂利を敷き砂利として戻す目論見ですが、果たしてうまくいくでしょうか?

いずれにせよ、排水路の完成です!

<続きます>