庭整備」カテゴリーアーカイブ

庭の整備(11)芝張りの計画

前回、ユンボを使って固く締まった砂利をほぐしてもらいました。

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この砂利を撤去することになりますが、その前に芝張りの計画を立てることにします。

芝は湿気を嫌うそうです。
また、雨天時に玄関アプローチに水が溜まるため、排水を良くしたいと考えています。

niwa

上図で排水路やU字溝の敷設までは完了しています。
このU字溝へ雨水が流れるように地面の勾配をつければ排水が改良されるはずです。

主屋と離れの犬走りの高さ(高:起点)とU字溝の高さ(低:終点)は固定されます。
起点と終点を繋ぐように南北方向および東西方向の勾配を設定します。

grass_level

南側への勾配をつけるとともに、東側にも勾配をつけています。
机上での絵は描けますが、実際に施工できるものでしょうか・・・

施工は次のように進めると良さそうです。

(1)計画高の10cm下まで砂利混じり土を取り除く(現況地盤からの深さは場所によって異なり10cm〜20cm)。
(2)山土(購入)で7cm埋め戻す。
(3)土付きの芝(高さ約3cm)を張る。

このなかで一番大変で時間がかかるのは(1)の砂利混じり土の撤去です。
朝の1時間程度しかできませんので、時間がかかります。
このままだと雨が降るごとに地が固まり、元の木阿弥になってしまいかねません。

そこで畝を作っておくことにします。

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<続きます>

庭の整備(10)砂利のほぐし

前回で蹲が完成しました。

今回の庭整備で残すところは芝張りです。
芝生で夏の照り返し防止と雑草対策を図りたいと思っています。

芝は下図の朱色着色部(2箇所)に張る予定です。

location_grass

右側の着色部は、外便所の解体工事において山土で埋め戻してもらいましたので、芝張りは容易です。

問題は左側で、砂利敷きとなっているため、砂利を撤去する必要があります。

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(写真は主屋改修工事前)

上の写真では砂利敷きの厚さは薄いようにみえますが、長年にわたり自動車を乗り入れていたため深くまで砂利が沈んでいます。
スコップではとても掘り返せないぐらいよく締まっています。

ところで、砂利敷きの周囲に苔のようなものが生えているようにみえますが、これは苔ではなく「イシクラゲ」と呼ばれる藻の一種です。

このイシクラゲは雨などで水分を含むとワカメ状になります。

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見た目も良くありませんが、ヌルヌルしていて、玄関アプローチに生えていると滑って危険です。

イシクラゲには除草剤(ラウンドアップ系)が効きません。
このため、除草剤を使い続けるとイシクラゲがはびこるようになります・・・

閑話休題

芝を張るためには砂利を撤去する必要があります。
固く締まった砂利をほぐすことさえできれば、あとは何とかなりそうです。

人力の場合、ツルハシを使って地道に行うのだと思いますが、結構な面積(約50m2)があります。
重機のユンボ(バックホー)なら一気にできるのでしょうが、このためだけにわざわざ重機を呼ぶのもどうか・・・

と考えていたところ、隣家でユンボを使って擁壁工事が始まりました。
隣人を通じて請負業者にお願いしたところ、別途工事として砂利をほぐしてもらえることになりました。
(重機の輸送費が不要となり、安価に施工していただけました。)

ユンボのバケット(爪)を使って、深さ20cmを目処に砂利をほぐしてもらいました。

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周囲にネットが張ってあるのは、野良猫のフン対策です・・・
ネットを張るために杭を打ちましたので、その杭にレベルをとっておきました。

<続きます>