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庭の整備(53)播き芝と縁石の修正

5月連休に植え付けたは元気よく生育しており、葉が水面全体を覆うようになってきました。

メダカが見えにくくなりましたが、メダカにとってはこれぐらい葉があったほうが落ち着くことでしょう。

ところで、この水鉢を設置する際、芝を剥がしました(1m2強)。

剥がした芝はとりあえず仮置きした状態になっています。

乾燥に強い芝でも、このまま置いておけば枯れてしまいます。
ちょうど今(5月)は芝張りの適期ですので、これを使って芝生箇所を拡張することにします。
その場所は下写真のアプローチ(現状は敷き砂利)です。

ここは昨春に施工した敷石(石畳)を延長する予定で、その敷石の両サイドを張り芝にしたいと考えています。
敷石については石材店に依頼することがあるため(延べ石を敷石と再利用)、芝張りを先行することになりますが、芝張りは敷石の計画位置を踏まえて行う必要があります。
そこで、敷石の位置を決めるため昨春敷設した敷石のラインを真っ直ぐに延長します(上写真で朱色点線)。
ところが、そうすると進むにつれて庭に近づいていってしまうのです(庭との離隔:80cm→50cm)。

実は、このことは昨春に敷石を敷設する際に気付いており、逆にアプローチと庭との境界(縁石)のラインを伸ばす形で敷石を敷設すると玄関から外れてしまうのです(下図で水色線)。

そこで、止むなく上図で朱色線のとおり敷石を敷設したのです。

このため、敷石の線形は途中で折れ点が入ってしまいますが、延伸する敷石の計画位置を下写真に示すとおり設定します。

この敷石の両サイドを張り芝にするのですが、上写真で向かって右側は井戸の整備(パイプ等の埋設)が絡んでくるため、今春は左側に芝を張ることにします。

まずは敷き砂利の撤去から行います。

最初ツルハシで挑むも長年の転圧(昔は自動車を乗り入れていました)によりカチカチに締め固まっていて手に負えません。
そこで、コンクリートのハツリに使う電動ハンマー(上写真で先端が棒状の工具)を引っ張り出してきて使うと余裕でほぐしていきます。
電動ハンマー(ヤフオクの中古)を買った当初は電動ハンマーなんて使う機会が無いだろうと思っていましたが、意外にも出番があるものです(それでも年1、2回)。

ほぐしたものはフルイを用いて砂利を取り除きます(砂利は車道部で砂利が少なくっているところに補足して再利用)。

砂利を除去した分だけボリュームが減っていますので、山砂を投入するとともに、これに肥料分として木灰(薪ストーブやボイラーから出たもの)を混ぜます。

ここに昨春行った「播き芝(まき芝)」の方法で芝を張っていきます。

目土(山砂)を被せて転圧。
そして、たっぷり水やりして芝張りの完了です。

サラサラの山砂の状態では野良猫の糞場になってしまいますので、芝が根付くまでネットを被せて養生しておきます。

この反対側(上写真で向かって右側)については早ければ今秋に芝張りしたいと思っています。
その右側の縁石のラインですが、敷石の計画ラインと平行でないため途中でボトルネック部が生じてスッキリしません。

この機会に平行になるように修正しておくことにします(下図で朱色線→水色線)

こうするとアプローチの幅員が2.3mに広がります。
ここを自動車が通ることは基本的にありませんが、こうしておけば将来、建物の工事等で重機が入ることになった場合にも都合良いことでしょう。

ちなみに、道路を通行できる車の車両制限(幅)は2.5mです。
しかし、我が家で制限レベルの車両を必要とするような工事はまずないはずです。
4年前の改修工事で大きなラフター(ラフテレーンクレーン、下写真で左側の白と赤のブーム)がやってきてましたが、このレベルが最大と考えても良さそうです。

ラフター(16t)の幅をネットで調べると2.2m前後ですので、2.3m確保しておけばなんとかなるでしょう。

アプローチの幅員と言えば、昔はさらに狭くて2m未満だったのですが、20年程前に離れを新築する際、重機が入れなかったため下写真の井戸の流しを移設したと言う経緯があります。

この流しが元々あった場所には基礎として使われていたと思われる石が乱雑に残っています。
将来的には井戸周りも整備したいと考えていますので、この際に撤去しておくことにします。

撤去した石の周りにあった苔は縁石の修正後に植え直せるように剥がして仮置き。

それでは、縁石の位置を修正していきます。
敷石の計画ラインに平行になるように水糸を張ります(下写真ではまだ水糸を張っていません)。

水糸(位置と高さ)にあわせて縁石を据え直していきます。

井戸がある場所より先は井戸(井桁)に平行(主屋に直交)になるように線形を変えます。

この線形に沿って据えて行くも、途中で庭木(カイヅカイブキ)の根が行く手を阻みます。

それほど太くない(5cm程度)ため切除する手もありますが、ここは樹木を優先し、縁石を飛ばして配置することにします。

また、この井戸周りは将来的に整備する際、井戸水を使えるようにパイプを埋設配管する考えです。
その際に配管しやすいように縁石(のサイズ)を合わせておきます。

縁石の据付完了。

元々、流しの基礎として使われていた石(上写真で左側)を撤去したため、その分、土のボリュームが減っています。

山砂を補足し、井戸に近づくにつれ高くなるように勾配をつけます(雨水により井桁周りが崩れないようにするため)。

仮置きしてあった苔を移植して完了です。

井戸は昭和30年代に簡易水道が供用されて以来、使われなくなったこともあり、数年前まで周囲は笹などに覆われて近寄りがたい感じでした。

井戸(1号井)の再利用に向け、これまで少しずつ整備を進めてきましたが、今回の整備で弾みがついたように感じています。

庭の整備(52)表札の自作

一昨年の秋、庭木のチャボヒバ(ヒノキ科)1本を伐採しました。
伐採したものは玉切りして薪にするつもりが、薪にして燃やすだけでは勿体ないように感じ、昨秋、一部分を板に製材しました(バンドソー使用)。

同じ頃(昨秋)、郵便受けを設置したのですが、その下にスペースがあるため、この板を使って表札を作って取り付ければ良いのではないかと考えたのです。

製材してから半年(伐採後一年半)が経ちましたので、そろそろ表札の作製に取り掛かることにします。
まずは表面をカンナ掛け(自動カンナ盤使用)。

この面に彫刻刀を使って文字を彫るわけですが、その下書きをどうするか?
ワープロの文字を印刷し、それをトレースする手があるものの、わざわざ表札を自作するのにそれでは面白くありません。
また、我が家のようなボロ屋には悪筆の自筆のほうが釣り合いが取れて良いかもしれません。

自筆するとしても太い筆を持っていないため、筆ペンを使ってなぐり書き。

悪筆に加え、「書は人なり」と言われるように性格の歪みが文字にも現れています・・・。
これではあんまりですし、彫刻刀で掘りにくいためパソコンに取り入れて傾き等を補正します。

文字だけでは寂しい感じだったため、左側に竹(稈の部分)の図柄を入れてあります。
家紋は「笹竜胆」なのですが、彫るのが大変なため「笹竜胆」→「笹」→「竹」と易きに流れた結果です。

これを実寸大で印刷し、輪郭を板に転写します。

あとは根気よく彫刻刀を使って彫っていきます。

文字全体を彫るのは大変ですので、輪郭付近だけを彫って中心を盛り上げる「カマボコ彫り」としています。

ただ、この彫り方の場合に厄介なのが小さい文字です。

慎重に彫ってはいるものの、私の力ではどうしても粗が目立ってしまいます。

出来は別にして全て彫り終えました。

文字と図柄部分には墨入れするため、その滲み止めとして「との粉」を塗布します。

余分なとの粉を拭き取って下地の完成。

問題はどのような塗料を使って文字や図柄の墨入れを行うかです。
以前、同様にして温・湿度計を作ったことがあります。

このときは屋内使用のためベンガラ(朱色)を柿渋で溶いたものを使って墨入れしました。
柿渋は塗膜(タンニン成分)を形成するため、ある程度の防水機能は期待できるものの、それでも長期に渡る屋外使用は厳しいものがあります。

止むなく化学製品に頼ることして、その場合、まず考えつくのが次の方法です。

  1. 文字と図柄部分(着色):墨(黒色)や水性塗料(緑色)を塗布
  2. 全面(防水):ニスを塗布

ニスで保護するのは一般的ですが、そもそもニスは透明色の合成樹脂塗料でしかありません。
このため、耐候性に劣り、屋外使用の環境では早晩、塗膜が剥離してきそうです。
個別には耐候性を謳う商品もありそうですが、それでも塗り替えが前提になるかと思います。
塗り替えるのであれば、全面にニスを塗布するのは避け、文字と図柄部分にだけ合成樹脂塗料を塗布して着色するほうが良さそうです。

と言うわけで、文字と図柄部分に合成樹脂塗料(今回は水性のアクリルエマルジョン系塗料。ダイソーで1缶100円)を塗布。

これにニスを塗布することはないとしても、板自体が長持ちするように浸透性(オイルステイン)の木材保護塗料(XyladecorやOSMOが有名)を塗布しておくと良さそうです。
しかし、Xyladecorや手元にあるVATON(大谷塗料)には有機溶剤が配合されているため、先に塗布した合成樹脂塗料(プラスティックのようなもの)に悪影響を及ぼしかねません。
有機溶剤が配合されていない水性の木材浸透保護塗料がないものかとホームセンターで探したところ、そうしたものがありました(下写真。日本ペイント社製)。
安価(1缶500円)だったこともあり、それを購入して全面(表・裏・側面)に塗布。

木材浸透保護塗料と言っても、この塗料の樹脂成分は合成樹脂です(OSMOやVATONは天然樹脂)。
こんなことなら耐候性は劣るとしても亜麻仁油を全面に塗っておく程度で良かったかもしれません。
いずれにしても私のような素人にとって塗装の組み立ては難問です。
このような場合、看板屋さんはどのような塗料を選択していているのでしょうかね。

塗料の乾燥後、いよいよ取り付けです。
以前、郵便受けを設置したときと同様に配管用のサドルバンド(SUS)を用いて取り付けます。

正面から見るとこんな感じです。

これで、郵便配達員の方が代わっても迷うことはないでしょう(郵便受けの名前シールは安っぽいため、これまで貼ってありませんでした)。

庭の整備(51)蓮の植え付けとメダカ

前回、睡蓮鉢(昔の米搗き臼を再利用)を設置しました。

睡蓮鉢と言う名称から「睡蓮」を植えるものと思っていたのですが、ブログのコメント欄で海子さん(ハンドルネーム)から「蓮」も同様にして育てることができると教えていただきました。
しかも、蓮の葉は仏壇やお墓に供えることができるとのこと(蓮は仏花)。
我が家は仏教ですし、主屋の古民家にも蓮のほうが合いそうです(睡蓮→モネの絵画→洋風!?)。
そういうわけで、睡蓮から蓮を栽培することに変更!

時期的(5月連休時分)に蓮の苗(レンコン)を入手したいと思っていると、叔父から「浄土真宗高田派の本山(近くにあります)に蓮の会があり、その会員になると苗(株分け)を頒けてもらえる」と言う情報を入手。
しかし、調べてみると年会費が1万円と高額のため(どうりで豪華絢爛な寺院が建つはずです)、フリマで千円の苗を調達。

蓮と言っても園芸用のもの(花蓮)で、出品者によると品種は「小舞妃」とのことです。

「泥中の蓮」と言われるように、蓮の苗は泥のなかに植え付けます。
ちょうど草刈りのために田圃に行くことがあるため(五月連休前後)、そのときに田土を採ってくることにします。

草刈り後、バケツ1杯分の土を採取。

土を採取する際、実はなんとなく土が汚いように感じて最初スコップを使っていたのですが、そのうち直に触れるようになると田土の感触はなんとも心地良いもので、汚いと思う気持ちも吹き飛びました。
私自身、ブログに書いているとおり比較的自然と接することが多いものの、それでも随分と自然から離れたところに来ているものだと思わざるを得ませんでした。

さて、採取した田土は睡蓮鉢に直接入れても良いのですが、今後の管理や株分けを行いやすいように別の鉢に入れ、この鉢を睡蓮鉢の中に沈めることにします。
睡蓮鉢の中に入るサイズの植木鉢を用意し、底に田土を敷いて蓮の苗を据えます。

そして、鉢の上部まで埋めます。

この植木鉢を10cm程度浸水させるようにしたいのですが、このまま睡蓮鉢に入れては水深が深くなりすぎるため適当な高さの植木鉢を入れて上げ底します。

蓮の苗を植え付けた鉢を据えて水を張れば植え付け完了です。

ただ、このままでは夏にボウフラの温床になること間違い無しです。
ボウフラ予防のためにメダカを入れるとしても、近所の川や水路からメダカが消えて久しいです。
ホームセンターに行ってみると売ってはいるものの、なんと1匹500円(改良メダカ)もします!
15匹程度入れるとしてメダカに1万円近くかけるのもどうかと思っていると、たまたま近くにメダカを飼育されている方がみえて頒けてもらえることになりました。

上写真が頒けていただいたメダカで、全部で15匹程度います。
全て改良メダカで、楊貴妃(朱色のもの)、三色、ミユキ(銀色のもの)と呼ばれる種類のものだそうです。

これらのメダカを睡蓮鉢の中に放します。

写真では伝わりにくいですが、メダカが泳ぎ回っている様子は、なんとも良いもので見飽きません。
上写真は蓮の苗を植え付けてから約1週後のもので、早くも芽が伸びて葉が開いています。
とは言え、まだまだ小さくてメダカの隠れ場所として不十分なためホテイ草(ホテイアオイの園芸種)を入れてあります。

そして、現在の様子が下写真です(苗の植え付け後、約ひと月経過)。

蓮の葉が増えて大きくなってきました。
まだ浮き葉のため現状では睡蓮のように見えますが、これから蓮らしい立ち葉が出てくるそうです。

ちなみに、今回設置した睡蓮鉢を少し離れたところから眺めると下写真のような感じになっています。

敷石(昨春に再生)を挟んで右手に祖父が整備した坪庭、そして左手に私が整備した睡蓮鉢が並ぶ形になっています。
坪庭に比べて睡蓮鉢がショボく感じますが、蓮の花が咲けば見栄えがすることでしょう。