井戸再生」カテゴリーアーカイブ

井戸の再生(6)流し台再生

前回、立水栓を設置しました。

流し台は、他のところで使われているものを流用します。
こちらがその流し台です。

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ずいぶん老朽・劣化しています・・・
祖母が購入したものです。
祖母が亡くなってから30年が経ちますので、少なくとも30年以上の骨董ものです。

特に脚が酷く、自立しません(写真ではかろうじて立っていますが)。
でも脚さえ直すことができれば、まだ使えそうな気もします。
ということで、流し台も再生することにします。

まずは、サビの酷いシンク(トタン製)。

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ディスクグラインダーに取り付けたワイヤーブラシでサビを落としました。
続いてシルバーの油性塗料で塗装します。

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光の反射具合のためか、写真で見ると新品同様です!

脚の鉄パイプはさすがにサビ落としだけでは無理です。
脚の下部を切り取り、新しいものを継ぎ足そうと思います。
鉄パイプの直径は9mm。
ちょうどストックしてあるビニールハウスのパイプ(廃材)と同径なので、それが使えそうです。

問題は鉄パイプをどのように継ぎ足すか???
以前ビニールハウスを解体するときに、鉄パイプのなかに径の小さいパイプを入れて継いであることを思い出しました。
農業資材店で探したところ同じものが見つかりました。(下写真で中央の金具です。)

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このように継ぎ足すことができます。

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全ネジ棒(M6)で4本の脚を連結して組み立てます。

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脚を塗装し、排水ホースも交換し完成!

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蛇口と流し台の高さ関係も良い感じです。

シルバーの塗料や全ネジ棒などの購入に要した費用は約1,500円です。
安く済みましたが、手間はかかりますね。

<続きます>

井戸の再生(5)立水栓作製

前回までで埋設部分の配管が完了しました。

肝心のポンプはまだ手に入れていません。
いくつかのメーカーのHPを見てはいるのですが、種類が多く一体どれが良いのやら???
とりあえずポンプは後回しにし、外流しのほうを先に整備することにします。

まずは立水栓ですが、立水栓の高さは?

○流し台は他のところで使われているもの(高さ80cm)を流用する予定。
○蛇口は、流し台から20cmぐらい上にくるようにすればよいのかな。
○地面へ30cm程度埋めてやれば安定するでしょう。

ということで、立水栓の高さは、80+20+30=130cmとなります。

近所のホームセンターで市販のものを探すと、高さの大きいもので120cm(少し低い)。
安物(三千円程度)は合成樹脂製ですが、いつか周りをモルタルやレンガで化粧すれば良いか。
でも、モルタルやレンガで化粧するのなら安物と言えども勿体ないような・・・
ということで、立水栓も自作することにします。

廃材の塩ビ管(VPφ65)を柱として、そのなかに給水管(VPφ20)を配管します。

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将来的に、柱(塩ビ管)の周りをモルタルやレンガで化粧することを考慮し、蛇口を取り付ける位置を柱の外面から5cm離しました。

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自作ですので、給水管の入口と出口の方向も自在です。

柱(VPφ65)の上部にVUφ65のキャップを被せて完成です。

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VPにVU?
種類が異なりますが、どちらも外径が同じなのでこうしたことができるのですね。
このように外径基準になっているのは、円筒形の型枠に内側から材料を吹き付けて製造しているからなのだと思います。
吹き付ける材料の量を変えるだけで、肉厚の異なるVPとVUが作れることになります(全て想像です!)。

既に配管済みのところに接続します。

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埋め戻して立水栓設置完了です。
(肝心の蛇口がついていませんが・・・)

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<続きます>