きつくり(庭木の剪定)」カテゴリーアーカイブ

庭木の剪定(27)マキの剪定と播種

前回、裏庭にある大きなアオギリを思い切って寸胴切りし、小さく仕立て直しました。

10月初めから始めた庭木の剪定も今シーズンはこれで完了です。
アオギリを別にすると(落葉を待って剪定)10月中には剪定を終えていましたので、剪定に要した時間は1日1時間(朝活)として計30時間程度になります。
4、5年前はこの倍程度の時間がかかっていましたので(植木屋さんに頼んでいたときで6〜7人工×8h)、以前に比べて相当縮減できたことになります。
その要因は、やはり庭木の伐採により本数が減ったことが一番大きいです。

自分のことだけを考えれば楽になって万々歳なのですが、その一方で伐採した樹木1本1本が果たしていた役割(地球環境から敷地のまで)はとてつもなく大きかったはずです。
このため、伐採した以上に新たに植樹したいと思っているのですが、植えたものを庭木として仕立てれば、いずれ剪定に四苦八苦してしまうことになります。
そこで、植樹は無剪定を前提にして畑や山に行うことにするつもりです(果樹を含む)。
屋敷内(庭を含む)については全く無剪定とはいきませんので、手間を要さず、木にとっても負担の小さい刈り込みにより剪定できるものを考えています。

その候補のひとつが(イヌ)マキです。
マキは既に生垣としてあり、年2回(春&秋)刈り込みにより剪定を行っています。

延長がある割には手間がかからず、剪定により畑のマルチ材(枝葉)が大量に得られるのも良いと思っています。

ところで、このマキ垣の剪定は10月下旬に行ったのですが、そのとき女木(雌雄異株)に果実がついているのを見つけました。

下写真のとおり緑と赤の団子状になっていて、緑色のほうが種子になります(右はハナミズキの果実)。

これを播いておけば来春に発芽し、いずれ苗木として植樹できるかもしれません。

ちなみに、春には剪定した枝葉を使って挿し木を行ないました。
現在の状態が下写真(朱色矢印は無関係)で、枯れてはいないものの活着するか微妙なところです。

マキの挿し木は難しいような感じで、おそらく植木屋さんは実生で苗木を栽培しているのかもしれません。

と言うことで実生でもチャレンジすべく、女木の近くに落ちている種子を拾ってきました。

とりあえず育苗ポットに播種しておきます(来春発芽するようならば竹製ポットに移植するつもり)。


(奥側はハナミズキ)

今年も夏の草刈り、そして秋の剪定をなんとか乗り切り、ヤレヤレと言った今日この頃です。
あとはマキやハナミズキが発芽してくれるのを春まで寝て待つことにしましょう(^_^)

庭木の剪定(26)アオギリのずん胴切り剪定

前回、マキやモッコクを低く仕立て直しました。
ほかの庭木も剪定を進め(昨年までと同様のためブログは省略)、前庭については無事完了しました。

前庭は完了したものの、我が家には裏庭もあります・・・。
せめてもの救いは、裏庭で秋に剪定しなければならないのは下写真の大きなアオギリだけだと言うことです(これまでに伐採による萌芽更新を行ったり、剪定時期を春に分散させました)。

ちょうど紅葉していますが、アオギリの紅葉期間は短くて直ぐに葉を落とします。

以前、このアオギリは主屋(上写真で右側)と近接していたのですが、3年前の改修工事において主屋を減築して1間(1.8m)控えたことで主屋との間にスペースができ、剪定もしやすくなりました。
しかし、植木用三脚で届く高さではないため、木に登って剪定しているような状況です(安全帯着用)。

また、このアオギリは1本の太い幹が直立する樹形をしていますが、3年ほど前、幹の途中から胴吹きし、そのままにしておいたところ大きくなってきました(下写真で朱色矢印)。


(壁塗り時に撮影したもので、室内側から撮影)

この胴吹き枝を生かし、幹のほうを思い切って低く切り詰めることができれば、剪定時に高いところに登る必要もなくなります。
しかし、ずん胴切り(下枝がない状態で幹を切る)に近い剪定になり、木に大きな負担を掛けてしまいます。

ところで、アオギリと言えば、広島で被爆したにも関わらず翌春に芽吹き、現在も生育していると言う「被爆アオギリ」が思い浮びます。
アオギリは原爆にも耐えられるほど生命力の強い木なのでしょう。
その生命力の強さに期待し、思い切って、ずん胴切り(に近い)剪定を行なうことにします。

主屋やほかの庭木が近接しているため、先に枝を切り落としておきます。

胴吹き枝の直上をチェーンソーで切り込んで伐倒。

切り口の年輪を数えてみます。

年輪が詰まっていて数えにくいですが90年はあるようです。
ひょっとすると主屋(1911年築、107年)を建てたときに植樹したものなのかも?
しかし、こんなに近接しては植えないでしょうから、主屋よりも古いのかもしれません。

いずれにしても長い年月をかけて成長してきたものですから、伐ったものも大切に使わねばなりません。
幹は薪や丸太椅子にするため玉切り(DIY製材には太過ぎました)。

葉は畑のマルチ材とし、枝は焚き付け材とします。

ちなみに、アオギリの樹皮は上写真のとおり緑色をしています(枝でも光合成)。
樹皮が青く、葉っぱがキリの葉に似ているため、アオ+ギリと名付けられたのでしょうね(キリとアオギリは別物)。