月別アーカイブ: 2021年10月

刈払機のエアフィルターを自作・交換

先般、ヤフオクで入手したUSEDの充電式クリーナを分解・掃除しました。

分解方法がわかったついでに、ブログには書いていませんが、従来使っているもの(同一機種)も同様に分解・掃除しました。
その際、エアフィルター(下写真で朱色矢印)の劣化が気になりました。

こうしたエアフィルターも、マキタ社のクリーナーのため電動工具の部品と同様に取り寄せられます。
取り寄せて新品に交換するつもりだったのですが、価格が1枚約250円で、3枚必要になるため1,000円弱。
管理費や輸送費を考えれば良心的な価格設定だと思うものの、DIYerとしては、たかがスポンジ(ウレタンフォーム)の小片を1,000円で買うのは恥です!

と言うことで、MonotaROでバイク用の汎用エアフィルターを購入しました。

サイズは400mm×250mm×t10mmで、価格が400円弱です。
送料や手間を考えれば、マキタ純正部品を買うのが吉かも!?

さて、購入した汎用エアフィルターは1枚のシートのため、それから切り出す必要があります。
そこで、既存のものをもとに型紙を作ります。

型紙にあわせて切り出せばクリーナー用エアフィルターの完成です。

エアフィルターは別形状のものもあるため、それも同様にして作ります。

実はエアフィルターはもう1種類あり、それは下写真で朱色矢印で示す箇所(配線を通す切り込み)に使われています。
このエアフィルターは普通のものとは少し違うことと、価格も20円程度と超良心的な価格だったためメーカーから取り寄せました(指で掴んでいるもの)。

取り付け。

このような細かいところにまでフィルターを設置するなど細心の対策が講じられていても、埃はクリーナ内に侵入して埃まるけになってしまうとは、恐るべし埃。

そして、自作のエアフィルター(下写真で朱色矢印)も取り付けて完了です!

ところで、MonotaROで汎用エアフィルターを購入する際、商品レビューを見たところ「刈払機のメンテナンスに使っている」と書き込みがありました(MonotaROの商品レビューは結構参考になります)。
確かに、刈払機のエアフィルターもスポンジで厚さが10cm程度のものが使われています(下写真で朱色矢印)。

と言うことで、この機会に刈払機のエアフィルターも交換することにします。

ちなみに、この刈払機は亡き父が使っていたもので(農業用のプロ仕様)、私が使うようになったときに、ひと通り点検整備しました(購入から20年近くが経つと思いますが調子良好)。
そのとき、エアフィルターが無くなっていたためメーカーから取り寄せて取り付けたのですが、かなり劣化していてヤバイ状態になっています・・・。

早速、先のシートから切り出してエアフィルターを自作します。

以前メーカーから取り寄せたときは、このスポンジの小片が1,000円ほどしたように思います(農機は電動工具に比べ、全般的に高めの価格設定・・・)。
一方、汎用エアフィルターから自作すればタダみたいなもので、これなら気軽に交換できます。

取り付けて交換完了!

残りのエアフィルターは型紙とともに光の当たらないところに保管して次の出番に備えましょう。

サイクロン集塵機の自作(13)試運転成功!

自作サイクロン集塵機を改良することにし、前回までで配管関係(インレット管&アウトレット管)が全てできました。

大きなところはできたことになり、あとは細かいところを仕上げていきます。
まずは、インレット管(VU65A)の取り付け部をシーリング(シリコンシーラントを使用)。

同様にアウトレット管(UV40A)の取り付け部もシーリング。

サイクロン装置の底板とダストボックスの蓋とをビス留めしたうえ、両者間をシーリング。

上写真のようにダストボックスの蓋はサイクロン装置とともに取り外す形になります。

今回サイクロン装置を取り外した機会にダストボックス側からサイクロン装置(カラーコーン)の内側を覗いてみます。

インレット管とアウトレット管の配置がよく分かります。
たったこれだけで粉塵を分離回収できるとはスゴイものです。

スゴイとは言え、粉塵の回収率は100%ではなく、特に微細な粉状のものが捕捉されにくくサイクロン装置(集塵機)から排出されてしまいます。
そのままではガレージ内に粉塵が飛散しまいますので、集塵機の排出口に下写真のフィルターを取り付けることに。

当初は適当な布袋でも取り付けておこうかと思っていたのですが、ガレージ内の環境や集塵機への負荷を考えてMonotaROにて高性能フィルター(汎用品)を購入、取り付けることにしました(ホースで屋外に排出するのが一番ですが、ホースの取り回しが厄介です)。

とりあえず、これで運転できる状態になりましたので、下写真のチリトリ一杯のオガ屑を吸い取ってみることにします。

木工用集塵機のパワーは凄まじく、一瞬で吸い取りました。

木工用集塵機の排出口を確認するとフィルターに少し色がついていますが、溜まっている様子はなく、つまり、ほとんどはサイクロン装置で回収されたことになります。

期待通りの集塵能力が得られて、ひと安心です(^_^)
まだ試したわけではありませんが、このパワーと回収率であれば自動カンナ(大量のおが屑が発生)をつないでも全然問題ない感じです。

とりあえずサイクロン集塵機は完成ですが、電動工具側もサイクロン集塵機につなげられえるにする必要があります。

<続きます>