サイクロン集塵機の自作(13)試運転成功!

自作サイクロン集塵機を改良することにし、前回までで配管関係(インレット管&アウトレット管)が全てできました。

大きなところはできたことになり、あとは細かいところを仕上げていきます。
まずは、インレット管(VU65A)の取り付け部をシーリング(シリコンシーラントを使用)。

同様にアウトレット管(UV40A)の取り付け部もシーリング。

サイクロン装置の底板とダストボックスの蓋とをビス留めしたうえ、両者間をシーリング。

上写真のようにダストボックスの蓋はサイクロン装置とともに取り外す形になります。

今回サイクロン装置を取り外した機会にダストボックス側からサイクロン装置(カラーコーン)の内側を覗いてみます。

インレット管とアウトレット管の配置がよく分かります。
たったこれだけで粉塵を分離回収できるとはスゴイものです。

スゴイとは言え、粉塵の回収率は100%ではなく、特に微細な粉状のものが捕捉されにくくサイクロン装置(集塵機)から排出されてしまいます。
そのままではガレージ内に粉塵が飛散しまいますので、集塵機の排出口に下写真のフィルターを取り付けることに。

当初は適当な布袋でも取り付けておこうかと思っていたのですが、ガレージ内の環境や集塵機への負荷を考えてMonotaROにて高性能フィルター(汎用品)を購入、取り付けることにしました(ホースで屋外に排出するのが一番ですが、ホースの取り回しが厄介です)。

とりあえず、これで運転できる状態になりましたので、下写真のチリトリ一杯のオガ屑を吸い取ってみることにします。

木工用集塵機のパワーは凄まじく、一瞬で吸い取りました。

木工用集塵機の排出口を確認するとフィルターに少し色がついていますが、溜まっている様子はなく、つまり、ほとんどはサイクロン装置で回収されたことになります。

期待通りの集塵能力が得られて、ひと安心です(^_^)
まだ試したわけではありませんが、このパワーと回収率であれば自動カンナ(大量のおが屑が発生)をつないでも全然問題ない感じです。

とりあえずサイクロン集塵機は完成ですが、電動工具側もサイクロン集塵機につなげられえるにする必要があります。

<続きます>

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