前回、プラボックスや照明器具などを設置しました。
早速、照明器具を点灯させたいところですが、実はまだ電気ケーブルが主屋にある分電盤につながっていません。
昨秋にケーブルを敷設した際はとりあえず屋外から屋内へ引き込んだところまでだったのです(下写真:屋根の面戸板から引き込み)。
この屋内側には近くに既存の配線がありますので、それと接続できれば楽ちんです。
外灯などの屋外配線は基本的に専用回路にする必要がありますが、「延長が短い場合に限って既存の屋内配線に接続できる」規定があったように記憶しています。
その延長を調べたところ「8m以下」とあります。
井戸ポンプまでの延長だと微妙なところですが、外灯を含めると完全にOUTなため専用回路にすることにします(手間はかかりますが、迷う必要がないため逆にスッキリします)。
分電盤から専用線を配線することにし、屋根裏から分電盤設置箇所に向けて電気ケーブル(VVF1.6×2C)を下ろします。
ここはトイレのうえになりますが、以前に換気扇(パイプファン)を設置したときに簡易的な床を張ってあるため作業しやすく、整備しておいて良かったと感じます(^_^)
いずれはゴチャゴチャしている配線を整理するつもりですので、今回のケーブルも長さに余裕を持たせてあります。
分電盤に下りてきたケーブルが下写真で朱色矢印になります。
分電盤のスペースから新たなブレーカ(分岐用)を追加できますが、既設のもので使っていないものが2個あるため、そのうちの1個を使うことにします。
ブレーカへの結線は万が一のことを考えて最後にすることにし、屋根裏の配線を進めていきます。
屋外からケーブルを引き込んであるのは下写真で朱色丸印付近になります。
ここは下屋部分になり、なんとか身体を入れられるぐらいのスペースしかありません。
それでもなんとか差込形コネクタを使ってケーブルどうしを接続できました。
ケーブルの接続箇所は容易に点検・管理できるようにしておかなければなりませんので、いずれこの下の部屋を修繕する際(昭和50年代のリフォームにより化粧合板の張りぼてなっているため昔の状態に戻す予定)、天井に点検口設けたいと思っています。
とりあえずは外灯までケーブルがつながりました。
ケーブルを分電盤のブレーカに結線する前に念のため漏電していないか確認しておくことにします。
確認方法については、電力会社からの引き込み線(3線)のうち1線は接地されていますので、それと今回敷設したケーブルとの間で絶縁抵抗値を測定して一定(0.1MΩ)以上であればOKと判断できます。
それではアンペアブレーカを入れて絶縁抵抗計で測定(要資格作業。感電等の恐れあり)。
∞のためOKです。
実は、縁石や積み石の施工に伴い水糸を張った際、ケーブルの近くに鉄棒を打ち込んだことがあり、大丈夫とは思っていたものの、こうして確認したことで安心できました。
漏電がないことを確認できたので、ケーブルをブレーカに結線したうえ全てのブレーカをON!
屋外に移動し、プラボックス内のタイムスイッチもON。
自動点滅器については太陽に反応してOFFになっているはずです。
そこで、黒いビニール袋(下写真で朱色矢印。自動点滅器の付属品)を被せて強制的にONにします。
ビニール袋を被せてしばらくすると照明器具の電球が点灯!
ビニール袋を外せば消灯もします。
タイムスイッチについても適当な時刻に設定すると、そのとおりに動作して問題ありません。
とりあえず電気工事は完了しましたので、照明器具のグローブを被せて日没を待ちます。
そして夕方、周囲が薄暗くなると自動点灯しました!
近くに街灯(防犯灯)があるのですが、それよりも5分ほど早く点灯しました。
自動点滅器が新しいので感度が良いのかもしれません。
電球は付属品の60W形(クリプトン電球)から40W形(LED電球。440lm)のものに取り替えてありますが、想像以上に明るいです。
もう少し暗くても十分な感じで、将来もう1箇所設置するのであれば20〜30W形を2箇所にするのが良さそうです。
上写真で門柱の前に置いてあるハボタンの出来が今年はイマイチなのですが、照明のおかげで映えるように感じます(^_^)