前回、棟上げし、屋根の野地板を下写真のところまで張ることができました。
不足分(半坪)の野地板をホームセンターで購入してきましたので、それを張ります。
次に、この上に防水用のアスファルトルーフィングを張ります。
アスファルトルーフィングは5年前の主屋(古民家)の改修工事で余ったものがありますので、それを使うことにします。
工事で余ったものを、何か使えるだろうと置いていってもらったのですが、5年間使うことなく、かと言って一般ゴミとして処分することもできず邪魔になっていたのです。
在庫一掃!とばかり、タッカー(下写真で赤色のハンドルのもの)を使って張っていきます。
全然足りると思っていたのですが、実際に張ってみると上写真のとおり半分程度の面積分しかありませんでした・・・。
アスファルトルーフィングは20m2で4,000円もせず、ホームセンターでも買えます。
しかし、問題は1巻20m単位で買う必要があることです。
今回必要なのが4mなのに対して20mも買えば、在庫一掃どころか、当初より不良在庫を抱えてしまうことになります・・・。
切り売りしているところを探して彷徨うも見つからず、代わりに耐候性のあるブルーシートでも買おうと近くのホームセンターに行ったところ、なんと切り売りしているではありませんか!
4m分(約700円)を購入。
残りを張ります。
ガレージ側の水切りをどうしようかと思ったのですが、アスファルトルーフィングを内側に折り込んでおくことにしました。
薪は多少濡れても構いませんし、こうしておけば屋根の下地材が濡れることがないでしょう。
屋根で日陰になり、心地良い風も通るため上写真のとおりアマガエルがたくさん休んでいます(この日も酷暑です・・・)。
屋根は最終的には杉皮を葺いて仕上げたいと思っていますが、とりあえずアスファルトルーフィングを張っておけば雨漏りの心配はいらなくなるため屋根工事はとりあえずここまでとします。
ところで、薪棚自体は幅があるため転倒することはないものの、暴風等により揺れて薪が落ちるかもしれません。
そこで、薪棚の揺れ止めとして隣接するガレージ(鉄骨造)と連結しておくことにします。
連結具を角材を使って作製。
これを薪棚の柱に対してビス留めしますが、思案するのがガレージ側です。
鉄骨の胴縁に対してタッピングで留めるとしても、そのままでは外壁(トタン)の波板が潰れてしまいます。
そこで、波の高さ(9mm)と同じ厚さの板を詰めておくことにします。
そして、タッピングで胴縁(鉄骨)に対してビス留めします。
揺れ止めの取り付け完了。
ところで、上写真のとおり土台は防腐塗装により茶色になっているのに対して、柱より上は無塗装のままです。
このままでも良いのですが、オイルステン(VATON:オーク色)で塗装しておきます。
塗装すると一気に周囲と馴染みます。
これで完成かと思いきや、ガレージ側の外壁(トタン)に苔が生えているのが目に入りました・・・。
薪を積むと掃除できなくなりますので、この機会に真鍮ブラシで擦って苔を落としておきます。
そして、第3号薪棚の(暫定)完成です!